梅雨入り前の夏日

2020-06-09 14:05:54 | 日記
 皆さん、お疲れ様です。福岡も、いよいよ明日は梅雨入りの気配。今日は、猛暑です。ダメ爺とダメ娘は、今日もお昼寝です。
申し訳ないワン。お昼寝話の続きです。

 9/27の「村岡ダブルフルウルトラランニング」が中止となりました。いよいよ、年内のマラソン大会は総崩れ模様で、望みを託すのは10/31「橘湾岸スーパーマラニック」秋と、jogtripの再開くらいかな。さて、「村岡ダブルフル」。爺さんは、2012第15回記念で66kmの部が開催されたときに、初めて42,195㎞を超える距離、すなわちウルトラマラソンを体験した。標高1000mの蘇武峠を登って、ウルトラってこんなに楽しいのか、とはまってしまった。

 村岡へは、マイカーで神戸へ新門司からフェリー、福知山城を見学して、国道9号線を走っていると、「山田風太郎記念館」の道標が見えた。ふ~ん、こんなとこになんで? と通り過ぎた。後で知ることになるが、山田風太郎は、兵庫県養父市の出身なのであった。 爺さんが高校生のころ、『くノ一』忍法シリーズの大流行で、風太郎さんはてっきりエロ大衆小説作家と思い込んでいた。ある時、(いつごろか思い出せないが)NHK特集で『山田風太郎の戦中派不戦日記』(これまた題名不正確)をたまたま観て、ふ~ん、こんなまじめな人なの、、、。

 爺さんが、お昼寝生活に入って、まずこれを読み始めた。『警視庁草紙』に始まる『山田風太郎明治小説全集』  明治維新の激流に運命を翻弄され、敗者の道を歩く人々、
 そして、極めつけは、これ。『人間臨終図鑑
17歳で死んだ八百屋お七から、121歳で死んだ泉重千代(鹿児島県徳之島のじいちゃん)まで、900人程か、その臨終の様を書き連ねる。明治物も、臨終図鑑も、昼寝で読み始め、晩酌してはまた読み、ついには明け方まで、読み続けたのであった。もちろん、布団に寝転がって。 人が死ぬ、、イヤ、他人が死ぬのは、どうしてこんなにも面白いのか! 

 不謹慎極まりないが。 さて、爺さん71歳、ここで死んだ方々は全4巻のうち第3巻の中頃。爺さん、まだまだ第1巻の終わりではないと、安心するのだが、これをすぎるとどなたも長いこと病に臥せっておられるようで、う~ん、これも困るなぁ! そうだ、やっぱり、『三途の川を走って渡ろう』と山西哲郎さんの教えに従い、明日は走ろうとあくびをするのです。

 ダメ爺娘のお昼寝話は続きます。すみません。