Kom’s 気まぐれフォト散歩

デジカメ持って街中散歩

出世観音(道頓堀)

2012-09-09 10:49:55 | 大阪

 住人が出世を願ってお参りする地蔵尊が生まれ長年に渡って人々のよりどころとなっていた。
 しかし昭和20年の大空襲で町が焼け野原となり地蔵尊も無くなってしまいました・・・・・。
  ところが終戦後数年経ったある日、この地蔵尊が土の中から現れ、 新しく「出世地蔵尊」と命名され現在地に祀られた。今でも商売人、就職で社会人となる学生、 色々な分野で出世を願う人、若者のデートスポット等、 日々お参りする善男善女が増えご利益があると評判が高まり南の新名所として有名である。


 元和元年(1615)道頓堀川が生まれ、江戸幕府が大阪を直轄領とし、 市街地の拡張策をとった時から町がはじまる。
 沿岸のうち西横堀川との合流点を境に(北岸に)布袋、宗右衛門、御前、久左衛門、 (南岸に)港、吉左衛門、立慶、そして後にこの地蔵尊が生まれた久郎右衛門、 と町屋建設が進み川八町が誕生しました。  このうち、南岸は承応2年芝居名代5棟が公認されてから歌舞伎、 義太夫、見世物などの小屋が並んで栄え、五座の櫓(やぐら)が立って賑わい、 櫓町と称される芝居町になりました。
 元禄12年には、いろは47軒の水茶屋が免許されて軒を連ね、北岸の宗右衛門町、 南岸の九郎右衛門町(現在の道頓堀2丁目)の花街あいまって、町人文化の核となった。


出展;道頓堀.West サイト