見見楽楽 ~九州ぶらり放浪記~

おむすびころころ
鹿児島を中心にあちこち出歩いております。

下弦の月

2012年03月27日 23時57分16秒 | 愛用のカメラ
叔父からの遺品レンズの試し撮り第2弾です。

超望遠レンズの「Reflex Nikkor 1000mm F11」

発売は1978年。

難しい事は解らないけど反射鏡レンズ。

1,000mmにしては1.9Kgと軽量ですが、これくらい長い焦点距離だとブレ対策が必至。

がっちりとした三脚とレリーズ。

それでもブレるのでミラーアップして撮りました。

夜9時くらいに家の前の道路に三脚を立てて撮っていると通りすがりの人が怪訝そうに通り過ぎます。

我が家の周りは住宅地でマンションも多く、どうみても怪しいです。

まぁ、そんなことを気にしながら撮っていると…

お隣のご主人が出て来て、

「昨日の夜が良かったのにねぇ~」

「金星・月・木星 縦に真っすぐ並んで見えたよネ」

「今日はだいぶずれてますね」

「次は5月の金環日食だね」

「日食は撮るのは難しそう」

なんて話をしながら50枚程撮影しておしまい。

早速、PCに落とし込んで画像を開いてみると…

おっ、意外に撮れてるじゃん。

お月様のクレーターもしっかり写っている。

これが満月なら月の海まで撮れるかも…

なんて、自己満足な夜でした。

ちなみに上の写真は思いっきりトリミングして圧縮。

さすがに解像度は落ちます。

下がトリミング前の写真です。




撮影日:2012年3月27日
◆Nikon D700
★Reflex Nikkor 1000mm F11






伝説のレンズ『ノクト・ニッコール』で夜の13番倉庫

2012年03月25日 23時47分39秒 | 愛用のカメラ
35年前も前に設計された伝説のレンズ「Ai Noct-Nikkor 58mm F1.2S」は発売当時15万円もした高級レンズ。

今でも程度の良いモノはその倍近くの値がつくほどの名玉であります。

本来はド素人の私などが買えるような(使えるような)レンズではないのですが、

叔父の遺品と云う事で有り難く頂戴したわけであります。


このノクト・ニッコールは、星空撮影や夜景撮影を目的につくられたものらしい。(ニコンのHPから)

また、名前の由来もNocturne(夜想曲)からその名をとったといわれる、ニコン渾身の名玉です。

そんな伝説のレンズで古い建築物を撮ろうと夜9時過ぎてから北埠頭近くの倉庫街へ行ってきました。

港近くのここ一帯は、以前は石造りや煉瓦造りの倉庫がたくさん建っていたのでしょうが、

いまではココだけ。

しかも倉庫としての役割を終えて現在はふとん屋さんになっています。

歴史を売り物にしている鹿児島ですが、意外と歴史を大切にしていない。

石橋もしかり…、残念なことです。


さて、肝心のレンズの写りですが、

とても35年前のレンズとは思えない素晴らしい写りです。

F値が1.2という明るいレンズなのでちょっと絞ってやると切れのよいカリッとした画が撮れます。

ただ、マニュアルフォーカスなのでピントの山が掴み辛い。

ボケを強調したい開放での撮影はかなりの難しいです。

ライブビュー撮影でピントを出さないとファイダーだけではなかなか…。

こんな難しいレンズを使っていた昔の人は凄いなぁ~とつくづく感じます。

それにこんなレンズを造ったニコンの技術者は凄い。

最近、ニコンから出た3630万画素の『D800』で撮ったらイイだろうなぁ~

“豚に真珠”

“ド素人にノクトニッコール”

う~ん、道は険しいな!






ついでに城山から鹿児島の夜景。



撮影日:2012年3月25日
◆Nikon D700
★Ai Noct-Nikkor 58mm F1.2S








遺品のカメラ

2012年03月02日 17時09分39秒 | 愛用のカメラ
伊豆に住む叔父が亡くなりました。

享年74歳。

美術教師であった叔父はカメラマニア。

(20年間に南ヨーロッパを旅した時の写真集を自費出版しています)。

遺品整理をしていたら愛用のカメラやレンズが見つかりました。


★カメラ Nikon F2

★AI ED Nikkor 300mm F2.8

★Reflex Nikkor 1000mm F11

★シュナイダー/コンポノンS/80mm/f4

★Ai Noct-Nikkor 58mm F1.2S

★エル・ニッコール63mm F2.8N

その多単焦点レンズ数本。

フイルムカメラ全盛期のNikonを象徴する“F2”。

一般発売されていない初期の“夢のサンニッパ”。

ノクトニッコール(夜景専用レンズ)。

素人には使い方も解らない引き伸ばしレンズ。

1970代に買ったと思われるカメラとレンズで

デジタルカメラ、オートフォーカスレンズ全盛期の今ではほとんど使われないモノばかりですが、

発売当時はかなりの金額だったのでしょう。

ただ、最近はあまり使った様子がなくてレンズにはカビが生えていましが、

身内に写真に興味のある者が他に居なかったので自分が遺品として譲り受けました。

叔父の遺品のカメラ、大事に使います。


カメラ&レンズ

2007年10月09日 22時55分33秒 | 愛用のカメラ
【カメラ】

◆Nikon D700

◆Nikon D200

◆OLYMPUS OM-D E-M5


【レンズ】

◆Nikon Ai AF Nikkor 35mm F2D

◆Nikon AF-S NIKKOR 50mm F/1.4G

◆Nikon AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED (マクロ)

◆Nikon Ai AF VR Zoom Nikkor ED 80-400mm F4.5-5.6D

◆TOKINA AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4

◆TOKINA AT-X M100 PRO D 100mm F2.8 (マクロ)

◆SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM

◆Panasonic LUMIX G 20mm/F1.7

◆OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8