見見楽楽 ~九州ぶらり放浪記~

おむすびころころ
鹿児島を中心にあちこち出歩いております。

観光特急『海幸山幸』

2010年08月31日 13時58分20秒 | 雑誌取材同行記…宮崎編
JR日南線を走る観光列車『海幸山幸』です。

車名の『海幸山幸』は、日向伝説の山幸彦と海幸彦から由来。

外観はやや地味ですが、車内は“木のおもちゃ箱”をコンセプトに飫肥杉をふんだんに使った落ち着いたモダンなインテリアが特徴。

特に美しい日南海岸線沿いを走る青島駅以南は、乗客はもちろん撮鉄(鉄道写真愛好家)にも人気が高い観光列車です。

上の写真は、撮鉄さん達イチオシの油津駅-南郷駅間。

バックに見える七ツ岩と鉄橋を渡る『海幸山幸』が最も美しいと評判の撮影ポイントです。

(手前の藪が邪魔ですが…)

しかもここを通過する際は、乗客に美しい景観を楽しんでもらう目的で徐行運転するのでしょうが、撮鉄さんにも優しい徐行運転です。




宮崎市内の大淀川を渡る海幸山幸号.
宮崎駅 - 南宮崎駅



観光バス「にちなん号」を利用できるお得な『海幸山幸観光きっぷ』もあります。

JR九州 日南線観光特急「海幸山幸」の旅のHP
http://www.jrkyushu.co.jp/tabi/umisachiyamasachi/index.jsp



撮影日:2010年8月27日・28日
Nikon D200
AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED
Nikon Ai AF VR Zoom Nikkor ED 80-400mm F4.5-5.6D



頑張ったね!宮崎

2010年08月30日 11時29分43秒 | 雑誌取材同行記…宮崎編
8月27日(金)~28日(土)、宮崎に雑誌取材で行ってきました。

折しも27日は、宮崎県が『口蹄疫終息宣言』を発表した日。

雑誌取材も“がんばれ宮崎!”をテーマに鹿児島から宮崎に出かけてもらおうと企画したもの。


上の写真は宮崎県庁。
終息宣言の翌日は土曜日でお休みという事もあってか、ひっそり静まり返ってました。



週末の金曜日と終息宣言が重なって賑わう橘通り。



宮崎一の繁華街『ニシタチ』。
口蹄疫終息宣言で安堵したのか、この夜はかなりの人出です。
畜産関係者を始め県民の誰もがどんなにこの日を待ちわびたのでしょう!
※ニヤけ顔のU編集員は鹿児島県人。



旨いね!“宮崎牛”
クラスA4の宮崎牛です。刺身で頂きました。



宮崎に行ったら必ず食べたい“地鳥のもも焼き”



チキン南蛮発祥のお店『おぐら』。



肉巻きおにぎり発祥の『にくまき本舗』。


小さな路地を入るとレアな店がいっぱい。
ココのカレー屋さんも人気店。


懐かしい“トリスバー”



人気のフルーツパーラー。
宮崎といったら、やっぱりマンゴーです。


口蹄疫問題で冷え切った今年の夏の宮崎。
各種イベントも中止になり観光客も激減したようですが、
宮崎も一生懸命頑張ってます。
自分の泊まったホテル(東横イン)も一泊4500円の低価格でした。
今なら土日でも30%オフで泊まれます。
皆さん、ぜひ宮崎に行きましょう!





まだまだ夏だけど…

2010年08月23日 11時05分55秒 | Weblog
残暑やら桜島の降灰でうんざりの鹿児島市内ですが、

ちょっと山手に入ると秋の気配です。


ここで一句


山里の

秋まで待てず

落ちる栗


駄作だな ( ̄_ ̄|||)



撮影日:2010年8月13日
Nikon D200
Ai AF Nikkor 35mm F2D


蝉時雨

2010年08月22日 23時35分44秒 | Weblog
「ジジジジジ……」

夏の暑さを増幅するようなアブラゼミの鳴き声。


『蝉時雨』


日本の夏を象徴する、美しい日本語です。



写真は、お盆に墓参りに行った際にお墓の近くの桜の木で鳴いていたアブラゼミ。

ここで一句


墓参り

母の背中に

蝉時雨






撮影日:2010年8月14日
Nikon D200
Ai AF Nikkor 35mm F2D


トイモガラ → いもがらぼっと → 日傘男子

2010年08月14日 23時55分54秒 | 美味しいモノ…鹿児島編
鹿児島の夏の野菜「トイモガラ」。

葉柄(ずいき)の事を鹿児島では「トイモガラ」と呼ぶ。

鹿児島のお盆料理には欠かせない夏の野菜だ。(だった。)

一見、里芋の葉に似ている。

長い茎を食べるのだか、包丁で切るとスポンジのようないくつもの空洞が空いている。

生で食べたり煮て食べたり…

味は無く、妙なシャリシャリ感で子どもの頃は嫌いな食べ物だった。




上の写真はこの虫食い穴から覗いた夏の空。




鹿児島弁に『いもがらぼっと』という言葉がある。

宮崎では『いもがらぼくと』というらしい。

漢字で書くと“芋柄木刀”。

見かけだけで役に立たないものの例え。

無骨な薩摩隼人に対しての例えだったのだろうか…?

