虫注意（笑）

今回は虫の話ですので、ご注意を（笑）。



以前、カブトムシが羽化したことを書きましたが、
もう既に彼らの産んだ卵が孵化して幼虫たちが育ち始めています。
宿のお客様も昨日で皆様お帰りになり、今日は時間があったので
幼虫たちの環境を少し改善してあげようと思いました。

と言ってもそう大層な事ではなく、
マットを補充しようと考えたわけです。
これまでは成虫がもぐれる程度のマットしか入れてなかったので、
量を増やして動ける場所と先々までの食べ物を確保しようと。

しかし昆虫マットもタダではありません。
ここはやはり、リサイクルが妥当でしょう。
今使っているマットも、去年使ったマットを再利用しています。
ちなみに去年使ったマットはこんな状態。



チョコベビーのような黒い粒は、全て幼虫の糞です。
ご覧のように、もうほとんどが糞なのですが、
これでも篩いにかければまだ少しマットが取れます。
それを今育っている幼虫たちのために使おうと、
すっかりカラカラに乾いてしまったマットを
一生懸命ザルで篩い続けました。



すると。







糞だらけの、しかも乾ききったマットの底から
こんな大きな幼虫たちがボコボコと出現するじゃありませんか。
最終的には７匹出てきました。

一瞬、今年羽化した連中の中に、
私が気づかないうちに出てきたやつらが
古いマットの中に卵を産みつけたのかと思いましたが…

もし仮に最初のカブトムシが、５月くらいに羽化して
すぐ交尾してすぐ卵を産んだとしても、
さすがにこの大きさにはならないと思うのです。
ということは、今年羽化した連中の兄弟ってことでしょう。



えーっと………これからサナギになるのかな？
もう８月後半なんですけど。


今年は冬にカブトムシが見られるかもしれません。
うーむ、とんでもなく季節はずれです。
でもそれよりも、よく生きてたものだな、と感心します。
羽化が終わったと判断した時点で、
いやもっと以前からマットの手入れなど全く忘れていて
ホントにカサカサのさらっさらになっていたのですから。

そもそも羽化するやつらがいた事に驚いていたのに、
まだ幼虫がいるとは思ってもみませんでした。
命って、凄いですよね。



というわけで、結局新しいマットを買いに走るハメに
なってしまいました。
出てきたデカイ幼虫たちは、今新しいマットに包まれて
それぞれ一人暮らしをしています。


…ホントに冬に出てくるんでしょうか（笑）。







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