いろいろ

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極悪内閣は崩壊しない

2018-05-31 10:06:42 | 日記

佐川氏は不起訴となった。

安倍総理は、党首会談で勝ち誇った笑みを見せた。

この国はもう、おしまいだ。

 

日大アメフと安倍政権は違う。

暴力と恐怖感で選手たちを苦しめたコーチも

選手たちの告発で辞任した。

 

若者が腰抜けなのではない。

若者を育てている、そして今社会の舵取りを任された

私たち大人が腰抜けなのだ。

 

安倍首相の悪口を言う前に、

どうすれば、彼の独裁政権にピリオッドを打てるか、

冷静に考えよう。賢いブレーンを雇った安倍首相は、

 

「私や妻が関与していたら国会議員をやめる」とたんかを切った。

しかし、開示された書類には、昭恵夫人の名前が30回以上もある。

明らかに関与していた。今度は、「金銭の授受がなかった」と言い逃れる。

 

ならば、金銭の授受をはっきりとしよう。

昭恵夫人が主人からですと言って手渡した100万円。

昭恵氏の指紋のある封書は残っていないのだろうか。。。

 

今治市に数億の金をばらまいた加計孝太郎氏は起訴されないのだろうか。

そのような人物と腹心の友である人物に、国家の未来を託して良いのだろうか。

すべてを知る今井氏は、宮川選手の勇気を持ち合わさなのだろうか。

 

安倍夫妻の悪事を叫ぶ前に、

言論の自由も、法の裁きも、役人の良心も

すべて失った国家を作ってしまったことに、

 

真摯に向き合い、

次の世代のために今何をしなければいけないのか

冷静に考えよう!

 

ーーーーーーーーーーーー 以下参考記事 ーーーーーーーーーーーーーーーー

 『

朝日によると、大阪地検特捜部は、決裁文書から削除された記述は一部分で、契約金額や日付など文書の根幹部分は失われていないと判断し、不起訴処分の方針を固めたもよう。

 また、背任容疑で告発された当時の財務省幹部についても、不起訴処分にする方針という。

首相は利用されたのに怒らないのはおかしい、と質問されたのに対して、安倍首相は「私は常に平然としている。コメントのしようがない」と逃げの答弁をしました。加計氏は、「私の地位を利用して何かを成し遂げようとしたことはない」と日ごろ説明しているのとは、整合性がつきません。

「学園に説明を求めず、うみなんか出るわけはない」という野党の指摘は、そのとおりだと思います。新聞では、「ご飯論法」ということばが、使われています。朝ご飯を取ったかを聞かれて、パンを食べたのに「ご飯は食べていない」とはぐらかす問答のことで、国会での政府答弁の不誠実ぶりを指し、インターネット上で話題になっている言葉だそうです。

情けない話では、ありませんか。もう森友加計問題は、あきあきした、という声も聞こえますが、そうはいきません。野党が求めている、加計理事長の証人喚問、中村愛媛県知事などへの参考人質疑をしてもらいたいと思います。このモヤモヤ感が払拭されないかぎり、政権与党にボディーブロウのように効いてくると思います。

室井佑月「いいの? 米国>安倍>天皇陛下」

連載「しがみつく女」2018.5.31 07:00

週刊朝日#安倍政権#室井佑月

「柳瀬唯夫・元総理秘書官が総理官邸で愛媛県関係者と面会していたか確認することは困難だ」

という答弁書が閣議決定された。

 愛媛県側は柳瀬さんの名刺を持っていた。

中村時広知事も国会で説明してもいいといっている。

あとは、柳瀬さんがほんとのことをいえばいいだけ。

隠してる記録文書を出せばいいだけ。

与党側は、野党側が求める中村知事の国会招致も認めず、

「セクハラ罪はない」も閣議決定され

「昭恵夫人は私人」

 最後には、「安倍=国である」かな?

安倍首相を批判すると「反日」だの「売国奴」だの騒ぐ安倍応援団は、。。。「米国>安倍>天皇陛下」。

。。。米国がどんな不利益なことを押し付けてきても、安倍首相も

安倍応援団も従うことが正しいとかたくなに信じ、「愛国」と叫ぶ。。。



<政権の常軌を逸したひどさが日々刻々と証明されてきたにもかかわらず、

支持率の動きは底堅い。これが示しているのは、自分たちの社会が破綻しているということからも、

劣悪な支配が進んでいるということからも目を背けている人々が数多くいる、ということです>



 そう白井先生は語る。。。

安倍応援団の日本会議系の専門家から「天皇は祈っているだけでよい」という侮辱のような発言があった。

たとえば、首相の奥様の昭恵夫人は「私は天皇陛下からホームレスまで誰とでも話ができる」と発言する。


<首相が天皇(米国)の代官をやっているうちに、

首相夫人は自分が皇后陛下だみたいな気分になってきたようですね。。。>

「国体」で育てられなんとも思わない人間は、自由を知らない現代の奴隷だ。

支配されている自覚さえなきゃ、奴隷根性がはびこるだけ。

 それは、この国の破局につながる。

週刊朝日 2018年6月8日号



攻防の主舞台となった集中審議と党首討論(国家基本政策委員会合同審査会)では、加計問題で「手続きには一点の曇りもない」、森友問題で「まったく関与していない」などと「壊れたテープレコーダー」(共産党)のように繰り返す首相に、野党側は決定打を放つこともできず、首相の表情には余裕すら漂った。

 

「2015年2月25日に首相と加計孝太郎同学園理事長が面会した」ということの真偽だった。

首相は新聞各紙の「首相動静」欄にも面会者に加計氏の名前がなかったことなどを理由に「その日に加計氏と面会したことはない」と否定した。野党側は民主党政権時の経験などから「首相動静に載らない面会はいくらでもある」(元官房副長官)などと攻め立てたが、明確な証拠もなく、首相の説明を覆すことはできなかった。

「愛媛文書」に記されたこの面会については、加計学園側が集中審議直前の26日、「(学園の担当者が)実際にはなかった面会を引き合いに出して、県と市に誤った情報を与えた」とするコメントを公表した。野党側は「この説明通りなら首相の名前を使って利益を得ようとしたのだから、首相が学園側に抗議すべきだ」と迫ったが、首相は「伝聞の伝聞だから…」などと交わし、同文書の内容についても「コメントしない」と繰り返した。。。

小池晃書記局長が「総理、もう嘘をつくのも(周囲に)嘘をつかせるのもやめようじゃないですか」と感情むき出しで抗議したが、首相は平然とした表情で、従来の答弁を繰り返してやり過ごした。

「首相が28日の集中審議において「関与の定義を収賄などに限定したのは卑怯だ」と挑発した。だが、首相は「すでに1年以上前から同趣旨の答弁をしている。言葉を選んで欲しい」と反論。ただ、枝野氏が問題視した昭恵夫人付きの政府職員が財務省に問い合わせた点については、「たしかに(話を安倍)事務所に回していただいたほうがよかったのかもしれない」と反省の素振りも見せた。。。

アメフト問題では第3者機関とも位置付けられる関東学生アメフト連盟が、監督、コーチという権力者側を「除名処分」の厳罰に処し、振り回された選手には復帰への手を差し伸べた。監督らを政権首脳、選手を末端の官僚とでも置き換えれば、もり・かけ疑惑とは真逆の展開ともみえる。。。

 

首相は予算委でこれらを繰り返し引用して面会を否定。発表について学園から事前に連絡はなかったと語った。

 15年2月25日前後に加計氏と電話したかについて、首相は「3年前に友人と電話で話したかどうかについては正確にお答えすることはできない」と述べた。ただ、問題が浮上した昨年以降は電話を含めて話していないと説明した。

 一方、学校法人「森友学園」への国有地売却を巡っては、財務省が23日に公表した学園側との交渉記録に、首相の妻昭恵氏付の職員が財務省に問い合わせた記述がある。首相は「制度に関する問い合わせだ」と問題はなかったとの認識を示し、「私や妻が払い下げや認可に一切関わっていない」と繰り返した。

首相はこれまで「私や妻、事務所が関わっていれば、首相も国会議員も辞める」と否定してきた。しかし、この日は「贈収賄は全くない、という文脈で一切関わっていないと申し上げた」と説明。「関与」の範囲を贈収賄に問われるような場合に限定したとみられる。

 野党は交渉記録の廃棄や決裁文書改ざんの責任を取って麻生氏を辞任させるよう要求。首相は「組織を立て直し、国民の信頼を回復することによって責任を果たしてもらいたい」と語り、引責辞任は必要ないと表明した。

 

そもそもセクハラやパワハラ、ドメスティックバイオレンス(DV)には共通点がある。力の差を利用して、権力を振りかざし、相手を屈服させ、反抗できないようにするのである。これらを当然のことのように行い、セクハラやパワハラを指摘されても認めようとしない。
 
 財務省のセクハラ問題への対応を見ていると、安倍政権は被害者に思いを寄せることができない政権と言わざるを得ない。
参院予算委員会集中審議に臨む安倍晋三首相(左)と麻生太郎副総理兼財務相=2018年5月28日、国会・参院第1委員会室(春名中撮影)
2018年5月28日、国会・参院第1委員会室(春名中撮影)
 
 以上、6つの理由を挙げたが、こうした安倍政権とはいったい何であろうか。かつて、森友学園理事長だった籠池泰典氏のように、自分と同じ思想・信条の人や腹心の人、自分をヨイショしてくれる人は優遇し、便宜を図るのが安倍政権なのではないか。
 
 一方で、政策に反対する、沖縄の辺野古新基地建設反対運動の参加者や、都合の悪いことを言う前川前文科次官などは弾圧をする。そして、その中間の人々は、虚偽文書や虚偽答弁でだませばいいと考えているのではないか。まさに強権政治である。
 
 歯向かえば、飛ばされるか、弾圧されるのであれば、誰もが萎縮し、忖度(そんたく)し、服従していく。主権者は国民なのに、権力によって操られる客体に成り下がってしまう。
 
