こめこめアップル・北海道

北海道のお米とりんごの話、それと魚とチーズの話。
せっかくだから観光情報と美味しいものの話も写真つきでご紹介。

ごめんね、タイガ(大河)。

2009年08月26日 | 北海道の動物園・水族館



私の故郷、北海道釧路市には釧路市動物園があります。

オープンした頃は、やたらと広い敷地の中に
点々とかなり離れて動物が存在し
周りは山だし・・・いったいどこまでが動物園なんだい?
と本当にもう、広さだけが自慢の動物園でしたが
最近は人気者も現れ、子供たちからの人気も上々のようす。


釧路市動物園の人気者は、双子のアムールトラの「タイガとココア」。
旭山動物園の大健闘のおかげもあって
今、全国の動物園の入場者数が増加しているそうですが
釧路市動物園はこの双子のアムールトラのおかげで
お客様がどっと増えたのでした。

2008年5月24日に生まれた
この双子のアムールトラ「タイガとココア」には
先天性の病気がありました。

タイガとココアともに、軟骨の形成不全症があり
左足の骨の変形、手足の骨の成長不全、
手首と足首の骨も未発達で
タイガについては胸椎と腰椎の一部にも変形が見られ、原因は不明。

今年の4月にはユニバーサルデザインの動物舎も完成し
元気に大きくなっていたはずが・・・。


昨日の夕方、タイガが肉をのどに詰まらせて
亡くなってしまいました。

残念です。

この夏、お墓参りに帰郷したときに
レンタカーを2日借りして翌日は久しぶりに
釧路市動物園に行く予定でした。
目的はもちろん「タイガとココア」。

ところが当日は土砂降りの雨。前が見えないくらいの雨。

で結局、動物園は諦めました。
ごめんね、タイガ。
ちゃんと見てあげればよかったね。
釧路生まれのタイガは同郷人(?)だのにね。


釧路市動物園「タイガとココア」の記録はこちら

旭山動物園・オオカミの森

2009年08月11日 | 北海道の動物園・水族館
旭山動物園シリーズ

チンパンジーの森
ほっきょくぐま館

ときて、本日はおまちかね「オオカミの森」ですよ。





『昔・・・今から100年前の北海道ではオオカミが闊歩していた。
オオカミはエゾシカやユキウサギの天敵であり
その頃、北の大地では生態系のバランスがきちんととれていたのだ。』



ということで、
オオカミの森では100年前の北海道を再現してあり
岩山や、小川、草原の中で、オオカミは野性の姿そのままに・・・





のんびりと、ひなたぼっこ





オオカミの森は「ヘアーズアイ」と呼ばれる、このアクリルのドームからも
ひょいと見ることができます。

オオカミからはまるでユキウサギ(野うさぎ?)が穴から
ひょこっと顔を出しているように見えるので
美味しい餌だと思って、近づいて来て・・・





のんびりと、ひなたぼっこ





北海道オオカミの絶滅までの悲しい歴史は、
ヘアーズアイの下に並んで展示してある「エゾオオカミ物語」で詳しく。
この絵は元旭山動物園飼育展示員の「あべ弘士」さんのもの。
“あらしのよるに”の絵を書いている方です。


エゾオオカミはすでに絶滅しているので
オオカミの森にはカナダの動物園で2007年5月に生まれた
シンリンオオカミの兄妹(オスとメス)がいます。

オオカミって、思っているより小さいです。
大型犬よりはるかに小さく、顔はハスキー犬より優しそう。
でも、動物園生まれのオオカミですからねぇ。。。


オオカミの森についてめちゃくちゃ面白い
旭山動物園のサイトページはこちらから

「あらしのよるに」はこちらから

旭山動物園・チンパンジーの森

2009年07月28日 | 北海道の動物園・水族館
相変わらず、毎日がじめじめとお天気の悪い札幌です。

さて、お待たせいたしました!
ご好評の旭山動物園シリーズ
(旭山動物園の記事はアクセスが多いので・・・。)

今回はチンパンジー森です。

チンパンジーは比較的、どこの動物園にもいて
そこそこ人気者になっているとは思いますが
旭山動物園のチンパンジーは、かなり楽しめ、そして笑えます。

今回、どこが一番笑えたかは後ほど語るとして・・・。





こうやってアクリルの透明トンネルの中からチンパンジーを見るのですが
写真左上に何やら怪しい人物がひょっこり姿を現し・・・





ハイ、この方。
旭山動物園の飼育員さんです。

で、この方がぴしっとぴしっとフリスビーのように
バナナの薄切りをトンネルに向けて投げつけるわけです。

(これが、上手なのよ。ホントに。)





バナナの切り口はべたべたしているから
うまい具合にペタッと壁面にくっつくわけです。

それを、このように!





