見見楽楽 ~九州ぶらり放浪記~

おむすびころころ
鹿児島を中心にあちこち出歩いております。

なびか農園 ふくろうのパン…南九州市川辺町

2009年08月06日 05時31分40秒 | 訪ねたイイ所…鹿児島編
手作りレンガ窯で天然酵母のパンを焼いている『ふくろうのパン』の工房を訪ねました。
場所は、そよ風果樹園から更に農道を進むこと2キロ。
人家が消えて少し心細くなった頃に発見。

いやぁ~、すごい風景です。
雑草が生い茂った中に廃屋が…
…と思ったのですが、生い茂ったのは雑草じゃなくハーブ。
廃屋と思ったのはパン工房。
かなりのインパクトです。

突然アポ無しで訪ねた失礼な客の第一印象は、これまたかなり失礼。
その失礼な客は、更に図々しくも工房を見せてくれと言います。
オーナーの並河真知子さんはそんな失礼なお客にも冷静に対応してくれます。

上の写真はそんな第一印象を吹き飛ばすお気に入りの一枚。
木造の古い建物に緑のハーブ、そしてバックにはアラスカ杉。
近くに小川が流れているのでしょうか?
耳を澄ますと水の流れる音が聞こえてきます。
とっても素敵な場所です。
オーナーがこの地でパンを焼くのも納得です。


耐火レンガの手作り窯。
パンを焼くのは火曜と金曜の週2回。
薪割りも並河さんが自ら行うので重労働です。
パンを焼く前日の夜から薪に火を付けて窯の温度上げ、翌日朝からパンを焼きます。
温度計も無いので温度調整は“感”に頼ると言います。

天然酵母は干しぶどうやライ麦・果物を自然培養した手作り。
小麦粉も無農薬の国内産を使用し自家製粉。(石臼がありました)
水は川辺名水百選の湧き水。
塩は天然岩塩。
砂糖は種子島産の製糖していないきび糖。
子ども達が安心して食べられるパンを…との願いが込められています。



夏には不釣合いな薪ストーブですが、年間を通してかなり使われそうな…


窯の手入れをされるオーナー。
さすがにこんな静かな場所で工房を持つ方なので不思議なオーラが出ております。


こんな看板が途中に3枚位あります。

※ふくろうのパンは、川辺道の駅『やすらぎ郷』と鹿児島市内の地球畑で販売しています。また、予約すればパン焼きの体験も出来ます。
今度はパンを焼く日に行ってみようと思います。

【なびか農園 ふくろうのパン】
南九州市川辺町神殿4543-4
0993-56-6556




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1 コメント

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むむっ (bonn1979)
2009-08-06 16:25:55
こんども
また
すごい雰囲気ですねぇ

冒頭の1枚をお借りします。
(拙ブログ第3113号)
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