 かつて自民党は国民政党だったのかもしれない。しかし、今や自由競争秩序を重んじる「新自由主義」に傾倒し、大企業のための政党に成り下がっている。現場のひずみや苦労、そして悲鳴や悩みを見ようとも聞こうともしていない。こんな安倍政権に国民への愛があると言えるのか。
 
 もうこんな政治は終わりにしなければならない。民主主義を信じることができなくてどんな未来があるだろうか。安倍政権の退陣こそがスタートである。

 

愛媛県文書の信ぴょう性の高さ

 

愛媛県職員が作成した2015年4月2日の首相官邸での柳瀬唯夫首相秘書官(当時)との面談記録について、文書の信ぴょう性が極めて高いことは、【柳瀬氏、「参考人招致」ではなく「証人喚問」が不可欠な理由】で述べたとおりだ。その後に公開された愛媛県側の文書についても、県職員が加計学園関係者や今治市職員から実際に聞いた話をそのまま書いていると考えられ、基本的に、信ぴょう性は高い。

 

ただ、「2/25の理事長と首相との面談」の事実は、愛媛県担当者が加計学園関係者から聞いた「伝聞」に過ぎず、加計学園関係者の発言した内容が真実である確証はないので、愛媛県の文書の記載だけで、面談があったと決めつけるわけにはいかない。私も、この点について、マスコミの取材を受けた際、「加計理事長⇒加計学園担当者⇒愛媛県担当者」の伝聞なので、そのまま鵜呑みにはできない旨コメントしていた。

 

 

しかし、愛媛県が公開した文書全体の内容を見ると、加計学園関係者が虚偽の事実を述べたとは思えないものであり、「伝聞」ではあっても、面談があった可能性は相応に高いように思えた。

 

奇しくも、加計学園側は、このファックス文書で、愛媛県文書に記載された加計学園関係者の発言自体は認め、その他の内容についても、愛媛県文書の内容について発言内容と異なるとは一切言っていない。このことからも、加計学園関係者の発言内容について愛媛県文書の信ぴょう性は一層高まったといえる。

 

 

愛媛県文書の中での「2/25理事長と首相との面談」の記述

 

愛媛県が公開した獣医学部新設に関する面談記録等の中には、多数の箇所に、「2/25理事長と首相との面談」の記載がある。

 

まず、「(平成)27.2」の「加計学園と加藤内閣官房副長官との面会の状況」を加計学園関係者が愛媛県に報告した際の面談記録の中に、「獣医学会や既存大学の反発のため今治市への設置は厳しい状況にある」との報告の後に、

 

国では、国家戦略特区申請の積み残し分について、地方創生特区の名のもとに追加承認を行う模様であり、加計学園では、新潟市の国家戦略特区の中で提案されている獣医学部の設置が政治主導により決まるかもしれないとの危機感を抱いており、同学園理事長が安倍総理と面談する動きもある。

 

という記述がある。

 

加計学園側は、愛媛県に対して、獣医学部の新設に関して獣医学会等の反発があって厳しい状況の下、新潟市での獣医学部設置だけが「政治主導」で決まること(そうなると、今治市での設置はさらに絶望的となる)への危機感から、「加計理事長が安倍総理と面談する動き」があると説明しているのである。

 

つまり、加計理事長と安倍総理との面談というのは、突然出てきた話ではなく、上記のような背景の下に、今治市での加計学園の獣医学部設置を「政治的に」進めるために、加計理事長⇒安倍首相という働きかけをしようとしていることが報告されているのである。

 

そして、次の「27.3」の加計学園側と愛媛県との面談記録で、冒頭に、

 

2/25に理事長が首相と面談(15分程度)

 

という記載があり、その面談の模様について

 

理事長から、獣医師養成系大学空白地帯の四国の今治市に設置予定の獣医学部では、国際水準の獣医学教育を目指すことなどを説明。首相からは「そういう新しい獣医大学の考えはいいね。」とのコメントあり

 

と書かれている。

 

注目すべきは、その後の、

 

検討中の大学附置施設(高度総合検査センター等)の設置には多額の費用が必要であるが、施設設置に伴う国からの補助がない中、一私学では困難であるので、国の支援が可能となる方策の検討を含め、県・市の財政支援をお願いしたい。

 

との記述だ。

 

加計学園側は、今治市での獣医学部設置について、加計理事長と安倍首相が面談し、安倍首相が前向きの反応を示したと述べた後に、国からは補助がないので、「県・市の財政支援」を求めているのである。

 

そして、次の3/15の今治市役所での今治市と加計学園との協議結果についての報告文書では、

 

柳瀬首相秘書官と加計学園の協議日程について、2/25の学園理事長と総理との面会を受け、同秘書官から資料提出の指示あり

 

と書かれており、「柳瀬秘書官からの資料提出の指示」は、学園理事長と総理との面会を受けてのものだとされている。

 

秘書官から求められている「資料」の具体的内容が記載されているが、注目されるのは、

 

学園作成の概要版資料の表紙(別紙p.4)は、写真及び県と市のマークやキャッチフレーズは削除し、学園名を明記

 

との記載だ。

 

本来、国家戦略特区の申請者は「地方自治体」であり、自治体が主体となって特区申請を行い、それが認められた場合に、事業者を選定するということになっているのに、加計学園作成の資料について、なぜ県と市のマークやキャッチフレーズを削除する必要があるのか。「加計学園の申請」であることが一見してわかるようにしておくためだと思える。

 

そして、「文部科学省の動向」の項目では、

 

2/25に学園理事長と総理との面会時の学園提供資料のうち、「新しい教育戦略」(別紙p.5-6)に記載の目指すべき大学の姿に関する部分を抜粋したアンケート形式の資料を示して、短期間での回答を求めている。

 

と書かれており、「2/25の学園理事長と総理との面会の際に加計学園が提供した資料」についての言及がある。ページ数が記載されていることからも、この「提出資料」は愛媛県にも渡っていると考えられる。

 

文書の末尾には、「(参考)加計学園の直近の動向・今後の予定」が付記されており、その最初に「2/25 理事長と安倍総理が面談」と書かれている。

 

そして、「獣医師養成系大学の設置に係る内閣府及び首相秘書官訪問について」と題する書面では、

 

安倍総理と加計学園理事長が先日会食した際に、獣医師養成系大学の設置について地元の動きが鈍いとの話が出たとのことであり、同学園としては柳瀬首相秘書官に4月2日午後3時から説明したいので、県と今治市にも同行願いたいとの要請があったと今治市から連絡があった。

 

と書かれている。

 

「2/25の学園理事長と総理との面会」以外に、「安倍総理と加計学園理事長との会食」の機会にも、獣医学部新設の話が出て、その際に、「地元の動きが鈍い」との話が出たことを理由に、加計学園が、首相官邸での柳瀬秘書官との面談に赴くにあたって、愛媛県と今治市にも同行するよう求めたことがわかるのである。

 

「2/25理事長と首相との面談」は特区申請・補助金交付の大前提

 

愛媛県の文書によると、加計学園は、理事長と首相の面談が行われる前に、「面談の動き」があることの説明をし、実際に面談があったとされた後には、面談の際に理事長から首相に渡った資料も示し、それを前提に、愛媛県・今治市に対して補助金を要請している。

 

これらの記載からすれば、愛媛県にとって、「2/25理事長と首相との面談」の事実が、加計学園の獣医学部新設に向けて、国家戦略特区の申請を行うこと、加計学園に補助金を交付することの大前提だったことは明らかだ。

 

しかも、「2/25理事長と首相との面談」は、柳瀬秘書官からの資料提出の指示に関連づけられ、面談時に理事長から首相に提供した資料にも言及するなど、この時期の加計学園と愛媛県との交渉全般にわたって、頻繁に持ち出されている事柄であり、もし、その面談の事実がなかったとすると、獣医学部新設に向けての話が根底から覆されかねない。

 

伝聞部分についても、加計学園関係者が意図的に事実と異なる発言をすることなど通常はあり得ないことなので、愛媛県は、獣医学部の新設について極めて重要な事実を含むこの書面を公開したと考えられる。

 

ところが、その「2/25理事長と首相との面談」ついて、加計学園側は、担当者がその発言をしたことを認めた上で、「実際にはなかったのに虚偽の事実を伝えた」として、愛媛県側に何の断りもなく、一方的に「報道機関」宛にファックス送付した。

 

もし、本当に、加計学園側が、「2/25理事長と首相との面談」が実際にはなかったのに、虚偽の事実を伝えたということであれば、獣医学部の立地自治体として国家戦略特区の申請を行い、多額の補助金を交付している愛媛県・今治市に対する重大な背信行為だ。そのような事実を把握したのであれば、まず、当事者の愛媛県・今治市に対して、十分な説明と謝罪をするのが当然だ。

 

ところが、5月28日に国会で集中審議が行われる2日前の26日に、いきなり、マスコミ宛のファックス文書で、そのような事実を公表したのである。

 

このような対応の方法からしても、安倍首相が追及されることが予想される5月28日の国会の集中審議に向けて、安倍首相の答弁に合わせるために、ファックスで文書を送付したことが強く疑われる(安倍政権側の指示であった可能性も否定できない)。

 

しかし、加計学園側も、「報道機関」宛にファックス送付した以上、今後、その内容を自ら否定することはできないだろう。

 

そうなると、少なくとも、加計学園としては、このファックス文書に書かれていることが真実であることを前提に今後の対応を行わざる得ない。それは、安倍政権側にとって、かえって不利な展開となる可能性が高い。

 

「加戸前知事ストーリー」の崩壊

 

加計学園のファックス文書では、

 

当時は、獣医学部設置の動きが一時停滞していた時期であり、何らかの打開策を探しておりました。そのような状況の中で、構造改革特区から国家戦略特区を用いた申請にきりかえれば、活路が見いだせるのではないかとの考えから、当時の担当者が実際にはなかった総理と理事長の面会を引き合いに出し、県と市に誤った情報を与えてしまったように思うとの事でした。

