一人山行

長野県の山を中心に一人で山行した記録や感想や
その後大阪富田林に戻っての近郊の記録

思い出の山行 11 鹿島槍ヶ岳

2020年05月21日 | 思い出の山行
いよいよ緊急事態自粛が大阪・京都・兵庫の一部でで解除される運びになる。
カラオケやスポーツジムなどまだ自粛要請がされない業態もあるがニュースでデパートや繁華街の様子を見て少しづつ活気が戻って経済活動が少しでも戻ればと願うばかりだ。
但し今後も引き続きマスクを着用したり3蜜を避けるような行動をとらなければと思う。

さて今回も第3弾として当ブログを始める前の2008年10月4~5日に扇沢から柏原新道を巡って冷池山荘に宿泊し、翌早朝に鹿島槍ヶ岳に登った時のことを記したいと思う。
当時を振り返って、紅葉が進む晴天の下、柏原新道が難所も無くて拍子抜けするくらいとても歩き易く稜線の種池山荘に登ることが出来、種池山荘から爺ヶ岳を経由して冷池山荘へのルートはそれこそこの世の別天地、翌日に登る双耳峰の鹿島槍ヶ岳、黒部を挟んで立山から剱岳、南方向には針ノ木岳や槍ヶ岳とどこを見ても素晴らしい景色を望むことが出来たのだった。
早朝佐久市から車で大町市を経由して扇沢の登山者用の無料駐車場に車を停めて柏原新道の入口に行く。





ここでも10台程駐車出来たが扇沢の登山者用駐車場の方が人や車の出入りが多く安心だ。
しばらくリンドウが咲いていたりする樹林帯の中を高度を上げて行く後方に針ノ木岳や蓮華岳が望めだす。





紅葉の季節の中歩を進めて行くと稜線上に種池山荘が見え出す。











天気が良かったのと紅葉に見惚れてそうしんどい思いをすることなく種池山荘に到着。
ここのベンチで一服させてもらう。







草紅葉が広がる先には爺ヶ岳への登山道がくっきり見える。





山荘から少し登り振り返ると剱岳の雄姿と前方に特徴のある鹿島槍ヶ岳が望めだす。





そして槍ヶ岳も。



しばらくして爺ヶ岳南峰に到着。



ここから2つのピークの向こうに今夜の宿、冷池山荘も見えて来る。







草紅葉を眺めながら冷池山荘に到着。







夕食まで外で陽の暮れなずむ景色を楽しんでマッタリ過ごした。
翌早朝陽が昇る前に小屋を出発し鹿島槍ヶ岳を目指す。







布引岳に着く頃には陽も登り剱岳を照らす。





昨日登った爺ヶ岳の3つのピークも良く見ることが出来る。





布引岳からガレた登りをこなすと2889mの鹿島槍ヶ岳の南峰に到着。





今思えばほんの少し先の北峰まで行けば良かったのだが、また戻って来ることを思うとここでええかと思ってのんびりすることにした。



北に延びる稜線の先の白馬岳や昨日歩いた方向を眺めて過ごす。





山荘に泊まっていた人達も随分登って来たので雑談したり写してもらったりして過ごす。



充分景色を楽しんで爺ヶ岳を眺めながら来た道を戻る。











冷池山荘からは何度も振り返って名残を惜しむ。









爺ヶ岳を登り終えると後は種池山荘へと下るだけとなる。











休憩を摂って快適な紅葉の広がる斜面を下って行く。









ほとんど雪解けしている針ノ木雪渓も望める。



しばらく高度を下げて行くと登山口に下り着く。



帰りに当時穂高駅前にあった登山用具専門店バックカントリーに寄って山道具を購入し、ギョーザの美味しい店で食事をして佐久に帰ったように思う。
天気の良い紅葉の時期に稜線の素晴らしい景色を楽しめた2日間を過ごせたことを懐かしく思う。











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