一人山行

長野県の山を中心に一人で山行した記録や感想や
その後大阪富田林に戻っての近郊の記録

2019.5.5 カトラ谷 文殊尾根

2019年05月07日 | 金剛山
こどもの日、岩湧山にも行きたいなあと思いながらもやっぱり飽きない金剛山へ登ることにする。
この日も良い天気、花が咲いている所を見ようと思い自宅をゆっくり出発。
前日カトラ谷のフデリンドウが見れなかったので見に行くことにする。
みかえり橋手前の駐車場は満杯で待機している車もあり、「今頃の時間来たってアカンでえ!」と管理人に言われる。
この連休は稼ぎ時で気が立っているとは思うのだが、普段の日曜はほとんど無人でビニール袋に500円とナンバーを書いた紙を料金箱に入れるだけの対応を受けているのでそんな言い方をせんでもなあと思いながらいつも朝早くからおられるババ谷駐車場へ向かう。
ババ谷では数台スペースが残っていて停めることが出来た。
確認したい花もあったので、引っ切り無しに車が通るバス道を10時前に千早登山口へと下る。
マス釣り場も多くの家族連れがいて、所々で竿を曲げていた。



この日も良い天気、新緑が眩しく感じる。



目当てのハンショウヅル?も咲いているのが確認出来た。



カトラ谷は台風21号の被害の影響で2017年8月以来の登りとなる。





21号の被害が凄まじかったことを感じながら足運びに注意しながら登って行く。





核心部を通り過ぎ、水場の所に来ると新しい堰堤が前方に見えて来た。



その堰堤手前でクリンソウが一株咲き始めていた。



堰堤の右岸をロープや金網を持ちながら乗り越え、右手のお花畑に登り着く。
天気が良くてすぐにお目当てのフデリンドウが咲いているのを確認することが出来た。







そして昨日見つけたツクバネソウ、チゴユリ、ウツギの花も見てとれた。







花を堪能して井戸広場に上がり、ピノプラン松本さんの出店で、小辺路撤退の時に破れた靴下の替りを買う。
松本さん曰く、元は4000円程する品物ですわ~と言っておられた。
12時20分に国見城跡へ。



お腹も空いて来ていたので広場上のスペースで荷を解いて、フライパンにホイルシートを敷いて油を注ぎ、ベーコンやポールウインナーを炒めて一旦取り出す。
そして袋麺のインスタント焼きそばの水分が飛びかけた所で玉子を落とし、先に炒めたものを載せて自分では久しぶりに手間をかけて美味しく食べることが出来た。
次回はキャベツやニンジンも用意せなアカンなあとあれこれ巡らす。
丁度、カートリッジのガスが切れたので次回から新しいものが使えるのがやれやれやなあと思う。
休憩後、1時30分のライブカメラに入る。



下りは文殊尾根へと下る。



この自撮りをした直下で8人程の人だかりがあり、何かと見れば一人レスキューシートに包まって頭にタオルを押さえられて介抱を受けておられる人がいた。
連絡を受け、転法輪寺か葛木神社におられる看護師をされている女性が手厚く介抱されていて
る。
ちょうど、千早赤阪村の消防団の方が連絡を受け一人駆けつけて来られた。
その方に男手が要るようであればと伝えると何人集まるか判らないとのことなので待機する。
その後、救急隊員の人4名が上から担架を持って下って来たのと、地元の消防団の若手4名も
来られた。
救急隊員の人への説明を伺っていると仲間5人?と文殊尾根を下っていて、木の根に躓いて前のめりに転倒しその勢いで頭を4~5cmの深い傷を負って流血したとのこと。
場所は遊歩道から15分ほど下った辺り。
怪我人は身体を少しでも動かすと痛がるので骨折している可能性もあるようで救急隊員が慎重に調べていた。
担架に乗せて運び始めるのを確認して、男手が足りそうなので最初に駆け付けて来られた消防団の方に辞することを伝え百ヶ辻へと下った。
疲れてくると自分が思っているほど足が上がっていなくて木の根や岩に躓くことがあるが、この日のことはとても他人事では無く明日は我が身と思いながら自宅に帰った。












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