 

とされている。

 

もし、その通りであったとすると、これまで、加計学園の獣医学部新設と安倍首相との関係をめぐる疑惑を否定するために、自民党側が再三にわたって国会に参考人招致してきた加戸前愛媛県知事の供述に重大な疑問が生じることになる。

 

昨年7月の衆議院予算委員会での閉会中審査で、加戸氏は、今治市に加計学園の獣医学部を誘致しようと考えた理由について

 

私、鳥インフルエンザにめぐり会いまして、その後、狂牛病の問題、口蹄疫の問題が続きますが、いずれにいたしましても、四国への上陸は許さないという前提での取り組みをしながら、県庁の獣医師、大動物獣医師の不足に悲鳴を上げながら、みんなに頑張ってもらい、あるいは学者のお話も聞きながら、国際的にこの問題は大きくなるという中で、愛媛に獣医学部が欲しいと思いました。

 

それは、研究機関としてと同時に、今治の学園都市、それと、愛媛県の公務員獣医師の不足も補うし、しかも、国際的に胸を張れる、アメリカに伍して先端的に勉強ができるような場を持って、今治を国際的な拠点都市にする、そんな夢でおりまして、ちょうど、県会議員と加計学園の事務局長がたまたまお友達という関係でつながった話ででき上がりましたから、飛びつきました。

 

と述べた上、愛媛県、今治市と加計学園の関係について以下のように述べている。

 

平成十七年の一月から話がスタートして、二年後に獣医学部をやってみましょうという話になってまいりましたので、それ以来は正直申し上げて加計一筋でありますけれども、その間、ほかのところにも当たりましたが、(中略)その後、獣医学部ということでいろいろなところへ当たってみましたけれども、反応はありません

 

(中略)好き嫌いは別として、話に乗っていただいたのが加計学園でありますから、私どもにとって、今、正直な言葉を申し上げたら、言葉がいいかどうかわかりませんけれども、愛媛県にとって、今治市にとって、黒い猫でも白い猫でも、獣医学部をつくっていただく猫が一番いい猫でありまして、

 

要するに、加戸氏によれば、獣医学部の新設は、愛媛県の公務員獣医師不足の解消や今治を国際的な拠点都市にする構想などから、愛媛県・今治市側が主導して、獣医学部誘致に積極的に取り組んできたもので、それに応じてくれた大学が加計学園しかなかったから「加計一筋」だったということである。

 

今回、加計学園がファックス文書で認めているように、当時「獣医学部設置の動きが一時停滞していた時期であり、何らかの打開策を探していた」という事情から、加計学園側が、国家戦略特区に切り替えて活路を見出そうとして、加計理事長と安倍首相との面談の事実をでっち上げて、愛媛県・今治市側を騙していたのだとすると、加計学園は、そのような背信的なやり方まで用いて、なりふり構わず獣医学部新設を実現しようとしていたということになり、「加戸ストーリー」は根底から崩れることになる。

 

「安倍ストーリー」「加計ストーリー」の崩壊

 

崩壊するのは「加戸ストーリー」だけではない。

 

加計学園がファックス文書で公表したことが事実だとすると、今後、愛媛県や今治市が、加計学園獣医学部に交付する予定の補助金に影響を生じることは必至だ。補助金は、住民の血税によって賄われているのであり、国家戦略特区申請・補助金交付に関して、加計学園が説明してきた重要な前提事実が嘘だったとすれば、そのような嘘をつくような学校法人に対して補助金を出し続けてよいのかどうかが問題になる。

 

いずれにせよ、そのような重大な背信行為を、加計学園側の誰がどのような理由で行ったのか、加計学園側が納得できる説明を行わなければ、住民の理解が得られるはずがない。

 

また、愛媛県文書によれば、加計学園側で中心となって動いていたのは、「渡邊事務局長」であり、学園事務局のトップであり、法人のトップである加計理事長から直接指示を受けて動く立場だ。そのような人物が、加計理事長と安倍首相との面談の事実をでっち上げて、愛媛県・今治市側を騙していたのだとすれば、それを加計理事長が知らないことはあり得ない。

 

安倍首相は、国会で、加計孝太郎氏について「彼が私に対して私の地位や立場を利用して何かを成し遂げようとしたことはただの一度もない。獣医学部新設について働きかけや依頼は全くなかった。」と繰り返し答弁してきた。今回、安倍首相との面談をネタにして愛媛県・今治市を騙すという工作に加計孝太郎氏が関わっていたとすると、そのような「安倍首相のストーリー」も根底から崩れることになる。

 

しかも、自治体に対する重大な背信行為を行ったのが、私学助成という公費を支給されている学校法人だというのも、極めて深刻である。そのような学校法人に多額の学費を支払っている学生もその親も、学園が健全な教育活動を行っていると信頼して良いのかどうか疑問を感じるだろう。ところが、加計学園は、国家戦略特区によって、一校だけ獣医学部の新設が認められ、様々な問題を指摘されながらも文科省の認可を取得し、今年の春に開学した。それが、加計学園に「既に開学し学生を受け入れている以上、今更潰せない。」という「加計ストーリー」の主張を行うことを可能にした。

 

しかし、県・市に対する今回のような重大な背信行為を自ら明らかにし、しかも、補助金を交付している愛媛県・今治市に対しても非礼極まりない対応を行っている加計学園は、今後、県・市の住民からも強い不信感をもたれることになりかねない。それは、「開学したもの勝ち」という「加計ストーリー」すら危うくしかねない。

 

5月28日の国会での集中審議の中で、安倍首相は、福山哲郎参議院議員の質問に対して、「委員が作ったストーリー」と答弁して、審議が紛糾した。

 

しかし、今回の、加計学園の愛媛県・今治市を騙していたことを認めるファックス文書と「ストーリー」の関係について言えば、むしろ、「加戸ストーリー」「安倍ストーリー」「加計ストーリー」という、安倍政権側のストーリーが崩壊する危険を考えるべきであろう。

(2018年5月29日「郷原信郎が斬る」より転載)』

 

「2/25理事長と首相との面談」は特区申請・補助金交付の大前提

愛媛県の文書によると、加計学園は、理事長と首相の面談が行われる前に、「面談の動き」があることの説明をし、実際に面談があったとされた後には、面談の際に理事長から首相に渡った資料も示し、それを前提に、愛媛県・今治市に対して補助金を要請している。

これらの記載からすれば、愛媛県にとって、「2/25理事長と首相との面談」の事実が、加計学園の獣医学部新設に向けて、国家戦略特区の申請を行うこと、加計学園に補助金を交付することの大前提だったことは明らかだ。

しかも、「2/25理事長と首相との面談」は、柳瀬秘書官からの資料提出の指示に関連づけられ、面談時に理事長から首相に提供した資料にも言及するなど、この時期の加計学園と愛媛県との交渉全般にわたって、頻繁に持ち出されている事柄であり、もし、その面談の事実がなかったとすると、獣医学部新設に向けての話が根底から覆されかねない。

伝聞部分についても、加計学園関係者が意図的に事実と異なる発言をすることなど通常はあり得ないことなので、愛媛県は、獣医学部の新設について極めて重要な事実を含むこの書面を公開したと考えられる。

ところが、その「2/25理事長と首相との面談」ついて、加計学園側は、担当者がその発言をしたことを認めた上で、「実際にはなかったのに虚偽の事実を伝えた」として、愛媛県側に何の断りもなく、一方的に「報道機関」宛にファックス送付した。

もし、本当に、加計学園側が、「2/25理事長と首相との面談」が実際にはなかったのに、虚偽の事実を伝えたということであれば、獣医学部の立地自治体として国家戦略特区の申請を行い、多額の補助金を交付している愛媛県・今治市に対する重大な背信行為だ。そのような事実を把握したのであれば、まず、当事者の愛媛県・今治市に対して、十分な説明と謝罪をするのが当然だ。

ところが、5月28日に国会で集中審議が行われる2日前の26日に、いきなり、マスコミ宛のファックス文書で、そのような事実を公表したのである。

このような対応の方法からしても、安倍首相が追及されることが予想される5月28日の国会の集中審議に向けて、安倍首相の答弁に合わせるために、ファックスで文書を送付したことが強く疑われる(安倍政権側の指示であった可能性も否定できない)。

しかし、加計学園側も、「報道機関」宛にファックス送付した以上、今後、その内容を自ら否定することはできないだろう。

そうなると、少なくとも、加計学園としては、このファックス文書に書かれていることが真実であることを前提に今後の対応を行わざる得ない。それは、安倍政権側にとって、かえって不利な展開となる可能性が高い。

「加戸前知事ストーリー」の崩壊

加計学園のファックス文書では、

 当時は、獣医学部設置の動きが一時停滞していた時期であり、何らかの打開策を探しておりました。そのような状況の中で、構造改革特区から国家戦略特区を用いた申請にきりかえれば、活路が見いだせるのではないかとの考えから、当時の担当者が実際にはなかった総理と理事長の面会を引き合いに出し、県と市に誤った情報を与えてしまったように思うとの事でした。

とされている。

もし、その通りであったとすると、これまで、加計学園の獣医学部新設と安倍首相との関係をめぐる疑惑を否定するために、自民党側が再三にわたって国会に参考人招致してきた加戸前愛媛県知事の供述に重大な疑問が生じることになる。

昨年7月の衆議院予算委員会での閉会中審査で、加戸氏は、今治市に加計学園の獣医学部を誘致しようと考えた理由について

私、鳥インフルエンザにめぐり会いまして、その後、狂牛病の問題、口蹄疫の問題が続きますが、いずれにいたしましても、四国への上陸は許さないという前提での取り組みをしながら、県庁の獣医師、大動物獣医師の不足に悲鳴を上げながら、みんなに頑張ってもらい、あるいは学者のお話も聞きながら、国際的にこの問題は大きくなるという中で、愛媛に獣医学部が欲しいと思いました。