芋柄がこのトイモガラの事かは不明だが

最近はこのトイモガラの姿も見なくなったなぁ~



…と、このブログを書いていると

高3の次男が隣でネットを見ながら

「最近、東京では“日傘男子”が流行ってるらしいよ」

…………

来春、東京の大学を目指している次男だが

“いもがらぼっと”や“日傘男子”にはなって欲しくない

…と思う父であった。



撮影日:2010年8月14日
Nikon D200
Ai AF Nikkor 35mm F2D


西郷どんの湯 『中島温泉旅館』 … 日置市吹上温泉

2010年08月12日 16時12分18秒 | 雑誌取材同行記…鹿児島
“猟と温泉好き”の西郷隆盛。

鹿児島県内には西郷隆盛が愛した温泉がいくつか残っています。

代表的なのが指宿の「うなぎ温泉」。

「征韓論に敗れて下鹿児島に戻り心身を癒やした」…と言われております。

ここ、吹上温泉もその泉質の良さに惚れ、幾度も訪れた場所。

山間に囲まれた吹上温泉は“猟と温泉好き”の西郷さんにとっては恰好の湯治場だったのでは…


上の写真が「西郷どんの湯」

以前は岩風呂だったのですが、裏山の崖が崩れ現在は室内風呂に改装されてます。

西郷さんの温泉好きとの話は、実は「象皮病」の治療にあちこち出かけたようです。

晩年は馬にも乗れない程で西南戦争時も駕籠を利用していたのは有名なお話。



西郷どんの湯に通じる通路。

なんか古~い、湯治場みたいでイイ雰囲気です。



今でも西郷さんが座っているような縁側。


2階への階段。

金色に輝く木が美しい。



吹上温泉入口の看板


中島温泉旅館HP
社長のブログもおススメ。


撮影日:2010年7月30日
Nikon D200
Ai AF Nikkor 35mm F2D



静寂の森『千本楠』 … 日置市吹上町

2010年08月11日 23時31分51秒 | 雑誌取材同行記…鹿児島
大汝牟遅神社近くの楠の森。

『千本楠』と名はありますが、実際は20本ほど…

「大汝牟遅命下向の際にココで楠の杖をさしたところ、
これが根づいて大木になった」
…と伝えられています。



この地を訪れた野口雨情は

『伊作八幡千本楠は 横へ横へと寝てのびる』

と詠んでいます。



巨木の根周りは10メートル以上



自然の造形美


苔の緑が美しい


静寂の森

『千本楠』
日置市吹上町中原2303‐1 


撮影日:2010年7月30日
Nikon D200
Ai AF Nikkor 35mm F2D
AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED




大汝牟遅神社(おおなむちじんじゃ) … 日置市吹上町

2010年08月10日 22時36分17秒 | 雑誌取材同行記…鹿児島
日置市吹上町宮内にある神社。

創建は不明ですが、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が高千穂峰に降りた(天孫降臨)後、しばらくココに宮居された場所と伝えられます。

また、室町時代からは島津氏の分家・伊作家の宗社として守られてきました。

特に名君『島津忠良(日新公)』の祈願成就を記念して奉納されるようになった“流鏑馬”は500年の歴史ある行事として今でも毎年11月23日に行われています。


自分も中学生の頃は、この境内で流鏑馬の時に“奉納剣道大会”に出てました。
ココを訪れるのも37年振りか…

※写真をクリックすると大汝牟遅神社の説明が出ます。



この木を触ると“おっぱい”がよく出るらしい
…女性限定…


この木を触ると病気がよくなるらしい
…男性限定…


御神木の大楠。樹齢1000年以上。

この木を触ると病気がよくなるらしい
…男女とも…

※写真をクリックすると説明が出ます。




石の子望神様(イシノコボサア)
この大石は、子授かり・安産の神様(カンサア)

※写真をクリックすると説明が出ます。



撮影日:2010年7月30日
Nikon D200
Ai AF Nikkor 35mm F2D







ホテイアオイの咲く池 … 「正円池(しょうえんのいけ)」日置市吹上町

2010年08月09日 14時16分36秒 | 訪ねたイイ所…鹿児島編
吹上浜海浜公園近くの「正円池(しょうえんのいけ)」は、ホテイアオイの群生地。

6月から7月の最盛期には、湖面いっぱいに紫色の美しい花が埋め尽くします。

平成12年には“新かごしま百景”に選ばれ、景観の名所として知られています。

…という私は、吹上町出身ですがこの池の存在は最近まで知りませんでした。




ホテイアオイは水草の一種で日本には明治時代に観賞用に持ち込まれた。

繁殖力が非常に強く、果実が水中で破裂して種子をバラまいて土中で成長。

その後、葉っぱに浮き袋を作って水面で浮上して茎を伸ばし、勢力を拡大。

なかなか面白い植物です…



対岸に観賞用の歩道が整備されてます。


正円池の面積は98,800㎡。

池というより沼みたい…

“新かごしま百景”の名所の割には整備されてないというか…

それが吹上町らしい


きれいだけど「青い悪魔」

ホテイアオイは、その繁殖力の強さから、水の流れを滞らせ、水上輸送の妨げとなり、また漁業にも影響を与えるなどで、“侵略的外来種ワースト100”に選ばれているんだとか。

