Ali'i Drive Breeze

The Big Island
ハワイ島で体験した思い出を写真とともに綴る旅日記

『長谷川潤 ハワイを踊る』第5回月の女神ヒナ・・・見た

2012年10月09日 | HOLO HOLO

録画しておいた『長谷川潤 ハワイを踊る』第5回・月の女神ヒナを、見ました。

まず、訪れたのはワイルク川の中流域にあるレインボー滝。
滝の洞窟に暮らしていた月の女神ヒナの神話が語られました。

虹を渡って月へと登ったヒナは、今も月でカパをたたいているという。
月が昔のハワイの暮らしにとって、とても大切だったことがうかがえます。
ハワイ語で、マヒナと呼ばれる月は、女神ヒナが司っているそうです。


さて、ナラニ先生に教わるカヒコも、
いよいよ振り付けの最終段階。

Ho‘opuka (ホオプカ)は、ケアアウやプナを焼き海まで到達した溶岩を表現。
‘Ami(アミ)は、火山から流れ出た溶岩の筋であり、カヌーが水を進んでいる様も表現していて、
2重の意味をもっているのだそうだ。

潤ちゃんが苦労していたアミ・ダウンは、カヌーが海と一体化することを表しているのだそうだ。

「私の中で、ハワイ島の記憶とフラが重なっていく。」と潤ちゃん。
フラを踊るということは、ハワイの記憶を語り伝えることなのだということが、

伝わってきました。


続いて潤ちゃんが訪れたのは、ハワイ島で一番長い川、ワイルク川の河口に架かる橋、
ケアヴェ・ワイルク・ブリッジ



そこから上流を見ると、伝説のマウイ・カヌーと呼ばれる岩が望めます。
 

この場所で、ヒナにまつわるもう一つの神話、ヒナとワイルクを紹介。

さらに、今回はクハオ・ゼーンからレイの作り方を教わっていました。
レイは必ず、自分で作らなければならないのだそう。
魔よけのTi(ティ)の葉と、ハワイ固有のシダPala‘a(パラアー)で、
レイを作りながら、ハワイ伝統の文化を感じ取る潤ちゃん。
「手作りだからこそ、その人のマナが宿る。」

「自然の恵みをもらうのではなく、借りる。」
「自然と共存して生きる。フラは、人と自然を繋ぐ役目があるのかもしれない。」

なるほど・・・。


次回、
『長谷川潤 ハワイを踊る』第6回はアカカ滝。
10月12日(金)午前0時~0時30分放送

いよいよシリーズも佳境。楽しみです。

 

ハワイの神話―モオレロ・カヒコ

ハワイの神話には、フラを踊るうえで、知っておきたいストーリーがたくさんあります。
その代表的なお話を素敵なイラストと共にまとめた一冊。

新井 朋子

文踊社 (2009/5/15刊)

ハワイとフラの歴史物語―踊る東大助教授が教えてくれた (素敵なフラスタイル選書)
矢口 祐人
イカロス出版(2005/6/25刊)






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