それは、研究機関としてと同時に、今治の学園都市、それと、愛媛県の公務員獣医師の不足も補うし、しかも、国際的に胸を張れる、アメリカに伍して先端的に勉強ができるような場を持って、今治を国際的な拠点都市にする、そんな夢でおりまして、ちょうど、県会議員と加計学園の事務局長がたまたまお友達という関係でつながった話ででき上がりましたから、飛びつきました。

と述べた上、愛媛県、今治市と加計学園の関係について以下のように述べている。

平成十七年の一月から話がスタートして、二年後に獣医学部をやってみましょうという話になってまいりましたので、それ以来は正直申し上げて加計一筋でありますけれども、その間、ほかのところにも当たりましたが、(中略)その後、獣医学部ということでいろいろなところへ当たってみましたけれども、反応はありません

(中略)好き嫌いは別として、話に乗っていただいたのが加計学園でありますから、私どもにとって、今、正直な言葉を申し上げたら、言葉がいいかどうかわかりませんけれども、愛媛県にとって、今治市にとって、黒い猫でも白い猫でも、獣医学部をつくっていただく猫が一番いい猫でありまして、

要するに、加戸氏によれば、獣医学部の新設は、愛媛県の公務員獣医師不足の解消や今治を国際的な拠点都市にする構想などから、愛媛県・今治市側が主導して、獣医学部誘致に積極的に取り組んできたもので、それに応じてくれた大学が加計学園しかなかったから「加計一筋」だったということである。

今回、加計学園がファックス文書で認めているように、当時「獣医学部設置の動きが一時停滞していた時期であり、何らかの打開策を探していた」という事情から、加計学園側が、国家戦略特区に切り替えて活路を見出そうとして、加計理事長と安倍首相との面談の事実をでっち上げて、愛媛県・今治市側を騙していたのだとすると、加計学園は、そのような背信的なやり方まで用いて、なりふり構わず獣医学部新設を実現しようとしていたということになり、「加戸ストーリー」は根底から崩れることになる。

「安倍ストーリー」「加計ストーリー」の崩壊

崩壊するのは「加戸ストーリー」だけではない。

加計学園がファックス文書で公表したことが事実だとすると、今後、愛媛県や今治市が、加計学園獣医学部に交付する予定の補助金に影響を生じることは必至だ。補助金は、住民の血税によって賄われているのであり、国家戦略特区申請・補助金交付に関して、加計学園が説明してきた重要な前提事実が嘘だったとすれば、そのような嘘をつくような学校法人に対して補助金を出し続けてよいのかどうかが問題になる。

いずれにせよ、そのような重大な背信行為を、加計学園側の誰がどのような理由で行ったのか、加計学園側が納得できる説明を行わなければ、住民の理解が得られるはずがない。

また、愛媛県文書によれば、加計学園側で中心となって動いていたのは、「渡邊事務局長」であり、学園事務局のトップであり、法人のトップである加計理事長から直接指示を受けて動く立場だ。そのような人物が、加計理事長と安倍首相との面談の事実をでっち上げて、愛媛県・今治市側を騙していたのだとすれば、それを加計理事長が知らないことはあり得ない。

安倍首相は、国会で、加計孝太郎氏について「彼が私に対して私の地位や立場を利用して何かを成し遂げようとしたことはただの一度もない。獣医学部新設について働きかけや依頼は全くなかった。」と繰り返し答弁してきた。今回、安倍首相との面談をネタにして愛媛県・今治市を騙すという工作に加計孝太郎氏が関わっていたとすると、そのような「安倍首相のストーリー」も根底から崩れることになる。

しかも、自治体に対する重大な背信行為を行ったのが、私学助成という公費を支給されている学校法人だというのも、極めて深刻である。そのような学校法人に多額の学費を支払っている学生もその親も、学園が健全な教育活動を行っていると信頼して良いのかどうか疑問を感じるだろう。ところが、加計学園は、国家戦略特区によって、一校だけ獣医学部の新設が認められ、様々な問題を指摘されながらも文科省の認可を取得し、今年の春に開学した。それが、加計学園に「既に開学し学生を受け入れている以上、今更潰せない。」という「加計ストーリー」の主張を行うことを可能にした。

しかし、県・市に対する今回のような重大な背信行為を自ら明らかにし、しかも、補助金を交付している愛媛県・今治市に対しても非礼極まりない対応を行っている加計学園は、今後、県・市の住民からも強い不信感をもたれることになりかねない。それは、「開学したもの勝ち」という「加計ストーリー」すら危うくしかねない。

5月28日の国会での集中審議の中で、安倍首相は、福山哲郎参議院議員の質問に対して、「委員が作ったストーリー」と答弁して、審議が紛糾した。

しかし、今回の、加計学園の愛媛県・今治市を騙していたことを認めるファックス文書と「ストーリー」の関係について言えば、むしろ、「加戸ストーリー」「安倍ストーリー」「加計ストーリー」という、安倍政権側のストーリーが崩壊する危険を考えるべきであろう。


今治市は名産タオルでなくて加計ワイロで

2018-05-30 16:10:22 | 日記

 

 今治市は名産タオルでなくて加計ワイロで

ネットを賑わしている。

 

『加計学園が今治市への獣医学部新設にあたり、

菅良二市長に 約3億円 の現金贈賄を行い、

市議会議員が反対意見を言わないよう、

菅良二がその収賄資金をもって市議会議員を買収..』

 

もしこれが事実だと知れば、

加計孝太郎氏の記者会見が望まれる。

事実でなくても、これだけ書かれたら

名誉毀損で公の場で疑惑を晴らしてほしい。

 

 

ーーーーーーーーーーーー 以下参考記事 ーーーーーーーーーーーー

 

 

今治市長に3億円、市議に各1000万円賄賂!? 赤かぶ - 阿修羅

www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/758.html
 
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Apr 29, 2018 - 加計孝太郎、菅良二今治市長、今治市議15名を収賄で告発! 告発状『加計学園が今治市への獣医学部新設にあたり、菅良二市長に約3億円の現金贈賄を行い、市議会議員が反対意見を言わないよう、菅良二がその収賄資金をもって ...


加計学園誘致で菅良二今治市長から「1000万円のワイロ受領」を認めた ...

https://blog.goo.ne.jp/beingtt/.../fea2f1846eb15c20fdf00436e9c74c...
 
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Jul 27, 2017 - これにより、加計学園が今治市への獣医学部新設にあたり、菅良二市長に約3億円の現金贈賄を行い、それによって、市議会議員が反対意見を言わないよう、菅良二がその収賄資金をもって市議会議員を買収していたことが明白となった。
 

加計問題、安倍首相の贈収賄事件に発展か…設置認可前に133億円補助 ...

biz-journal.jp › 企業・業界
 
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Oct 7, 2017 - 安倍首相と加計孝太郎氏(Kodansha/アフロ) 9月6日に今治市の「今治加計獣医学部問題を考える会」(黒川敦彦共同代表)の市民が、加計学園に違法に市有地を…(1/3)
 

今治市長と市議に贈収賄疑惑? 〜消されたブログの謎〜 続報 | 薄荷らぼ ...

https://plaza.rakuten.co.jp/hakkapan/diary/201707310001/
 
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Jul 31, 2017 - 詳細は上記エントリを読んでもらうとして、簡単な経緯を述べると、、 26日 今治市で今治市議会が住民に議会報告をしました。 ... ところで武田氏は今治市議全員15名を、刑法197条(収賄、受託収賄及び事前収賄)の容疑で告発している。

加計問題で今治市長と市議に贈収賄疑惑? 〜消されたブログの謎 ...

https://plaza.rakuten.co.jp/hakkapan/diary/201707290000/
 
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Jul 29, 2017 - これにより、加計学園が今治市への獣医学部新設にあたり、菅良二市長に約3億円の現金贈賄を行い、それによって、市議会議員が反対意見を言わないよう、菅良二がその収賄資金をもって市議会議員を買収していたことが明白となった。

贈収賄に発展の可能性 「首相案件」解明へ加計氏の喚問を|日刊ゲンダイ ...

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/227017
 
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Apr 13, 2018 - 問題の「首相案件」文書は、2015年4月2日に愛媛県と今治市の職員、加計学園事務局長が内閣府と官邸を訪問し、藤原豊・地方創生推進室次長と柳瀬唯夫首相秘書官(いずれも当時)と面会した際のやりとりをまとめたもの。愛媛県の中村 ...

【加計問題】今治市の市民が大激怒!買収疑惑で市長や市議らを告発 ...

saigaijyouhou.com/blog-entry-17851.html
 
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Jul 30, 2017 - 加計学園の獣医学部新設を巡る問題で、建設予定地の今治市では市民から怒りの声が噴出しています。7月27日に今治 ... 加計学園の誘致をめぐって贈収賄があったとして、今治市の男性が27日、加計孝太郎理事長、菅良二市長、市議会 ...
 

加計学園問題で今治市議が賄賂疑惑で市民に告発されていた! - NAVER ...

https://matome.naver.jp/odai/2150201863173335701
 
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Aug 6, 2017 - 加計学園が今治市への獣医学部新設にあたり、菅良二市長に約3億円の現金贈賄を行い、市議会議員が反対意見を言わないよう、菅良二がその収賄資金をもって市議会議員を買収...

内海新聞 (@u23news) | Twitter

https://twitter.com/u23news
 
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Embed Tweet. イオンモール今治新都市のテナント撤退が著しい『加計学園の獣医学部の悪行で天罰が下る今治市【閉店分を更新】』 ... Embed Tweet. 収賄の口裏あわせでもするのかな今治市長 面会「学園信じる」 | 2018/5/29(火) - Yahoo!ニュース ...
 

