一人山行

長野県の山を中心に一人で山行した記録や感想や
その後大阪富田林に戻っての近郊の記録

2010年9月11日三ツ頭登山口から権現岳へ

2010年09月14日 | 南八ケ岳
08:00           三ツ頭登山口発
08:51           延命水           0:51
10:07           ヘリポート         1:16/2:07
10:27           木戸口公園2240m   0:20/2:27
11:36           三ツ頭           1:09/3:36
12:25           権現岳山頂着      0:49/4:25
13:10           権現岳山頂発      0:45休憩
13:45           三ツ頭           0:35
14:19           木戸口公園        0:34/1:09
14:38           ヘリポート         0:19/1:28
15:19           延命水           0:41/2:09
15:48           三ツ頭登山口       0:29/2:38

前から5月に滑落した権現岳に現場を確認しなければと思っていたが、今回初めてのルートで三ツ頭登山口から登って検証することにする。

昨夜12時過ぎまでテレビを見ていて、朝、携帯の目覚ましのセットに起きることが出来ず携帯を握ったまま二度寝してしまい寝過ごす。

天気が見込まれたので遅めになったが出発、晴れ間がのぞいていたが、野辺山辺りでガスが立ち込めている中、八ケ岳高原ラインに入り小荒間の交差点を右に入って三ツ頭登山口へと向かい、2台停まっているそばに駐車をして準備する。

三ツ頭登山口から樹林帯の中でクマザサが両サイドにあって笹原のような長い斜面をだらだらと登り詰めて行くと、やがて延命水に到着。

ベンチがあり爽やかな風が吹いていたのでしばし座って休憩する。

延命水から笹スベリの標識が立つ辺りから斜度が少しきつくなるが、樹林に囲まれて全く眺望が無いので変化が無くて疲れを感じる。

高度を上げていくとやがてヘリポートに到着、ここからの眺めは素晴らしいもので清里や小淵沢の街並から甲府への街並、そして富士山と南アルプスが間近に見ることが出来た。


ヘリポートからダケカンバが目立ち始めると、やがて木戸口公園に到着するが、ここは公園の名ばかりで何も見ることも無かった。

木戸口公園から少し進んだ辺りからやっと青空の下、編笠山から権現岳への稜線が見えた。


眺めの良い所でしばし休憩していると次々単独行の人達が下ってきて、聞けば観音平から編笠山に登って権現岳経由で下ってきたとのことで、今度この周回コースをチャレンジしたいと思う。

休憩地点から前三ツ頭分岐までアザミの葉に当たるとトゲが痛いのでストックで避けたりしながら登り詰めた。
分岐からは何度も通っ
た道で三ツ頭はすぐに着き、ここからの八ケ岳の中でも好きな、素晴らしい眺めに見入った。


三ツ頭から一旦樹林帯に下り、登って行くと森林限界を超えた稜線に出て、やがて山頂直下の唯一のクサリ場へと出る。

このクサリ場上部が5月の滑落現場で、しばし当時のことを思い出してどう落ちたか検証する。


今振り返っても6mほど下の潅木に良く引っ掛かったなあと思い、改めて今後の教訓にしなければと思った。

そこから岩峰の間に剣の見える権現岳山頂は左に巻くとすぐに到着した。


しばらく登ってきた尾根を眺めて歩いてきたルートを振り返ったり、富士山や金峰山を眺めたりした。


権現岳山頂は狭い場所なので、キレットから赤岳をメインに阿弥陀岳などが良く見える岩場の上で休憩することにしてのんびり寛いだ。


休んでいると近くにいた二人が関西弁で会話しているのが聞こえてきたので、声を掛けると女性は三重から男性は奈良から来たとのこと。

南アルプスに行くつもりだったが明日天気が崩れる予報だったので、こちらへ来て青年小屋横でテント泊とのことだった。

山頂付近は風が強く少し寒いくらいだったのと1時を回ったので下山することにして往路を戻る。

もう一度滑落地点をゆっくり見ようと思ったが小学生の団体が登ってきて、クサリ場に取り付きかけたので、声を掛けて先に下り三ツ頭で水分補給。


三ツ頭から分岐を往路の甲斐小泉方面へと下っていくと5人パーティーがいたので先に行かせてもらう。


木戸口公園を経てヘリポートへと着き、ここで見晴らしの良い眺めとすっかり秋になった空模様をしばらく堪能する。


延命水経由長坂町の地名通りの長い道を登山口へと下山した。

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