御堂筋は全長４kmにもわたり大阪の中心部であるキタとミナミをつなぎ、梅田周辺では国道176号線で、それ以外は国道25号線となっている。1970年から新御堂筋と合流する「梅新南交差点」より南の全車線が南行きの一方通行となっている。国道25号および国道176号の一部。 地下には大阪市営地下鉄御堂筋線が通る。沿道には約800本のイチョウが植えられており、都市の中枢的機能が集中している。
不安定な三角地には「交番」と小さな公園がありその奥に高層な「住友生命御堂筋ビル」、全国屈指の交通量を誇る三叉路といえる。
この交番はＳ４１年９月に建設され、１９８８年おおさかまちなみ賞で大阪府建築士会長賞を受賞した天満警察梅新詰所（クリスタル交番）で周辺のビルの窓からの視線も意識して、五角形の平面に五角形の屋根で警察のシンボルマークを表し、金属とミラーガラスの多角的な壁は、すっきりした硬質の近代的デザインで、背後にそびえている住友生命御堂筋ビルともよくマッチしていて、詰所としては出色のものである。
この三叉路の付近にはアメリカ領事館、服部時計店、曽根崎新地、淀屋橋駅、北新地駅など、更に日本銀行、大阪市役所、大江橋(堂島川)、淀屋橋(土佐堀川)、道頓堀橋(道頓堀川)の3つの橋があり御堂筋は難波から泉州路へ通じる（２５号、２６号線）。
