どうも、こんにちは。
市民が普通に生活している空間内や近代的な施設の隣に、妖怪や神仏、異能者など不思議な伝説の遺るスポットが違和感なく存在していたりする。本シリーズでは、そんな現代京都の姿を何度も見てきました。
今回紹介する3つのスポットも、そんな現代京都を象徴するかのような場所です。
京都駅近くの「道祖神社」と境内末社の「書聖天満宮」。
そして、弘法大師こと空海が、東寺の鬼門を守るために彼自身が不思議な霊石で創り上げた秘仏が封じられているという、「明王院不動堂」。
まずは、アクセスから。
京都市の交通の中心ともいうべき、JR京都駅。
ここはJR西日本だけではなく、近鉄や京都市営バス・地下鉄、京都バスなどあらゆる交通が集まる、京都の一大交通ターミナルともいうべき場所ですから、大型のホテルや商業ビル、オフィスなどが建ち並んでいます。
現代京都を象徴する建物のひとつ、京都タワーも建っています。
その京都駅と京都タワーの前、塩小路通りを数分ほど西へと歩きます。
西洞院通りも越えて。
オムロン株式会社の本社ビル前に着きます。
これが、塩小路通りと油小路通りの交差点の辺り。。
ここから油小路通りを南へと歩きます。
ご覧の通り油小路通りは綺麗にタイルで舗装されています。
その横には、近代的なオムロン本社のビルが。
オムロンや日本電産、村田製作所、そしてファミコンやWiiなどで有名な任天堂など、最先端の技術で世界へと進出した企業をいくつも排出してきた。そんなハイテクと企業の街という顔も、京都は持っているのです。
そしてそんな近代的なハイテク企業ビルの、油小路通りを挟んでほぼ向かい側に、道祖神社と明王院不動堂が立っています。
古い歴史文化と最先端技術とが共存しているのも、また現代京都の一側面なのです。
道祖神社の入り口。
隣には、明王院不動堂が立っています。
道祖神社・鳥居の横にある、道祖神の像。
道祖神とは「賽の神」「障の神」であり、町や村の境目や出入り口、辻や三叉路、交通の要衝に置かれている守り神です。
旅行や交通安全の神様として、またこのように夫婦の姿で祀られているためか、縁結びや子孫繁栄などのご利益もあるとされています。
元々は、天孫降臨の際に天つ神の道案内をしたという猿田彦(さるたひこ)と、その妻となった天鈿女(あまのうずめ)であったとも言われています。
鳥居から境内に入ります。
稲荷社、幸神(さいのかみ)社、書聖天満宮と3つの境内末社が並びます。
小さいので見落としそうになりますが、天満宮(菅原道真)の象徴である牛の像と、「洛陽第二十五社」と記された石碑があります。
「書聖」ともいうように、、天満宮(菅原道真)という人は、書道の達人として有名でした。
私は字が汚いとか、よく言われてましたし、ここでお祈りでもしておけばよかったかな。
そして、本殿へと参拝。
ここではやはり、交通安全祈願を。
縁結びは……うーん、ずっと「万年モテない男」として過ごしてきて、婚期もとうに逃した今頃になって、それを祈ってもなあ(苦笑)。
それでは、今回はここまで。
隣にある「明王院不動堂」については、シリーズ次回に取り上げます。
それでは、また次回。
*明王院不動堂へのアクセスについてはこちらを参照。
*明王院不動堂のHP
http://fudondoumyououin.web.fc2.com/
*京都妖怪探訪まとめページ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm
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