田中龍作ジャーナル | 【今治発】市民「加計学園からカネをもらっていない ...

tanakaryusaku.jp/2017/07/00016388
 
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Jul 28, 2017 - 28日夕、今治市常盤公民館 撮影:筆者=. 加計学園の誘致をめぐって贈収賄があったとして、今治市の男性が27日、加計孝太郎理事長、菅良二市長、市議会議員を松山地検に告発した。 告発状によると加計理事長と菅市長は、誘致に反対 ...

加計安倍問題と日大アメフの違い

2018-05-29 23:03:18 | 日記

 「日大アメフト部と安倍政権は重なって見える」。

そう思いながら、経過を見て、

大きく違っているところを感じる。

 

今回の内田監督の除名は、

反則タックルの試合後の記者の囲み取材での音声データが

内田監督の記者会見や聞き取り調査での関与否定が

嘘であると認定されるきっかけとなった。

 

安倍政権では、音声テープが

森友学園の値引き交渉や

福田事務次官のセクハラ発言で出ても、

麻生氏もセクハラや改ざんはなかったとし、

 

安倍氏も、

「ご指摘の日に加計孝太郎理事長と会ったことはございません」

「そういう事柄について、話をされたこともございませんし、私から話をしたこともございません」と関与を否定し続ける。

 

また、違反プレーをした選手や、チーム仲間は

自らの誤りを認めながらも、潔く非を認め、

監督の独裁的権力に勇敢に立ち向かった。

 

しかし、安倍政権では、実行犯である佐川氏も、柳瀬氏も

権力に盲従することを選び、

訴追される恐れがあるからと言い逃れし、

記憶にないとごまかした。

 

関東アメフ連盟は、徹底した聞き取りを行い、

ビデオや音声の証拠を精査して、公平な立場で真相解明に尽力した。

コーチの選手への傷害事件で部員が20名ほど退部したことも踏まえ、

コーチの奴隷化による、人事権を操る内田監督の実態を暴いた。

 

しかし、二階幹事長や森山国対委員長や竹下亘自民党総務会長は、

公正な第三者員会を立ち上げることもせず、

昭恵夫人や加計孝太郎氏の国会招致も拒否し続けている。

 

どうやら、森友学園や加計学園の黒塗り書類に、

二階幹事長や森山国対委員長や

身内の政治家の名前も満載のようだ。

 

膿を出し切ると繰り返しながら、

膿の本丸である安倍総理は、

どこまでも逃げ続け、

 

しどろもどろの言い逃れの中で、

ついに、「金銭の授受はない」とまでも言ってしまった。

昨年の自身の答弁の整合性を保つためでも、

まさに、犯人が追い詰められて、焦って放った自白ではないか。

昭恵夫人が籠池氏に渡した100万円を今こそ明らかにすべきではないか。

 

森友学園への国有地売却で、財務省が23日に公表した学園側との交渉記録の

妻昭恵氏付の職員の財務省問い合わせた記述については、

首相は「制度に関する問い合わせだ」

「私や妻が払い下げや認可に一切関わっていない」と繰り返す。

 

犯人の自白といえば、加計孝太郎氏である。

安倍氏との面談で、誰かが嘘をついたしかないとマスコミに叩かれ、

孝太郎氏は、加計学園の職員が嘘をついたと名乗り出た。

特区を勝ち得た見返りに、安倍氏を守るための見えすぎた嘘に、

このレベルの低い犯人の自白に、

いつまで自民党の古参議員は素知らぬ顔をしつづけるのだろうか。。。

 

今治市の菅良二市長も、面談の事実を否定し、

市の加計学園問題の交渉記録を、

「国や県に迷惑がかかってはいけない。マイナスのイメージがあってもいけないから」開示しないことも

市議たちに賄賂が配られたことも、

どういうわけか、メディアで問題にされていこなかった。

 

今治市は、土地を無償譲渡し、補助金も県の2倍を負担している。

加計側とより密接な関係を持つ今治市の記録は

県の文書と一致するのか、首相の言い分を支えるのか注目されている。

 

「この段階で市が公文書を非開示にするのはおかしい」との声が上がっている。

 

日大と安倍政権は全く違う。

日大には、権力に屈せず良心に従い行動する若き侍がいた。

彼を守ろうとする仲間や冷静に判断した両親がいた。

 

安倍政権にいるのは、

地位に女々しくしがみつくぶざまな独裁者であり、

権力に盲従し、怯える年卑しい役人の姿しか見えない。

 

 ーーーーーーーーー 以下参照記事 ーーーーーーーーー 

愛媛から届いた安倍「いいね」文書、嘘つきなのは首相?県?

 

 

愛媛県が参院予算委員会に提出した文書。2015年に安倍首相が加計学園理事長と面会した際、「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」と発言したと記されている (c)朝日新聞社

愛媛県が参院予算委員会に提出した文書。2015年に安倍首相が加計学園理事長と面会した際、「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」と発言したと記されている (

 

中村時広・愛媛県知事の定例記者会見。「嘘というものは発言した人にとどまることなく、第三者、他人を巻き込んでいく」と話した (c)朝日新聞社

中村時広・愛媛県知事の定例記者会見。

「嘘というものは発言した人にとどまることなく、第三者、他人を巻き込んでいく」と話した (c)朝日新聞社

「日大アメフト部と安倍政権は重なって見える」。立憲民主党・辻元清美議員の言葉を借りるまでもなく、そう感じている人は多いだろう。

 選手に不本意なプレーを強いた日本大学アメリカンフットボール部の内田正人前監督らは、責任逃れの言い訳に終始し、事態の混迷に拍車をかけた。

 次々に決定的な証拠や証言を突きつけられながら、「記憶がない」と根拠のない主張を繰り返す。権力の庇護(ひご)を受け、不都合な真実から目を背ける。その姿は、国民を不信の底なし沼に引きずり込んだ日本の首相そのものだ。

 5月21日、安倍晋三首相が新たに直面したのは、愛媛県が参院に提出した27枚の文書だった。国家戦略特区という「特例措置」のもとで愛媛県今治市に今春開学した「岡山理科大学獣医学部」を巡り、愛媛県が関与した出張や面会のやり取りが記録されている。

 同学部を設置したのは、安倍首相の40年来の親友である加計孝太郎氏が理事長を務める学校法人「加計学園」だ。

 安倍首相はこれまで、特区制度を利用した獣医学部新設計画を知った時期を、加計学園が事業者として認められた昨年1月20日と説明してきた。僕が知ったのはすべて決まってから。お友達を特別扱いしていない証拠だよ──というわけだ。

 ところが愛媛県の「新文書」では、それより2年近く前の2015年2月25日、加計理事長が親友の安倍首相と面談して計画を伝え、「いいね」という返事をもらったとの記述があった。首相は計画を知り、賛同までしていたというのだ。

 詳しく見てみよう。問題の文書は「獣医師養成系大学の設置に係る加計学園関係者との打合せ会等について」。愛媛県地域政策課が作成した。加計学園から、理事長と安倍首相との面談結果等について報告したいと申し出があり、同3月3日に県と学園関係者が会合した内容を記録したものだ。

 加計学園からの報告は次のようなものだった。

(1)2月25日に理事長が首相と面談(15分程度)。理事長から、獣医師養成系大学空白地帯の四国の今治市に設置予定の獣医学部では、国際水準の獣医学教育を目指すことなどを説明。首相からは「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」とのコメントあり。また、柳瀬唯夫首相秘書官(当時。現経済産業審議官)から、改めて資料を提出するよう指示があったので、早急に資料を調整し、提出する予定。

(2)下村博文文部科学大臣(当時)が一歩引いたスタンスになっており、県においても、官邸への働きかけを非公式で実施いただけないかとの要望があったが、政治的な動きは難しい旨回答。

(3)検討中の大学附置施設(高度総合検査センター等)の設置には多額の費用が必要であるが、施設設置に伴う国からの補助がない中、一私学では困難であるので、国の支援が可能となる方策の検討を含め、県・市の財政支援をお願いしたい。

 文書ではさらに、翌日の3月4日には、加計側と今治市長が面会してほぼ同内容の説明があったことにもふれ、「特区提案の動向を踏まえて今治市としっかり協議を進める方針」と締めくくっている。

 安倍首相と加計氏は、ゴルフやバーベキュー、会食を楽しみ、SNSにも度々一緒の写真がアップされている。二人の関係なら、(1)の内容はごく自然にやり取りされた会話にみえる。しかし安倍首相は22日、文書の内容について記者団に問われ、根拠は一切示さないまま言い切った。

「ご指摘の日に加計孝太郎理事長と会ったことはございません」

「そういう事柄について、話をされたこともございませんし、私から話をしたこともございません」

 一方、文書の中身を真っ向から否定された愛媛県の中村時広知事は、こう応じた。

 文書が捏造(ねつぞう)ではないかとの主張が一部で広がっていることについても、こう呼びかけた。

「いちゃもんのレベル。よほどこれが事実だと困る人がいるのかな。何事も正直、真実というのを覆すことはできない。正々堂々とやりましょう」

 もし愛媛県の文書が虚偽だとすれば、面談した加計学園関係者がありもしない話をでっち上げて県に報告したか、もしくは県の担当者が虚構を創作して文書に残したか、二つに一つだ。だがどちらも当事者にとって利益があるとは思えない上、のちに発覚すれば重大なペナルティーが科せられる反則行為だ。

 一方、安倍首相本人や親友の加計氏は、この文書を真実と認めるわけにはいかない。加計学園が国家戦略特区で獣医学部の新設を進めていたことは、事業者として選ばれるまで安倍首相は全く知らなかった。そんな筋書きが根本から崩れてしまうからだ。

「加計ありきの事業だ」

「岩盤規制に開けた針の穴を通れるのは総理のお友達だけ」

 そんな野党の批判を今さら認めたくない、という首相の思いとは裏腹に、「一点の曇りもない」はずの手続きは、今や一筋の光も見いだせない暗闇に埋没しているようにみえる。(編集部・大平誠)