見た目はきれいなんですが、今や“我がもの顔”のホテイアオイちゃん。

きれいだからと言って何でも持ち込んだ日本人の罪!?

正円池の将来は…??



撮影日:2010年7月31日
Nikon D200
AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED




『観光交流センター』  甲突川右岸にオープン

2010年08月08日 23時47分16秒 | 訪ねたイイ所…鹿児島編
鹿児島中央駅から錦江湾に真っ直ぐ伸びる、ナポリ通り沿いに8/4に完成した『観光交流センター』 とオープンテラスです。

鹿児島市役所のHPによると

「“今の鹿児島”を体感!にぎわいの交流空間“ナポリ広場”の創造」を基本コンセプトに、市民や観光客が楽しく周遊・散策できるよう…

場所は、南洲橋から下流の高麗橋まで約300メートルの甲突川右岸。

甲突川右岸には維新館や“いにしえの道”があります。

来春の九州新幹線全線開業に向けての整備事業ということです。

「桜島の降灰さえなければ良い散歩コースだけどなぁ~」

…と思っていた矢先に、直後に大量の降灰!

今年、702回の爆発か!?




灰さえ降らなければ…



丸に十の字(南洲橋の欄干)



南洲橋と維新館



観光交流センターの1階は観光案内所、2階は飲食店(今秋オープン予定)。



「ナポリ通り」 日本銀行付近から鹿児島中央駅方向



撮影日:2010年8月7日
Nikon D200
AF-S NIKKOR 50mm F/1.4G



大分の夜

2010年08月07日 22時47分31秒 | 訪ねたイイ所…大分編
大分でフグを食べてから繁華街へ…

上の写真は、ご存じ大分麦焼酎の二階堂と三楽。

後ろの丸い絵は、府内戦紙(ぱっちん)。

“ぱっちん”とは、“めんこ”の事。

ちょうど、昨日から始まった「大分七夕まつり」の主役的存在。



大分の繁華街の良いところは、県外の客も安心して飲めること。

俗にいう、“ぼったくり”が無い。

初めてのお客にはちゃんと料金の説明をしてくれます。


このママさんのお店も良心的かつリーズナブルな料金でした。

なかなかの美人ママさん。

お顔をお見せ出来ないのが残念。



いやぁ~、この娘(コ)は写真の撮りがいのある娘(コ)でした。

光量不足で発色が悪いのが残念です。

高感度撮影できるカメラが欲しい!



大分に行ったら、またこの娘(コ)を撮りに行こ♪




ホテル近くにあった『レンガ館』。

高感度撮影できるカメラが欲しい!



大分むぎ焼酎二階堂のTVCM






ついでに…

大分むぎ焼酎いいちこのCM曲「また君に恋してる♪」




ついでに…

いいちこ日田全麹 CM ♪坂本冬美





撮影日:2010年7月26日
Nikon D200
Ai AF Nikkor 35mm F2D



フグですよ~♪ とり天です!

2010年08月04日 10時38分25秒 | 美味しいモノ…大分編
大分で“美味しいモノ”と云えば…

フグ・関さば・関アジ・とり天(からあげ)・とり飯・カボス 等など

海幸・山幸の豊富な大分県です。



一人1万円也のふぐコースです。人生3度目のフグ刺しです。

フグ刺しの特徴は、透ける程美しい切り身。

ただ私にはフグとカワハギを食べ比べてもわからん


ところでフグの“胆”を食べられるのは大分だけだとか…

食品衛生法とか県の条例とか色々あるんでしょうが、よく解かりません。

猛毒を持つというフグの胆の味は、クリーミーで濃厚な味!

食べてから既に10日経ったので、“当たり”は無いようです!

でもこれ、痛風持ちは避けたほうがよろしいかと…


大分に行ったら食べたいと思っていた“とり天”。

朝からとり天を求めて駅前を歩いたけど、さすがに朝からどこもやっていない…

…ということで、大分駅でとり天弁当を購入。

隣は別府のしらす弁当。


なんだか…お昼もとり天。『天まで上がれ』


大分の郷土料理が食べれる「天まで上がれ」。

古い酒蔵の柱や梁を再利用したお店です。


大分市内でとり天が美味しいと評判の「あんとれ」。

今回は食べれず残念!