こめこめアップル・北海道

北海道のお米とりんごの話、それと魚とチーズの話。
せっかくだから観光情報と美味しいものの話も写真つきでご紹介。

さくらんぼ狩り必勝法・本編

2009年07月11日 | プルーンと洋ナシとサクランボのこと
北海道には「増毛」という町があります。
「増毛」と書いて「ましけ」と読みます。
「ぞうもう」ではありません。

随分前のこと、増毛マラソンの協賛企業として、
あのアデランスが付いたという事実はありますが
「ぞうもう」ではなく「ましけ」であります。





札幌から海沿いを夏場は快適に、
冬場は恐怖にさらされながらドライブすること2時間半超。
(冬は内陸を通っていくことが出来ます。)

アマエビ漁で有名な漁業の町ですが、
実はここに日本最北のさくらんぼ果樹園があります。

今日は、ここの果樹園の方にお伺いした


さくらんぼ狩り必勝法です。




① 服装はスカートにサンダルなどではダメ。
  スニーカーにズボン。
(パンツとも言いますか)

  脚立に上る覚悟で出かけましょう。
  当然、汚れても良い服装ですね。

② 南側の木を狙え!
 
  日当たりが良いほど糖度が上がります。
  南側の日当たりの良い木に目星をつけましょう。

③ 木の上のほうのさくらんぼが旨い!

  日当たりが良いのは木の下より、当然上の方。
  さぁ、脚立を借りてきて日当たりのさらに良い枝に目星をつけましょう。

④とりあえず、いろんな木のさくらんぼを味見をせよ!

  果樹園には受粉のための木などもあるそうで、
  なので、すべてが甘くて美味しくはないそうです。
  当り♪の木に出会うまで、せっせと味見しましょう。

⑤ さくらんぼの軸は枝の上方向に引っ張って採る!

  さくらんぼの実を枝の下方向に引っ張ると、
  なかなか採れずにジクだけ残ってしまうことがあります。
  ジクが残るとそこから芽が出てこなくなります。
  気をつけましょう!!!

  枝に対してジクの根元を上方向に引っ張ると、
  簡単にポロッと綺麗に採れます。





果樹園では出荷用のさくらんぼの木と、
さくらんぼ狩り用の木は分けて栽培していますが、
だからと言ってさくらんぼ狩りの方の味が劣るわけでは有りません。
見栄えは若干落ちるとは思います。

果樹園にもよりますが、試験栽培の木があったりして、
けっこう掘り出し物のさくらんぼがあったりもします。

たとえば、





これは、同じみの「佐藤錦」という種類ですが、
上の写真は「南陽」という高級品種です。
価格的には3倍位するという話しも・・・。

同じ、さくらんぼ狩りの敷地内にあります。

では、どうやって捜すのか?

もう、食べてみるしかないですね。
味の違いは確実に分かりますよ。
私は佐藤錦が好きですが。

さて、さくらんぼ狩りですが本州ではもう終了でしょうか?

増毛では来週、再来週辺りがピークです。
今年のさくらんぼは甘いと今朝の新聞に書いてありましたよ。