NHKBSプレミアムで放送していた
『長谷川潤 ハワイを踊る』全8回が、10月26日の放送で終了してしまいました。
単に踊りを習うのではなく、
フラ・カヒコを通じてハワイの神話、歴史、文化、儀式、心まで学ぶ。
回を追うごとにディープになっていく内容で、
日ごとに潤ちゃんの表情が変わり、目つきが真剣になっていくのが分かりました。
最終回は、もちろんナラニ先生に教わったフラ・カヒコの披露。
その前に訪れたのは、雪の女神ポリアフの神話の地、マウナ・ケアでした。
標高4205メートルの山の上は、本当に別世界で、
訪れた誰もが言葉をなくすほど。
ぼく自身、2度訪れたことがありますが、生涯忘れられない思い出の場所です。
余談ですが、番組内のマウナ・ケア遠景と空撮映像は、
2001年4月12日にNHK-BS2で放送された
「BSスペシャル ハワイトレッキング紀行 宇宙にいちばん近い島~ハワイ島~」
(出演:とよた真帆)と同じものでした。(笑)
仕上げは、ナラニ先生の前でカヒコを踊って見せた潤ちゃん。
その緊張感は、テレビの画面からも伝わってきました。
結局、アミエハは最後まで出来なかったみたいだけど、
それでもKualoloa Kea'au I Ka Naheleheleを踊りきった潤ちゃん。
翌日には、ハレマウマウ火口にかかる虹まで見ることができ、
感無量の様子でした。
番組が終わってしまって、なんだかさびしい気がしています。
kauluwehi | |
長谷川潤の初フォトエッセイ。 「ハワイ島に住んでいた頃は、当たり前だと思っていた景色。 でも今は、すべてが愛おしく輝いて見えます。 こんなにも地球が生きていることを間近に感じる場所は、そうないんじゃないかな。 美しくて力強くて神秘的な、"ビッグアイランド"ハワイ島。 ここで育ったことは、私の誇りです。」 ----長谷川潤 |
|
幻冬舎(2008/2/25) |