水晶橋は、その姿形のゆえに大阪の人々に愛されて写真の被写体として人気がある。水晶橋の美しさは、アーチの組み合わせと言われている。その名前ははっきりしない。橋上にある照明灯が水面に映る様子が水晶のかがやきに似ていとか。また、水都大阪が繁昌するようにという意味で水昌橋であるという説もある。
大阪市の堂島川(旧淀川)に架かる歩行者専用橋。つい最近までは、正確に言えば橋ではなかった。この橋は本来は昭和4年に完成した堂島川可動堰という、河川浄化を目的として建設されたゲートであった。橋面の改装が行われたとき、さらに多くの人に利用してもらうことを願って、1982年(昭和57年)法律上も橋と認定する手続きがとられ、橋になったそうである。
形式 - 鉄筋コンクリートアーチ 、橋長 - 72.33m、幅員 - 9.09m、着工 - 1926年(大正15年)6月完成 - 1929年(昭和4年)3月、改装 - 1982年(昭和57年)10月
周辺情報:大阪市役所、大阪市中央公会堂、大阪府立中之島図書館、大阪高等裁判所、 大阪地方裁判所 、堂島関電ビル