Ali'i Drive Breeze

The Big Island
ハワイ島で体験した思い出を写真とともに綴る旅日記

アロハ・エンジェル・カフェ<Aloha Angel Cafe>でブランチ

2007年05月27日 | 南コナ地区

2003年3月3日


ハワイ島に到着した二日目の朝、時差ぼけで頭も体もすっきりしないものの、
朝食を食べに車でカイルア・コナへ。
妻がガイド・ブックで目星をつけていたお店に行ってみることにしました。
しかし、そのお店が見つかりません。
「場所は間違ってないよね。」
妻が差し出す地図には、確かにそのお店があるはずなのですが、
周りを見ると、それらしき建物は一軒だけ。
車を降り、近づいてみるとレストランの看板が出ています。
でも、目的のお店とは名前が違います。しかも、営業時間前。
店内は灯りさえ点いていません。
私たち以外に人気もなく、狐につままれたような気分です。
時差ぼけの頭では、明快な答えも見つけられず、
止む無く別のお店に行くことに。
(あとで分かったのですが、ガイド・ブックの情報が古く、
 同じ場所で別のレストランに変わっていたようです。)

というわけで、急遽行くことにしたお店が、
『アロハ・エンジェル・カフェ』。
寝起きにコーヒーを一杯飲んだだけの空腹をかかえ、
11号線(Kuakini Hwy.)を南へ走り、KAINALIU という小さな町に向かいました。

 (拡大できます。)

ノスタルジックな外観のALOHA THEATRE
今も映画を上映したり、ライブ演奏もしているそうです。

そのシアターに隣接(?)するALOHA ANGEL CAFE

           

テラス席へ案内されました。
テーブル席が一列に並んでいます。



遠くには海も見え、心地よく吹く風が椰子の葉を揺らしています。
時間的に、朝食と言うよりブランチになってしまいましたが、
私はベーコン入りベーグル・サンド&ジャーマンポテトを、
妻はベジタブル・ブリトーをオーダー。

私たちの後ろの席では、金髪の小さな男の子と両親が座っていました。
何でも尋ねたがる年頃なのでしょうか、男の子がしきりに、
「Daddy, Daddy・・・」と、お父さんに呼びかけてはあれこれと質問をしています。

前方の席からは、女性の笑い声が何度も聞こえてきます。
見ると、中年の男女がラブラブな雰囲気を漂わせながら座っていました。
サーファー風の日焼けした男性がジョークを言い、
その度に女性が、「Ah ha ha ・・・」と、彼の目を見つめながら笑っています。
どうやら、ふたりは出会ったばかりらしく、
昨夜は、・・・素敵な夜を過ごせたようです。

濃厚な大人の会話に、
「おい、おい、昼間から・・・」
と、私が心の中でツッコミを入れている傍らで、
空腹の妻は、
料理が運ばれてくるのを、今か今かと待ち焦がれています。

やがて、注文の品が運ばれてきました。

 (拡大できます。)

お皿に載って出てきた量は、かなりたっぷり。

妻はナイフ&フォークで切り分けるのに一苦労。
なかなか一口目を食べられません。



それでも、サルサ・ソースを付けやっとのことで口に入れると、
美味しかったのか満足げな笑顔。
味も良く、空腹だったので全部食べ切れるかと思ったのですが、
やはり私たち夫婦には分量が多くて、少し残してしまいました。

お腹を充分に満たしたところで、
ケアウホウ・ショッピング・センターへ買い出しに行くことに。
(私たちが席を立つ時も、前方の席のカップルはまだ、
 熱い視線を交わしたままでした。)


 (拡大できます。)
外に出ると、古い映写機(?)の下に、
置物のように微動だにしないネコがいました。



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