Ali'i Drive Breeze

The Big Island
ハワイ島で体験した思い出を写真とともに綴る旅日記

UCCコーヒー焙煎体験

2007年05月26日 | 南コナ地区

いつも、コナ・コーヒーを買っているUCCコーヒー・ファクトリー&アウトレットで、
コーヒーの焙煎体験をしてみることにしました。
「明日の午後3時にお願いします。」と、一旦予約を入れた後で、
私たちの事情で都合が悪くなり、
時間変更できるか改めて問い合わせたところ、
快く変更に応じてくれ、スタート時間を20分繰り上げてくれました。



当日。
スタート時間の10分前に到着。
焙煎体験の料金を払い、店内でコーヒーを試飲しながら待っていると、私たち夫婦の番に。

担当の男性は、大阪出身というチアキさん。
まずは、焙煎体験の概略を説明してくれました。
そして、焙煎後の袋に貼るラベルに自分たちの写真を入れるため、
お店の外でツーショットを撮影。

次に、焙煎手順の説明。
要約すると、
①豆を焙煎釜に入れる。
②10分程焙煎する。
③パチパチと音がし始めたら、豆の焙煎具合を見る。
④程よいところで釜から豆を取り出す。
⑤豆を冷ます。
⑥ラベルを貼って、袋詰め。

特に難しいことは無さそうです。

以上の説明を受けて、いよいよ焙煎体験スタート。
先ずはです。
最初に私から。



焙煎釜の温度は、200度。
傍に立っただけで、かなり熱気を感じます。



豆の入った容器をチアキさんから受け取り、
火傷しないよう気をつけながら、焙煎釜の中に豆を流し込みました。

続いて妻が豆を受け取ります。
焙煎釜の前に立ち、容器に入ったコーヒー豆を同様に・・・????
と、ここで信じられない光景が!!!
「ええっ?!」と、驚く私。
「奥さん、奥さん!!ち、違いますよ!!」
血相を変え、大慌てで妻の手を止めるチアキさん。
なんと妻は、コーヒー豆を焙煎釜の中ではなく
焙煎後の豆を冷ます為の枡形の笊に移し変えようとしたのです。
しかも、私が焙煎釜に流し込むを見ていたにもかかわらず。

天然ボケとはいえ、
あまりに突拍子もない妻の行動に、チアキさんも、
「いろんな人に教えてきましたが、こういうケースは初めてですよ。」
と、苦笑しきりです。
妻は、真っ赤な顔をして照れ笑い。
私は、妻のあまりの天然ぶりに呆れ顔。



気を取り直して、改めて妻が焙煎釜の中にコーヒー豆を流し入れます。
無事に流し込めたところで、チアキさんも私も一安心。
まさか、たったこれだけのことで、こんなにドキドキするとは思いませんでした。

続いて



時々、柄の長い木製の匙を差し入れ、コーヒー豆を掬い出しては色をチェック。
10分まではじっくりと色が変わっていくのですが、
それを過ぎるとあっという間に焼け焦げてしまうので、その見極めがポイントとのこと。

いよいよ
チアキさんの説明通り、10分ぐらいでパチパチと釜の中で音がし始めました。
豆の水分が高熱で弾けているのだそうです。
ここからは時間との勝負。
小まめに焼き色をチェックします。
自分好みの褐色になったところで、チアキさんにチェックしてもらいました。
「いいでしょう。」

そして



すぐに、手袋をはめた手で取っ手を握り、
焙煎釜をひっくり返して、豆を笊に落とします。



妻も、焙煎出来たようです。
豆が出てくる瞬間、水蒸気がモクモクと立ち昇ります。

豆を移した枡形の笊を扇風機の上へ持って行き、の作業。



匙でかき回しながら豆を冷まし、余分な皮を飛ばしていきます。
ここまで、約20分で終了。
妻も私も、いい色にコーヒー豆が焙煎できました。

最後に
渡された袋に、
お店の看板前で撮った自分たちの写真入りラベルを貼ります。
自らの手で焙煎したコーヒー豆を詰めて、
私たちのオリジナル・コナ・コーヒーの完成!!



妻が①で間違えたときには、どうなることかと思いましたが、無事に終了。
トータル40分ぐらいの焙煎体験でした。

もちろん、日本に帰ってから飲んだコーヒーの味は、
思い入れもあり格別に美味しかったです。



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