AERA 2018年6月4日号より抜粋

 

加計問題

「面会なかった」学園コメントに今治市長が擁護

 
菅良二今治市長=今治市役所で2018年5月29日、松倉展人撮影

 

記者会見で「モチベーション上げるつもりでは…」と

 学校法人「加計学園」の加計孝太郎理事長が獣医学部新設を巡り安倍晋三首相に面会したとする愛媛県の新文書に関し、

「(面会は)実際なかった」と否定した学園コメントについて、

同県今治市の菅良二市長は29日の記者会見で、

「(新設の)モチベーションを上げるつもりがあったのではないか」と学園を擁護した。

 菅市長は、当時受けた報告については「当時、構造改革特区での獣医学部新設が何度も退けられ、(自分にとっては)理事長と総理の面会はそれほどの興味がない話だった」と説明。学園に補助金を支出する自治体として、虚偽報告に抗議する考えがないか問われると「いずれおわびに来られるだろう。3年前のことを掘り下げるより、前を向いて進めたい」と繰り返した。

 愛媛県の中村時広知事は「偽りの報告をしたのであれば、まず関係者に謝罪し、責任者が記者会見するのが常識だ。(それがないのは)あり得ない」と学園を批判しており、知事と市長で対応の違いが鮮明になっている。【松倉展人】

安倍首相“加計ありき”ではない、国会集中審議

 森友・加計学園問題などをめぐり、国会では集中審議が開かれていて、安倍総理は加計学園の獣医学部新設について改めて「加計ありき」ではなかったと述べました。国会記者会館から報告です。

 加計学園の獣医学部新設計画をめぐり「文書が残っている」とする野党議員に安倍総理は「ストーリー」だと反論し、委員会室が騒然となりました。

 

 「総理のご意向だという文書が残っており、萩生田副長官ご発言概要には“総理は平成30年4月開学とおしりをきっていた”と言っている。これ、みんな残っている文書です。総理の言っている反論は全部『言ってません』『やってません』『関わっていません』、全く反証になっていません。こんなこと総理、どうやってこれで真相解明になるんですか」(立憲民主党 福山哲郎幹事長)

 

 「これは今、委員が作られたストーリーなんだろう」(安倍首相)

 

 審議は一時ストップしましたが、安倍総理は「加計ありきということでは全くない」と改めて強調しました。

 

 また、3年前の2月、加計理事長と面会し獣医学部新設計画を話し合ったと記載された愛媛県の文書について、安倍総理は「今治の市長も言っているように伝聞の伝聞を書いたということだ」と指摘しました。その上で福山議員が「内閣不信任決議案を提出したら受けてたつのか」と質したのに対して、安倍総理は「仮定の質問には答えられない」と述べるにとどめました。

 

Q.野党側は今後、どのように政府与党を追及する方針なのでしょうか。

 

 野党側は加計理事長や愛媛県の中村知事の国会招致を求め攻勢を強めたい考えです。

 

 「総理自身が真相を薮の中に押し込んでいる感じがして、全く真相究明には至りませんでしたし、中村愛媛県知事と加計孝太郎理事長の証人喚問は不可避だと考えました」(立憲民主党 福山哲郎幹事長)

 

 2015年2月の加計理事長との面会を安倍総理が全面否定したことから、証人喚問要求とさらなる集中審議を要求していますが、会期末まで残り1か月を切る中でどこまで追及できるのか不透明です。

 

 

安倍首相“加計ありき”ではない、国会集中審議

 森友・加計学園問題などをめぐり、国会では集中審議が開かれていて、安倍総理は加計学園の獣医学部新設について改めて「加計ありき」ではなかったと述べました。国会記者会館から報告です。

 加計学園の獣医学部新設計画をめぐり「文書が残っている」とする野党議員に安倍総理は「ストーリー」だと反論し、委員会室が騒然となりました。

 

 「総理のご意向だという文書が残っており、萩生田副長官ご発言概要には“総理は平成30年4月開学とおしりをきっていた”と言っている。これ、みんな残っている文書です。総理の言っている反論は全部『言ってません』『やってません』『関わっていません』、全く反証になっていません。こんなこと総理、どうやってこれで真相解明になるんですか」(立憲民主党 福山哲郎幹事長)

 

 「これは今、委員が作られたストーリーなんだろう」(安倍首相)

 

 審議は一時ストップしましたが、安倍総理は「加計ありきということでは全くない」と改めて強調しました。

 

 また、3年前の2月、加計理事長と面会し獣医学部新設計画を話し合ったと記載された愛媛県の文書について、安倍総理は「今治の市長も言っているように伝聞の伝聞を書いたということだ」と指摘しました。その上で福山議員が「内閣不信任決議案を提出したら受けてたつのか」と質したのに対して、安倍総理は「仮定の質問には答えられない」と述べるにとどめました。

 

Q.野党側は今後、どのように政府与党を追及する方針なのでしょうか。

 

 野党側は加計理事長や愛媛県の中村知事の国会招致を求め攻勢を強めたい考えです。

 

 「総理自身が真相を薮の中に押し込んでいる感じがして、全く真相究明には至りませんでしたし、中村愛媛県知事と加計孝太郎理事長の証人喚問は不可避だと考えました」(立憲民主党 福山哲郎幹事長)

 

 2015年2月の加計理事長との面会を安倍総理が全面否定したことから、証人喚問要求とさらなる集中審議を要求していますが、会期末まで残り1か月を切る中でどこまで追及できるのか不透明です。

「加計氏会った会わない無関係」特区認定で

 
衆院予算委で長妻昭氏の指摘を否定する安倍晋三首相=国会内で2018年5月28日午後2時32分、和田大典撮影

 

 安倍晋三首相は28日の衆参両院の予算委員会集中審議で、学校法人「加計学園」の獣医学部新設を巡り、愛媛県文書に記載されている2015年2月25日の加計孝太郎理事長との面会について

「お会いしたことはない」と改めて否定した。

文書については「(学園関係者からの)伝聞の伝聞に過ぎない」と信ぴょう性に疑義を呈し、国家戦略特区の認定に「私と加計氏が会ったか会わなかったかは全く関わりがない」と強調した。

 県文書を巡っては、学園が26日に「担当者が実際にはなかった面会を引き合いに出し県と(今治)市に誤った情報を与えた」とのコメントを発表した。

首相は予算委でこれらを繰り返し引用して面会を否定。発表について学園から事前に連絡はなかったと語った。

 15年2月25日前後に加計氏と電話したかについて、首相は「3年前に友人と電話で話したかどうかについては正確にお答えすることはできない」と述べた。ただ、問題が浮上した昨年以降は電話を含めて話していないと説明した。

 一方、学校法人「森友学園」への国有地売却を巡っては、財務省が23日に公表した学園側との交渉記録に、首相の妻昭恵氏付の職員が財務省に問い合わせた記述がある。

首相は「制度に関する問い合わせだ」と問題はなかったとの認識を示し、「私や妻が払い下げや認可に一切関わっていない」と繰り返した。ただ、麻生太郎副総理兼財務相は、交渉記録に関し「また出てくるかもしれない。見つかったものは全て提出した」と述べ、さらに見つかる可能性に触れた。

 首相はこれまで「私や妻、事務所が関わっていれば、首相も国会議員も辞める」と否定してきた。しかし、この日は「贈収賄は全くない、という文脈で一切関わっていないと申し上げた」と説明。「関与」の範囲を贈収賄に問われるような場合に限定したとみられる。

 野党は交渉記録の廃棄や決裁文書改ざんの責任を取って麻生氏を辞任させるよう要求。首相は「組織を立て直し、国民の信頼を回復することによって責任を果たしてもらいたい」と語り、引責辞任は必要ないと表明した。

 ただ、加計、森友問題の一連の不祥事の「うみ」を出し切れたかと追及されると「まだ国民は、そうは考えていないだろうと思う」と述べた。【松倉佑輔】

 

 

安倍総理の膿と向き合う

2018-05-29 17:47:34 | 日記

 

 

安倍総理も麻生財務相も、関与を否定し、責任をとらず、組織の非をお詫びする。

この3段階の論法に、堂々巡りの負けいくさを国民は強いられている。

 

「小さな話であろうと大きな話であろうと、

決裁のおりた文書を書き換えるとか、すりかえるとか、さしかえるとかいう状況は、

きわめて由々しきことで、深くおわび申し上げねばならない」

 

詫びなければならない極めて由々しきことをしていることを認めているわけだ。

 

しかし、その本人が言う由々しきことを、

「バツをマルにしたとか、白を黒にしたとかいうような、いわゆる改ざんとか、

そういった悪質なものではない」と述べ、「書き換え」の方が適切である」

と言って、悪質ではないと言い逃れようとし、

 

部下のしたゆゆしきことの地震の監督責任について、

「考えていない」と改めて辞任を否定。

 

安倍内閣では1+1が2にならない。

小学生でもわかる、

普通の論理が通らないのだ。

 

財務省はまた、大失敗をしでかした。

4000枚の森友文章の黒塗りを、ホームページで公開したが、

印刷をしてからスキャンして、デジタル化するろころ、

そのままデジタルで出したために、

黒塗り部分の情報も公表されてしまったのだ。

 

その内容は、

稲田朋美元防衛相の夫である稲田龍示弁護士と二階幹事長の名前だった。

 

財務省はそれに気づき、約3時間後にすべて削除。

24日未明にあらためて公表した。

稲田氏や二階幹事長が、森友学園と関わり合ったことに

やましいことがなければ、削除する必要はない。

 

加計孝太郎氏も慌ててミスを犯してしまった。

マスコミでながれる、『3人のうち誰が嘘をついているのか?』

報道に答えて、『加計学院の職員が嘘をついた』と発表したのだ。

 

