２０１９年６月下旬
今回のハワイ島旅行は、なんとなくヒロ２泊、コナ７泊程度を予定していたが、
コナのコンドミニアム７泊を、Full Paymentであっさり確定してしまった上に、
出発まで９０日を切っていたため、諸々の予約・手続きを一気に進めざるを得なくなってしまった。
【ヒロのホテル予約】
「ねぇ、ヒロに泊まるホテルは、ここにしない？課長がよく泊まってるんだって。」
妻が早速、会社の上司お薦めのホテルを訊いてきたらしい。
なんでも、課長ご夫妻もハワイ島に何度となく訪れていて、このホテルは定宿だそうだ。
ぼくとしては以前泊まったDolfin Bay Hotelを宿泊先の候補にしていたのだが、
お薦めのホテルはバニヤン通りの近くにあり、ヒロ側での行動の起点とするには便利そうだ。
「良さそうだね。周囲にレストランもあるし、夕食も歩いて行けそうだね。」
「そうそう。ケンズ・パンケーキも歩いて行けるって、課長が言ってた。」と、
妻はKen's House of Pancakeを略して言う。
「うん。このホテルで、いいんじゃない？それじゃ、直接予約してみようか。空いてるといいけど。」
というわけで、Hilo Seaside HotelのＨＰを検索。
幸い、ツインベッドは確定だが、部屋はお任せの格安プランで予約できた。
（実際に宿泊した際、外の景色は見られない部屋だったが、なんら不満はなかった。）
【航空券の予約】
予約する順番が逆かもしれないが、
宿泊先の確保ができたところで、続いて航空券の予約を！
自宅から空港までの距離を考えると、
羽田発のハワイアン航空という選択肢もぼくの中にはあったのだが、
料金とフライト中の快適さを天秤にかけ、ネット上での口コミを見た妻が下した決断は、
JALの成田発ハワイ島直行便だった。
「もともとJMB会員だし、それでいいか。」
座席指定で、往復のeチケットを予約した。
2019ハワイ島旅行：予告編動画UPしてみました
【パスポート申請】
前回取得した５年有効のパスポートはとっくに失効していたので、
改めて申請することに。
申請書はダウンロードして、事前にＰＣで入力し、プリントアウトして用意しておいた。
あとは平日に休みを取り、
電車で３０分のところにあるパスポートセンターへ行き、午前中に申請を済ませ、
午後は映画でも観た後、お酒でも飲みに行こうかなどと気楽に予定していた。
ところが、これが大誤算。
我が家の最寄りの駅に区役所の出張所があるので、
そこでパスポート申請に必要な住民票などを手に入れてから電車に乗ればいいと思っていたら、
戸籍謄本は、本籍地の役所で申請しなければならないと言われた。
本籍地は、電車で４０分離れたＹ市。パスポートセンターとは全く違う方向だ。
「しまったぁ！」
たしか、前回のパスポート申請時も同様だった記憶がある。
日を改めようかとも一瞬考えたが、わざわざ平日に休んでいる以上、
何としても今日中に申請を済ませたい。
「え？今から行くの？」
「もちろん、行かなきゃ申請できないでしょ！」
予定が崩れたことで、早くもテンションがダダ下がりの妻の背中を押し、
駅の改札へ。
というわけで、パスポートセンターに向かう前に、
新婚当初暮らした懐かしいＹ市まで電車を乗り継ぎ迂回することに。
「ハワイから帰ってきたら、改めて本籍地を移そうか？」
「そうだね。そうしておいた方がいいよね・・・て、前もそう言ったよね？」
「あ、そうだった！」
前回の失敗をすっかり忘れていたぼくたちは、電車内でデジャヴのように同じ会話を繰りかえす。
「なんだか、懐かしいね。」
「あそこに靴屋さんて、あった？」
「あったよ。昔から」
「でも、あの先に、あんな大きいイトーヨーカドーがあったっけ？」
「できたんだよ。ぼくらが引っ越した後に。・・・あ！この会話もそっくりそのまま、前にしたよ。」
「そうだった？！」
駅から市役所に向かう懐かしい道を歩きながら、
そこでも十数年前とまったく同じ会話を繰り返していることに落胆。
「ふたりとも全然成長していないなぁ・・・。」
遥か昔に婚姻届を出した市役所で戸籍謄本を手に入れたところで、
再び駅まで戻り、電車を乗り継ぎ、ようやくパスポートの申請へと向かった。
パスポートセンターに着くまでは、予定外の時間が掛かったものの、
申請自体はあっさりと済んだ。