このように!





このように!





このように!





取りに来るワケですよ。
これは楽しいですよ。
足の裏やら、手の裏やらしっかり観察できます。

ででで、どこが笑えたかといいますと
ここです。!

ぺたっと・・・。




お猿のお尻で~~~~す。

人はお尻を見ると笑ってしまうものなのだなぁと
しみじみ思う夏でありました。
だって、そこにいた人、みんな大喜びで

わははっ、わははっ、

してましたから。

本当はもっとすごい写真があるのですが
さすがにチンパンジーも恥ずかしいだろうから止めておきます。

まぁ、お尻なんて、そんなもの見て笑いませんわ!
と言うあなたも、現場に遭遇すると笑っちゃいますわよ、きっと。

もぐもぐタイムのひとコマでした。
写真に写っている、ジャングルジムちっくなものは
チンパンジーの運動用具です。

どうせ、動物園に閉じ込められるのなら
旭山動物園に閉じ込められたいと
動物達は思っていることでしょう。

そのくらい優遇されています。


次回の旭山動物園シリーズは“ おおかみの森 ” です。

旭山動物園・ほっきょくぐま館

2009年07月22日 | 北海道の動物園・水族館
では、お約束の旭山動物園シリーズ。

まずは「ほっきょくぐま館」から



旭山動物園は、映画にもなっているし
ドラマやドキュメンタリーで何度も露出しているので
今さら、いいんでないの?とも思ったのですが、
これは「100回聞くより1回見なさいよ」のたとえのように
やはり、テレビより実物ですねぇ~~~。

でも、北海道でしょ。行けないわ!!
という方のために

さくさくっと写真でご紹介しておきます。

旭山動物園はこ、動物達が本能のまま行動できて
それをお客さんが楽しく見れるように
きめ細やかな展示をしています。

けれど

ここは決して大きな動物園では有りません。
むしろコンパクトな動物園といえます。
そこに全国から(アジア圏からも)人が集まるのだから

行列は必須。


特に、動物のお食事の様子を見せるもぐもぐタイムは人気で
コレにあたると、待ち時間がぐ~~んと長くなります。

もぐもぐタイムの北極熊はこんな感じ



プールの隅っこで物欲しげに待機する熊をプールの中から見る



飼育員が餌であるお魚を右へ左へ投げ入れると
熊はそれを追って、右へずずぅ~い、左へずずぅ~い。



毛並みをゆらゆらさせて、ホバリング。

撮影にも気合が入るお客さんですが



フラッシュ撮影は厳禁!!

もぐもぐタイムは

11:00~
14:30~
15:30~

入れかえ時間を入れてひと組10分×3セット×3回
ハードスケジュールだし、暑いし、皆がレンズを向けるしで



終了後は、すっかりお疲れのご様子。。。

ほっきょくぐま館は、外から普通に見ることもできます。
ここは空いています。

また、このようにアザラシの目線で見ることも。



この様子を外から見るのも、面白いですよ。
ほっきょくぐまには、このぴょこぴょこ出たり入ったりする頭が
アザラシ・・・つまり餌に見えるのだそう。

うん、分かる。分かる。

この様子は、良くテレビでも放送しているので
ふ~~~~んって感じでしょうけれど

もぐもぐタイムの底力はそこではなく
チンパンジー館にあったのでした!!


ここは笑えます!!

で、次回はチンパンジー館ね。


ーーーーー追伸ーーーーー

もぐもぐタイム以外でも、水槽で遊ぶ姿が見られます。
小さい子供などが見ていると、楽しそうに寄ってきて
ずっとへばりついています。
子供が餌に見えるのだろうか・・・。


旭山動物園はやっぱり面白い

2009年07月21日 | 北海道の動物園・水族館
前回お伝えしたように、
昨日、大阪から旭川にお客様が到着しました。

旭川といえば、あの全国的に有名になってしまった

旭山動物園があるところです。







で、夏休みに入っているところもあるし連休だしで
私のお勧めプランからは旭山動物園は削除してあったのですが
有名どころなので「是非行きたい!!」とのことで。

これは、もう混み混みに混んでいると思って、
お昼ごはんは食べられるだろうか
動物はみられるだろうかと心配になって
JRに乗って旭川まで出向きました。

そしたら



混み混み度はこのくらい。
まだ夏休み本番ではないからでしょうね。
良かった、良かった。

そんな感じで、実に4年ぶりくらいに行ってみた
旭山動物園ですが、これがまた
けっこう楽しいところで
すっかり有名になったから「なんだかイヤだなぁ」
とも思っていたのですが

あまりに楽しかったので
ちょっと詳しく楽しさをお伝えしてみようかなぁと
そんな風に思った次第です。


詳しくは次回にご期待!!