2017年8月24日、ワインセラーなど設計図に関する質問に対して

回答した時は、広報担当の相談役の氏名と連絡先が明記されていた。

今回はあわてて、誰がファックスしたのかの名前もなければ、

どの担当者が嘘をついたとの説明もなく、

一緒に特区申請に取り組んだ愛媛県と今治市に対して、

嘘をついたことの謝罪もない。

 

まさに、犯罪者が証拠隠滅に珍走する姿だ。

 

加戸守行氏が1999年に愛媛県知事に初当選した時、

都市開発に取り組んだが失敗。

鳥フル、口蹄病の流行で、加計学園とタグを組み、

 

文科省、農水省、獣医師会の反対を権力でねじ伏せたのが

安倍総理の国家戦略の特区認定だった。

 

内閣府の藤原豊地方創生推進室次長(当時)、

官邸で柳瀬唯夫首相秘書官(当時)、

下村文科大臣の力を借りて、加計孝太郎氏は

国家最高権力で、獣医学部親切にこぎつける。

 

安倍総理も、度重なる国会での追求に

ボロを出し始めた。

 

「国有地の払い下げやあるいはまた認可に

一切かかわっていないということは申し上げたが、

お金のやりとりがあって頼まれて行政に働きかけをやったわけではない」

 

自ら『お金のやりとり』を必死に否定する

その不自然さに、新たな疑惑の

前触れを感じる。

 

土地を無償譲渡し、補助金も県の2倍を負担する今治市は、

今治市は、市民に税負担をしいりながら、

加計学園と共犯者であるため、当時の記録を一切公表していない。

 

犯罪に手を染めた市長が居座る限り、

文書公開もならず、

真相は解明されないだろう。

 

地位に恋々執着し、3選されることしか考えていない安倍首相を

守るために多くの役人が犯罪的行為に手を染め、自殺者までだし、

虚偽答弁を続けている。

 

お利口なマスコミやタレントは、安倍批判をやめ、

国民は森加計問題に興味を失い

『すべてはでっち上げだ』と、ゴテゴテの虚偽答弁を繰り返し、

安倍麻生氏は逃げ切ろうとしている。

 

中尾彬さんが、ズバリと言った。

『安倍さん自体が膿なんだろ?というふうに私はとっていますけどね」

。。。「安倍さん怒れないと言ってたでしょ。それは怒れないはずですよ。

自分で書いた(ストーリー)だもん」。。。

 

この安倍総理の作り話は、

いったいいつまで

続くのだろうか。。。

 

ーーーーーーーーー 以下参照記事 ーーーーーーーーー

森友文書「改ざんとか、悪質なものでない」 麻生財務相

2018年5月29日13時32分

 財務省森友学園との取引をめぐる決裁文書を改ざんしたことについて、

麻生太郎財務相は29日午前の衆院財務金融委員会で、

「悪質なものではない」と述べた。

・・・財務省が今回の問題を「書き換え」と表現していることを批判し、

「改ざん」という言葉を使うべきだと追及した。

これに対し、麻生氏は

「バツをマルにしたとか、白を黒にしたとかいうような、いわゆる改ざんとか、

そういった悪質なものではない」と述べ、「書き換え」の方が適切との認識を示した。

 

 一方で、直後には「小さな話であろうと大きな話であろうと、

決裁のおりた文書を書き換えるとか、すりかえるとか、さしかえるとかいう状況は、

きわめて由々しきことで、深くおわび申し上げねばならない」とも述べた。

 

。。。改ざん問題の調査や関係職員の処分の終了後の進退を問われたが、

「考えていない」と改めて辞任を否定。学園への国有地売却で、

近畿財務局大阪航空局に対し、値引きの根拠となるごみの撤去費用を

見積もる範囲を広げるように提案していたことについても、正当な手続きだったという考えを示した。・・・

森友4000枚文書黒塗り剥がすと、

稲田元防衛相の夫や二階幹事長の名前

財務省痛恨のミス 

  日本の頭脳である財務省官僚が、またもや大失態をしでかした。

財務省は23日、約4000ページにのぼる森友学園との交渉記録や改ざん前の決裁文書をホームページで公開した。

ところが、約3時間後の同日夕にすべて削除。24日未明にあらためて公表した。

その理由は、資料の一部について

「マスキングした情報が一定の操作により閲覧し得る状態となっておりました」からだという。

【公開】森友“黒塗り“文書、黒塗りを外した画像はこちら

 もちろん、情報公開された文書をマスキングすることは、プライバシー保護などの理由があれば

一定の条件のもとで認められている。だが、財務省のやり方はまずかった。

「財務省の官僚は、黒塗りのマスキングするときにパソコンで作業したのでしょう。

 

ただ、元のデータを消さずにそのまま塗りつぶしたので、

隠すべき部分がデータとして文書に残ったままになっていた。

こういったミスを避けるため、普通は紙に印刷をしてからスキャンして、

デジタル化するものなのですが……」(野党関係者)



 本誌は財務省が最初に公表した文書を入手。黒塗りを取り除く作業は、

パソコン上で驚くほど簡単にできた。そこで中身を精査すると、

またもや財務省による安倍政権への“忖度”と思われる部分があったのだ。



 森友学園は15年5月に将来の土地買取りを前提とした賃貸契約を締結。

ただ、その後に籠池泰典・前理事長や妻の諄子氏は、

学園が建て替えていた小学校建設のための土地改良費の早期支払いを近畿財務局に要求していた。

安倍昭恵首相夫人にも相談し、昭恵夫人付き職員(当時)の谷査恵子氏が

財務省に籠池夫妻の主張を伝えるなど、政治的な圧力を強めていた。



 年があけても学園と財務省の協議は平行線だった。そこで、

諄子氏は16年1月8日に近畿財務局に電話をかけ、「知り合いの弁護士」と話し合いをすることを提案。

その弁護士とは、稲田朋美元防衛相の夫である稲田龍示弁護士だったのだ。

財務省が公表した資料では、稲田氏の名前はすべて黒塗りにされていた(写真参照)。

 


 これだけではない。会話記録とは別に、財務局の担当者は〈参考〉と題したメモを記していた。

そのほとんどがマスキングされていたが、黒塗りをはがすとこんなことが書かれていた。

 

<稲田龍示弁護士は自民党の稲田朋美政調会長のご主人。

稲田朋美政調会長は、第2次安倍内閣発足時に行政改革担当相となり、

一昨年9月には党三役に抜擢。二階俊博政務会長と親密な関係>



 そのほか、同年1月27日に、近畿財務局や大阪航空局の担当者6人が、

稲田氏の事務所を訪問した記録も残されている。籠池夫妻も同席するなか、

稲田弁護士は冒頭にこんな話をしていた。

<過去から籠池理事長とはお付き合いがあり、尊敬している。

(中略)今回の件をお聞きして、複雑な話になっているとは感じたが、

理事長が教育者として努力していることも承知しており、

これまでの国の対応に不信感を持っていることについては、

法律的な観点ではなく心情的に理解できるもの>



<本件について、今後、顧問弁護士を引き受ける可能性もあるが、

本日時点では事件受任している立場にはない。本日は同席させていただいて、

理事長からのお話を一緒に伺うという立場であることを申し上げる>



 そしてその後には、同席した近畿財務局の担当者が書いたと思われるメモがあった。

<※稲田弁護士は、定期借地契約書の写しを手元に持っている様子だった>

(財務省公表資料では、稲田氏の名前部分は黒塗り。以下、同じ)



 同年2月5日の記録では、籠池夫妻の主張と稲田弁護士の意見が合わず、

諄子氏は<稲田先生とはもう縁を切った>と述べたことも、メモに残されている。



 28日の参院予算委員会の集中審議では、共産党の小池晃参院議員が、

稲田弁護士の名前を隠したことについて「なんで黒塗りにしなければいけないのか」と追及。

財務省の太田理財局長は「情報公開法にしたがってマスキングして提出させていただいた。

何が書いてあるのかについてはお答えをしかねる」と苦しい弁明を余儀なくされた。



 安倍首相は稲田弁護士の名前が黒塗りされていたことについて、

「稲田議員のご主人が弁護士として関わっていたということはすでに明らかになってることで、

稲田さんが二階さんと親しいということは隠すことでもない。

私としてはむしろ全部出していただいたほうがよかったと思う」と述べた。

 財務省の初歩的ミスで明らかになった稲田氏の名前。

これも財務省官僚による新たな“忖度”なのか。4000ページもの文書が公開されても、

いまだ明らかになっていない情報があることだけは間違いない。

(今西憲之/AERA dot.編集部・西岡千史)

 

黒塗り部分は、稲田氏夫 

「森友顧問になる可能性」発言

2018年5月29日07時54分

 森友学園への国有地売却問題で、学園側と近畿財務局が2016年1月に協議した際、

同席した稲田朋美防衛相の夫が「(学園の)顧問弁護士を引き受ける可能性もある」と発言したと記した、

 

財務省の交渉記録を朝日新聞が入手した。稲田氏の夫は弁護士。

同省が公表した交渉記録では、弁護士の名前を黒塗りにしていた。

これまで稲田氏は「夫は土地売却には全く関与していない」と答弁している。

 学園は15年5月、将来の売買を前提とした土地の貸し付け契約を結んだ。

記録によると、それから約8カ月後の16年1月27日に、

学園が立て替えていた土地改良費の支払いや貸付料などについて近畿財務局側と協議。

朝日新聞が入手した黒塗りのない記録によると、稲田氏の夫、龍示氏が同席したと記されていた。

 

 

【森友学園・加計学園問題】

痴劣な“ストーリー”を描いているのは誰なのか

作られたストーリー?

