京都の闇に魅せられて(新館)

2018年・三条河原の桜 @ 京都妖怪探訪(543)





(記事中の写真はクリックで拡大します。プライバシー保護等の為、人の顔部分に修正を加えていることがあります)


 どうも、こんにちは。
 そろそろ梅の季節が終わり、桜の時期に……と言いたいところですが。
 今年の桜は足が早いというのでしょうか? 
 三月末には咲いて、この記事を書いている4月4日には散り始めた場所もあるくらいです。
 それでも、30年(2018年)春の『霊場魔所の桜』シリーズの記事を。
 その今年最初の桜の記事は、シリーズ第275回でも紹介しました「三条川原」です。
 「桜の木の下には死体が埋まっている」という言葉がありますが、京都市内の賑やかな場所のひとつでもあるここは、多くの人々の死が関わり、血なまぐさい話が遺されて、心霊スポットとしても有名な場所でもあります。
 つまり、『霊場魔所の桜』シリーズでとりあげるには相応しい場所でもあります(笑)。

 京都・三条で最も有名なスポットのひとつ、三条大橋です。





 ここは交通の便もよく、京阪電車「三条」駅京都市営地下鉄「三条京阪」駅京都市営バス「三条京阪前」停留所などもあり、交通アクセスもいい場所です。
 この場所は、東海道五十三次の西の終点となっていたことなど、古くから交通の要所として知られていた場所です。
 それ故に……古くから戦場や処刑場ともなった場所です。
 交通の要衝ということは、そこを巡って戦争が行われたりしやすいということでもあります。
 そして、多くの人々が行き交う場所であるがゆえに、処刑場ともなったのです。
 何故なら、昔の処刑といえば(現在でも一部の独裁国家で行われているようですが)、見せしめの公開処刑ですから、なるべく多くの人々の目にふれさせる必要があったからですね。
 ここで処刑されたのは、歴史上の有名人だけでも、平将門、石川五右衛門、石田光成、千利休、近藤勇、そして豊臣秀吉の甥・豊臣秀次とその一族などが思いつきます。
その他にも無数の処刑が行われたことでしょう。


 三条大橋の東詰、鴨川の東岸を歩きます。











 なお、もう5年ほど前、シリーズ第275回の時ですが。
 真夜中の三条河原の東側を歩いたことがありました。
 その時、幽霊や妖怪などには遭いませんでしたが、少し妙な写真が撮れてしまいました。














 そのままでは少しわかりにくいかもしれませんので、ペンで印をしてみます。














 もしかしてオーブとかいう奴か?
 いやいや、まさか。
こういう写真に写ってしまう発光体の多くは、空気中の塵や水滴などにフラッシュなどの光が反射したものだという話を聞いたことがありますが。
それでも、場所が場所だけに。
また『京都妖怪探訪』などと称してこうした曰く付きな場所を巡っていますと、たまに妙な写真が撮れることもありますので。
正直びびりましたよ。


 三条大橋の西詰へ移動、枝垂れ桜の前へ。





 この木の下には、『東海道中膝栗毛』の弥次さんと喜多さんの像もあり、歩みを止める人の姿も見られます。


 三条通をさらに西、木屋町通りへ。
 角倉了以が築いたという運河、高瀬川が流れます。














 高瀬川、木屋町にも桜が咲き誇っていました。



 今回はここまで。
 シリーズ次回はここから、瑞泉寺を巡ります。




*『京都妖怪探訪』シリーズまとめページ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm




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