実は私、ここ数年間というもの海や畑に出かけて
せっせと写真を撮りためているんですよね。
自分で言うのもなんですが・・・
それがけっこうマニアックでおもしろいのですよぉ。
で、これはご披露しない手はないと思って。
まずは、小平(おびら)のタコ箱漁から。

小平は日本海に面した漁師町です。
札幌から留萌まで車で2時間半くらい。
日本海のきらきらの海を見ながら、すこぶる快適なドライブが出来ます。
留萌を過ぎてからさらに北上して、ややしばらく走ったところに
小平町の臼谷(うすや)漁港 があります。
ここは知る人ぞ知る、浜ゆでのタコの産地(?)です。
もちろん、最初から茹っているわけではなく

青~い青い日本海ぃぃぃ~~~♪
まずはタコ漁に出かけます。
夏はタコが産卵のため浅い海に上がってくるのでそこを狙って
ここ小平ではタコを仕掛けた箱で獲る「タコ箱漁」が盛んになります。

これがタコ箱。
タコといえば「蛸壺」と思われるでしょうが
このあたりは潮の流れもあり、海底に突起もあるので
焼き物の壷だと割れることが多くて困っていたそうです。
ある時、お正月のミカン箱(昔は木箱だったから)を代わりに使ってみたら
これがなかなか調子が良かったということで、
以来このあたりは壷漁から箱漁に変わったのだそうです。

箱の中には沈める為の錘が入ってます。

これは以前のタコ箱、木製です。
現在はこわれないのでプラスチックものが主流ですが
海水が上手く抜けるので木製の方が使い易いそうです。

前日に仕掛けておいたタコ箱をぐいぐい引き上げると

このようにタコがうにょにょ!!!

ミズダコです。
北海道ではマダコとも呼ばれていますが
瀬戸内海の名物、マダコとは違うタコです。
生で食べるのなら瀬戸内のタコがなんと言っても美味しいです。
が、ががが
茹でダコにして、あるいは唐揚げにして食べるのなら
この北海道日本海の夏ダコ「ミズダコ」が美味しいです。
それは、硬くならないからです。
瀬戸内海のマダコは熱を加えると、かなり硬くなります。
したがって沢山食べると顎が疲れてきますね。
このミズダコちゃんは、大きく切って唐揚げにしても
柔らかくおいし~く食べられます。
そして・・・。

なにより、この浜ゆでのタコが美味しい!
但し、美味しいのは夏のうち
秋から冬にかけては巨大なぷよぷよダコになり
私的にはイマイチだなぁと思うのであります。
・・・・・・・・・・<つづく>・・・・・・・・・・
せっせと写真を撮りためているんですよね。
自分で言うのもなんですが・・・
それがけっこうマニアックでおもしろいのですよぉ。
で、これはご披露しない手はないと思って。
まずは、小平(おびら)のタコ箱漁から。

小平は日本海に面した漁師町です。
札幌から留萌まで車で2時間半くらい。
日本海のきらきらの海を見ながら、すこぶる快適なドライブが出来ます。
留萌を過ぎてからさらに北上して、ややしばらく走ったところに
小平町の臼谷(うすや)漁港 があります。
ここは知る人ぞ知る、浜ゆでのタコの産地(?)です。
もちろん、最初から茹っているわけではなく

青~い青い日本海ぃぃぃ~~~♪
まずはタコ漁に出かけます。
夏はタコが産卵のため浅い海に上がってくるのでそこを狙って
ここ小平ではタコを仕掛けた箱で獲る「タコ箱漁」が盛んになります。

これがタコ箱。
タコといえば「蛸壺」と思われるでしょうが
このあたりは潮の流れもあり、海底に突起もあるので
焼き物の壷だと割れることが多くて困っていたそうです。
ある時、お正月のミカン箱(昔は木箱だったから)を代わりに使ってみたら
これがなかなか調子が良かったということで、
以来このあたりは壷漁から箱漁に変わったのだそうです。

箱の中には沈める為の錘が入ってます。

これは以前のタコ箱、木製です。
現在はこわれないのでプラスチックものが主流ですが
海水が上手く抜けるので木製の方が使い易いそうです。

前日に仕掛けておいたタコ箱をぐいぐい引き上げると

このようにタコがうにょにょ!!!

ミズダコです。
北海道ではマダコとも呼ばれていますが
瀬戸内海の名物、マダコとは違うタコです。
生で食べるのなら瀬戸内のタコがなんと言っても美味しいです。
が、ががが
茹でダコにして、あるいは唐揚げにして食べるのなら
この北海道日本海の夏ダコ「ミズダコ」が美味しいです。
それは、硬くならないからです。
瀬戸内海のマダコは熱を加えると、かなり硬くなります。
したがって沢山食べると顎が疲れてきますね。
このミズダコちゃんは、大きく切って唐揚げにしても
柔らかくおいし~く食べられます。
そして・・・。

なにより、この浜ゆでのタコが美味しい!
但し、美味しいのは夏のうち
秋から冬にかけては巨大なぷよぷよダコになり
私的にはイマイチだなぁと思うのであります。
・・・・・・・・・・<つづく>・・・・・・・・・・