Ali'i Drive Breeze

The Big Island
ハワイ島で体験した思い出を写真とともに綴る旅日記

1枚のCDとUKULELEと、ささやかな夢

2008年08月27日 | HOLO HOLO

ハワイ島から帰ってきた後、
旅行ビデオを編集し、BGMをつけようと、
ショップでハワイアンのCDを色々と探している時に見つけた一枚です。
『MELE HULA ~BEST COLLECTION』
Victor
VICP-62876



数あるハワイ音楽のCDの中で、
「ハワイ島発・・・」と、わざわざ銘打たれたアルバム。
見つけた瞬間、「これは絶対に買わなければ!!」と、購入しました。

MELE FULA(メレ・フラ)とは、
「フラを踊るための音楽」を意味しています。
「MELE FULA」 「MELE FULA 2」 「MELE FULA 3」と、
3枚のCDが発売されていますが、
この~BEST COLLECTIONは、その中から20曲を厳選。
しかし、フラ・ダンスに特化したアルバムではなく、
むしろ踊るには手ごわい内容を持っていると、ライナー・ノートにあります。
そして、このアルバムは、
ハワイ島の新旧ミュージシャンが、
ハワイ島のスタジオで録音したもので、
商業主義に影響されたオアフ島と違った
「素朴なハワイ島発」の音楽を実現した珠玉のアルバムとのこと。

実際に聴いてみると、
ウクレレやギターの音色、打楽器のリズムが心地よく心に響いてきて、
古き良き時代のハワイが目に浮かぶような素晴らしい曲の数々でした。

しかも、ブックレットに載せられているカズエ・クレバヤシさんの写真が、
とっても素敵です。
1曲ごとに添えられた写真は、
どれも大きな額縁に入れて壁に飾っておきたくなるようなものばかり。

さらに、このブックレットには歌詞だけでなく、
ウクレレ用のコード・ネームが付けられていたのです。
それも、なるべく簡単に弾けるコードが。

ブックレットを見ながら、アルバムを繰り返し聴いているうちに、
自分でも何曲か弾いてみたいと、次第に思うようになりました。
そして・・・・・・、

『コナの海に沈みゆく夕日。
 そのオレンジ色の光に染められたラナイで、
 デッキチェアーに腰を降ろし、
 打ち寄せる波の音を聞きながら、ウクレレを弾いている自分。
 すると、沖にはクジラのシルエットが・・・。』


そんな情景が頭に浮かんだ次の日、
ついにウクレレを買ってしまいました。

              

というわけで、今年の春からウクレレの練習開始。
まったくの素人ですから、始めはコードを押さえる指もままなりません。
演奏と呼ぶには程遠く、ただ音を鳴らしているだけの状態が続いていたのですが、
最近では、多少指の動きも慣れて曲らしく弾くことが出来るようになりました。
そうなると、ウクレレ自体にも愛着がわき、
このウクレレを持って、ハワイ島に行きたいと思うようになってきました。

コナの夕日を眺めながら、ラナイでウクレレを弾いて過ごす。
そのささやかな夢に向かって、今日もウクレレの練習です。

Aloha nui loa.


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