ただ、戸籍謄本は必要だったが、当県では住民票は必要ないからと窓口で返されてしまった。
出張所で払ったお金は、無駄な出費だった。(**;)
2019年７月
【レンタカーの予約】
６月中にパスポートも受け取り、
「あとはレンタカーだね。どうするの？」と、問いかけてきた妻。
「これまで、dollarだったから今回もそうしようかなって思ってるんだけど。」
「でも、口コミ見たら心配になってきちゃった。ほかのに変えない？」
妻の言う口コミに見られるトラブルは、概ねありがちで、こちらがちゃんとチェックすれば、
回避できるという気もした。
ただ、前回クルマを借りた際、
何故かＣＤの差込口から蟻が大量に出てくるという想定外のハプニングに見舞われた。
たまたま自分たちですぐに対処できたからクレームはしなかったのだが、
ビックリしたことを妻は覚えていて、あまりに不安そうなので、
今回初めてHertzで借りることにした。
まずは、無料のGold Plus Rewardsに入会し、会員登録した。
（このことが、現地でクルマを借りる際、とても助かった。）
その上で、クルマのレンタル予約を入れることに。
車種は、dollarで借りていた時はコンパクト４ドアだったのだが、
今回のドライブではかなりの悪路を走行することも予定しているので、
思い切ってSUVを借りることにした。
コンパクトカーの倍の料金になるが、色々なキャンペーンが重なっていて、
本来よりかなり安い料金の見積もりで予約が入れられた。
支払いは、返却後に会員登録してあるクレジットカードで、現地通貨での決済としておいた。
2019年８月
【国際免許証】
念のため国際免許証も取得しておくことに。
近くの警察署に出向き申請。
ハワイは日本の免許証だけで運転できるため、必要ないかとも考えたけれど、
都合10日間運転するので、万が一に備え用意することに。
（実際のところ、これまでも、今回も、必要になる場面はなかった。）
だが、悩んだあげく申請期日がほぼギリギリだったため、
出来上がった免許証を受け取ったのは、出発４日前だった。
【ESTA申請】
いよいよ月末にはハワイ島旅行に出発。
その前にやっておくべき最後の手続きは、ESTA。
ということで、某日ＰＣを立ち上げ、日本語表記のサイトで申請することに。
「ええ？お金取るの？」
妻がたちまち不満の声をあげる。
前回の旅行時にも申請したが、まだ無料だった。
「いつから有料になったのよ？」と、なおも不満そうな妻の質問に答えるべく検索すると、
どうやら我々が前回の旅行から帰って来た直後くらいから、すでに有料になっていたようだ。
納得しかねている妻の横で、申請用の画面に、まずはぼくに関する必要事項を入力していく。
何度かやり直しながらも、なんとか全項目を入力し確認したうえで、申請ボタンをクリック。
すぐに『申請中』のメールが届き、あとは認可のメールが届くのを待つだけだ。
・・・のはずだった。
続いて、妻の申請をはじめると、とある項目で手が止まった。
それは、職業欄。
妻は、会社員を英語でどう書けばいいのか検索し始めた。
ぼくはといえば、
「？？？」
自分の職業欄を入力した記憶がない。
「あれ？なんでだ？」
しかし、申請前なら何度でも修正できるが、一度申請ボタンをクリックした以上、もう後の祭り。
一気に不安な気持ちに蝕まれる。
「もしかして、一度も仕事に就いたことがないという申告になっているのかも。」
つまり、こどもや学生なら仕事に就いたことはないという申告で良いが、
いいおとなが、この年齢まで一度も仕事をしたことがないとしたなら、あきらかに虚偽の申告になるし、
「働かずに生きていけるなんて、どんな身分の男なんだ、こいつは！？」と、
自分が審査員なら、ツッコミを入れるところだ。
「どうしよう？」年甲斐もなく動揺してしまった。
どうやら認可されなければ、もう一度有料で申請し直すしか方法はなさそうだ。
結局妻は、職業欄にEmployeeと入力し申請。
認可のメールが届くのを一日千秋くらいの思いで待っていたら、
拍子抜けするぐらいあっさりと、２時間後にはふたりとも認可されていた。
職業欄の入力が正しくなされていたのかは、謎のままだが・・・。
さて、あとは荷造りして当日を迎えるだけ。
９泊１１日。
８回目のハワイ島旅行が、いよいよ始まります！！
Mahalo nui loa!
