京都の闇に魅せられて(新館)

京都妖怪探訪(51):高台寺・燈明会と百鬼夜行展




 どうも。
 このところ、オフが公私共に多忙を極めた上、少ない休日も本シリーズの記事を書くために、あっちこっち動き回ってバテていたので、記事更新が滞ってしまいました。

 さて、気を取り直して再開といきたいです。

 豊臣秀吉の菩提を弔うために秀吉夫人のねね(北政所)が開山した寺が高台寺ですが、この高台寺では毎年夏頃になりますと、百鬼夜行図や地獄絵図、幽霊画などの寺宝が公開されます。

 今年の夏も公開されましたので、訪れてみました。




 百鬼夜行展の宣伝ポスターです。
 ここで使われているのは、寺に伝わる閻魔大王の図です。

 さらに今月の18日まで、燈明会(とうみょうえ)という、夏の夜間特別拝観も開催されていましたので、いい機会だと思って、訪れてみました。


 京都・祇園近くにある、有名な観光スポット「ねねの道」。
 シリーズ第22回でも少し取り上げたことがあります。





 夜になると辺りは人通りも少なく、この分だと観光客もあまり居ないのかな、と思いましたが‥‥。
 高台寺や圓徳院の入り口周辺になると、人の姿も。
 
 高台寺の入り口である、ねねの道沿いにある石段です。






 石段を上がったところです。
 夜ですが、辺りは多くの提灯で照らされ、多くの提灯外国人観光客を含む多くの人の姿が見られました。









 拝観料を払って、境内に入っていきます。
 まずは庭園から。











 残念ながら、幽霊画や地獄絵図、百鬼夜行図や、それを公開している建物の内部などは撮影許可が下りなかったため、ここで皆様にお見せすることができません。
 この寺の百鬼夜行の絵は、ちょっとマンガ的という感じがするのですが、江戸時代の有名な画家・円山応挙
(1733~1795年)によって描かれたという幽霊画は、夢にまで出てきそうなほど不気味で(というか気味悪くて)迫力があります。
 興味がある方は、機会があれば一見の価値があります。


 方丈という建物の庭沿いにいきますと、次のような変わった光景が見られました。
 庭園に何かが映し出されていて、皆さんそれを眺めているようです。








 以上3つの写真はフラッシュをたいて撮影しましたので、何が映し出されているのかちょっとわかりにくいかもしれませんが。
 なんと、百鬼夜行図に描かれていた妖怪たちをモチーフにしたアニメーションが、真っ暗な庭をスクリーンにして映し出されていたのです。
 





 これは何とも面白い。
 特に妖怪マニアを自称する私は、しばらく喜んで見入ってしまいました。
 あまりうまく撮れていないかもしれませんが、以下、ここでその一部を紹介します。

















 これは、また来年以降もやってほしいですね。
 私だったら、何時間見ていても飽きないですから(笑)。


 あとは、夜の高台寺境内の画像を送ります。




















 楽しんできました。
 来年も燈明絵に行って、百鬼夜行のアニメーションを見たいです。
 また、夜の寺院や日本庭園というのも、いいものですね。

 なお、燈明会(夜間拝観)は18日までですが、百鬼夜行展は今月31日まで続けられておりますので、ご興味のある方はどうぞ。

 
 それでは、今回はここまで。



高台寺のホームページ
http://www.kodaiji.com/index.html


 

*京都妖怪探訪まとめページ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm




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