一人山行

長野県の山を中心に一人で山行した記録や感想や
その後大阪富田林に戻っての近郊の記録

11月28日バスで車坂峠へ行き浅間山に登る

2009年12月01日 | 浅間連峰
09:52       車坂峠発
11:20       草スベリ取り付き      1:28
12:13       湯の平 大休憩       0:53          
13:26       浅間山ロープ地点      0:56
13:34       前掛山登山道退散     0:08/3:25
14:16       火山館着           0:42
14:36       火山館発           0:20
15:25       浅間山荘           0:49
16:01       浅間山登山口        0:36/2:45

この日は車が使えなかったので電車行となるので、先月以来の浅間山に登ることにする。

小海線で小諸駅に行き、先月と違って乗客が3人のJRバスに乗って車坂峠まで行き、ビジターセンターに寄り、山の上では考えられないような綺麗なトイレを借りて出発準備をする。

登山口からは所々地面が出ているものの雪道となり、追いつく登山者は皆アイゼンを着けていたがつぼ足で進む。

車坂山の下りを足元に注意しながら鞍部に下り、後は登りを快調に進み、途中視界が開ける場所で少し休憩した後はトーミの頭を越え、草スベリ取り付きまで一気に登り、草スベリの登山道の状態を上から確認する。

登山道には地面が出ている場所もあるがほとんど雪がついているので6本歯の軽アイゼンを着けて下ることにする。

草スベリは今まで登りしか通ったことが無く今回初めて下ることになるが、かなりの急勾配なので慎重に足を運びスリップに注意しながら進み、丁度中ほどを通った頃から目の前に漂っていたガスが切れだし、雪で縞模様になった浅間山が目の前に望めるようになってきた。

湯の平に向けて下っていくとやがて右手に行けば火山館、左に行けばJバンドや浅間山に行く分岐に到着、木のベンチに腰掛けて大休憩をとることにして、カップ麺とオニギリを食べてしばし寛ぐ。

ガスも切れて青空がのぞいてきたので予定通り浅間山に登ることにして湯の平を進み、やがて進入禁止のロープが張ってあるが、その先までトレースがついている雪道を自己責任で入って進んで行く。

ほどなくして森林限界を超えて左手に嬬恋村が見え、その向こうに山頂はガス巻く四阿山が見えだし、後を振り返るとトーミの頭から始まりJバンドへと続く外輪山が半分位雪がついていて、枯れた草木は陽にあたると黄金色に輝いていた。

辛抱して登り詰めるとやがてロープが申し訳程度に張ってある山頂直下に到着。

そこから浅間山のお鉢にはほんの少し登れば行けるのだが、この日は噴煙が激しく出ていていくら風上とはいえとてもこれ以上近づく気になれず、ザックをそこにデポして火山ドームの側を通って前掛山に向かうことにする。

しばらく登るがふと時計を見ると下の登山口に来るバス時間が気になり、このまま前掛山まで行けば往復30分から40分はかかると判断し、とても間に合わないので今日はこれまでと決めて引き返すことにした。

ザックを回収して20cmほどの積雪の登山道を軽アイゼンを着けているので快調に下り、やがて湯の平を経て火山館に到着。

常駐しているKさんとしばらく話しをしたがバスの時間が気になる為ほどほどで失礼することにした。

火山館の傍らで1頭のカモシカがのんびり日向ぼっこをしていて何とも穏やかな時が流れていた。

前回訪れた時と同様今回も上から来たので薪を運べなかったが次回訪問する時は下から必ず持ち上がりたいと思う。

火山館から下は雪も無く快調に下り、浅間温泉も素通りして登山口までの4kmの林道を足早に3ヶ所ほどショートカットし、最後は小走りでようやくのこと4時にバス停の浅間山登山口に到着し、間に合った。

間に合わなければ先月みたいに小諸駅まで歩けば良いのだが、日が短いので暗い中を歩くのが嫌なのでやれやれだった。

バスの時間が4時11分発なのでストレッチをして一息つきバスに乗り込み、佐久平行きだが小諸で小海線に乗るので下車し、駅近くの立ち食いソバ屋で温かいきざみそばを食べて小海線に乗り、アパートへ帰った。
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