 安倍晋三首相は5月28日の参議院予算委員会集中審議で

立憲民主党の福山哲郎議員対してこう述べ、委員会を騒然とさせた。

福山氏は愛媛県文書に記載されている安倍首相と加計学園の加計孝太郎理事長が面談したという2015年2月25日から安倍首相が加計学園が獣医学部新設を特区申請していたという事実を「初めて知った」とする2017年1月20日までの事実を挙げ、「これらはみんな残っている文書だ。総理関係者の官邸は、みんな総理にこのことを報告しないで勝手に動いたのか」と質問した。

集中審議2日前に送られたファックス

 果たしてこれは安倍首相の言う通り、野党のひとりの議員が作ったストーリーなのか。それにしても不思議な点は、この集中審議に合わせるかのようにその2日前の5月26日に各マスコミに送られた加計学園のファックスだ。

「当時は、獣医学部設置の動きが一時停滞していた時期であり、何らかの打開策を探しておりました。そのような状況の中で、構造改革特区から国家戦略特区を用いた申請にきりかえれば、活路を見いだせるのではないかとの考えから、当時の担当者が実際にはなかった総理と理事長の面会を引き合いに出し、県と市に間違った情報を与えてしまったように思うとの事でした。その結果、当時の担当者の不適切な発言が関係者の皆様に、ご迷惑をおかけしてしまったことについて、深くお詫び申し上げます」

 奇妙な点は送信元として「加計学園秘書室」が登録されているものの、

ファックスの差出人の氏名が書かれていないことだ。

2017年8月24日にワインセラーなど設計図に関する質問に対して回答した時は、

広報担当の相談役の氏名と連絡先が明記されていた。

しかし今回のファックスはいったい誰が作った文章かはわからず、

さらには間違った情報を愛媛県や今治市に教えた「担当者」が誰なのか氏名も記載がない。

よほど慌てていたのか、あるいは慌てざるをえない理由でもあったのか。

 

なぜ愛媛県や今治市に「嘘」をつかなければならないのか

 さらに理解不能なのは、加計学園の当時の担当者が愛媛県と今治市に

「間違った情報」を与えてしまったにもかかわらず、

それを愛媛県にも今治市にも報告・謝罪していないことだ。

 

 そもそも愛媛県、今治市そして加計学園にとって、獣医学部設立とは何だったのか。

愛媛県の加戸守行前知事によれば、それは“悲願”だということになる。

 

 加戸氏が1999年に愛媛県知事に初当選した時、

いちばんに取り組んだのが今治市の都市開発事業だった。

経営マネジメント部を誘致しようとしたが、計画は途中で頓挫。

その一方でBSE問題や鳥インフルエンザ、そして口蹄疫の発生などで、獣医師不足に泣いたという。

 

 そこに2007年に話が出たのが、岡山理科大学の獣医学部構想だった。

「新都市開発と獣医師不足を一気に解消できる、

まさに渡りに船だった」と加戸氏は述懐している。

 

 しかし加戸氏の古巣である文科省のみならず、農水省も獣医師会も

獣医学部新設に猛反対。そこで目を付けたのが特区制度だった。

福田内閣時代の2007年末に構造特区に申請して以来、

やはり獣医師会の力が強く、なかなか門戸は開かれなかったという。

 

 そうした辛苦を共に乗り越えてきた愛媛県、今治市と加計学園。

それなのに加計学園が愛媛県と今治市に虚偽の話をもちかけるだろうか。

 

 もっとも加戸氏によれば、愛媛県文書の中のその箇所は

加計学園からの「聞き書き」ということで、真実性の保障はできないということになる。

しかしそれならば、愛媛県が2015年4月2日に

 

内閣府で藤原豊地方創生推進室次長(当時)、

官邸で柳瀬唯夫首相秘書官(当時)と面談したメモにも

「先日安倍総理と同学園理事長が会食した際に、

下村文科大臣が加計学園は課題への回答もないのでけしからんといっているとの発言があった」

と記されており、これをNHKがすでに4月9日に報道している。

この情報が加計学園の担当者からもたらされたことは明らかなのに、

なぜ加計学園はこの時に訂正しなかったのか。

 

変化する首相の答弁

 同日午後の衆議院予算委員会では、安倍首相は公明党の浜村進議員に対してこう述べた。

「国有地の払い下げやあるいはまた認可に一切かかわっていないということは申し上げたが、

 

お金のやりとりがあって頼まれて行政に働きかけをやったわけではない」

 もちろんお金のやりとりがあって行政に働きかけていたのなら、

昭恵夫人は公務員ではないので収賄罪に該当しないとしても、

許されない行為であることは間違いない。

だがかつての答弁は、「私や妻が(土地取得に)関係があったのなら、総理も議員も辞める」というもので、

「金銭の授受」は含まれてはいなかった。今回の答弁は「金銭の授受」を入れることで、その範囲がぐっと狭まった。

 

 国会での発言は議事録に記録され、その矛盾も明らかにされる。

野党の一議員はともかく、首相の答弁となると、事前に相当の打ち合わせがあったはずだ。

 安直に「疑念は深まった」とは言いたくはないが、

疑念を晴らすどころかわざわざ新しい疑念を生み出している。

そのストーリーを描いている人物こそ、国会を混乱させ国民を愚弄しているのではないだろうか。

 

安倍政権がついに詰む?もう一つの「爆弾文書」とは


首相官邸で記者団の質問に答え、

加計氏との面会を否定した安倍首相。

官邸の面会記録はすでに破棄されたという (c)朝日新聞社

 愛媛県の文書にあった安倍首相の「いいね」。
加計学園の特区選定に疑念を感じない国民は今や少数派だ。
根拠も示さず証拠や証言を否定する首相の姿勢が、この国のあちこちに投影されてしまっている。


*  *  *


あの文書が出てくれば、「詰む」──。国会でそうささやかれるのが、

加計学園や官邸関係者との一連のやりとりについて、今治市が記録した文書だ。

 

土地を無償譲渡し、補助金も県の2倍を負担する今治市は、

加計側とより密接な関係を持つ。

その記録は県の文書と一致するのか、首相の言い分を支えるのか。

首相にとってとどめの一撃となる可能性がある。



今治市は25日現在、文書を開示していない。菅良二市長はその理由をこう説明する。

「国や県に迷惑がかかってはいけない。マイナスのイメージがあってもいけないから」

05年から今治市長を1期務めた越智忍愛媛県議会議員(60)は

「この段階で市が公文書を非開示にするのはおかしい」と指摘する。

 

 

「獣医学部自体には賛成だけど、経緯に不明朗な点が多すぎます。

本来は認められないものを認めるのが特区なんだから、

『総理と長年おつきあいがあって学校をたくさん経営している人物なら間違いないと決めた』と

最初の段階で明言すればよかった。


批判は出るだろうけど、国の特区でやるのに総理の意向が働いてもいいというのも正論でしょう。

でも最初の作文を間違えて、ちょこちょこほころびが出るたびに大騒ぎして行政の信頼を損ねている。

やましくない人はちゃんと話しているけど、隠して話さないと逆にやましいことがあると思われてしまいますよね」



 そもそもこの事案は「構造改革特区」として今治市と県が07年から申請を続け、

15連敗した経緯がある。隠し立てをする必要はないはずだ。



「堂々と勝ち、堂々と負けよ」 関西学院大学アメフト部は、

この一節を核とする詩をメンバーで朗読し、試合に臨む。

心ならずも危険なタックルで同校のクオーターバックを傷つけてしまった日大の宮川泰介選手もまた、

謝罪会見では見る者の胸を熱くするような誠意を、堂々たる態度で見せた。



 一方、地位に恋々とする安倍首相を守るために

多くの役人が犯罪的行為に手を染め、命を絶ち、

国権の最高機関で虚偽答弁を繰り返しては国民に尻を向けたまま

不名誉な退場を繰り返している。国を支える組織も、民の心も傷つきすぎた。

 安倍首相よ。最後ぐらい堂々と負けよ。(編集部・大平誠)

AERA 2018年6月4日号より抜粋

  

俳優の中尾彬さん(75)が2018年5月29日放送の情報番組「グッド!モーニング」テレビ朝日系で、

加計学園問題の国会審議をめぐり「安倍さん自体が膿なんだろ」と安倍晋三首相を批判した。・・・

安倍首相「私は常に平然としています」

「総理の言っている反論は全部『言っていません』『やっていません』『かかわっていません』。まったく反証になっていません」(立憲民主党・福山哲郎参院議員)
「これは今、委員が作られたストーリーなんだろうと」(安倍首相)
「ストーリーじゃないよ!」(福山氏)

5月28日の参院予算委員会で、加計学園の獣医学部新設をめぐる集中審議がまたも紛糾した。

総理はなぜ、愛媛県にウソの説明をした学園側に怒らないのか――。

野党議員から、そんな疑問の声が相次いだのだ。

愛媛県は21日、加計学園から「3年前の2月25日に加計孝太郎理事長が安倍総理と面談した」

などとする報告を受けていたと公表した。

安倍首相は22日「ご指摘の日に会ったことはない」と否定した。

 

加計学園はこれを受け、26日に

「当時の担当者が実際にはなかった総理と理事長の面会を引き合いに出した」

と謝罪するファクスをマスコミに送付。首相は28日の審議で、

改めて15年2月25日に加計理事長と「会っていません」と否定した。

 

翌29日放送の「グッド!モーニング」では、

「野党からは名前を勝手に使われた形の総理が何も反応しないのはおかしいと疑問の声があがりました」

とナレーションで説明。次のように具体的な論戦の模様を伝えた。

 

・・・「総理がかんかんに怒らなければいけないはずなんですよ。

加計の言っていることが真実ではなくて総理自らをかばうものだ

ということをご存じだから平然としているのじゃないですか」と追及。首相はこれに、

 

「私は常に平然としています。加計学園のコメントによれば、

加計理事長ではなく当時の担当者が実際にはなかった面会を引き合いに出し、

県と市に誤った情報を与えてしまったように思うとのこと。それ以上私にはコメントのしようがない」

と答弁した。

 

「膿を出し切ったとはとてもならない」

こうした集中審議の模様に、番組では

岸博幸・慶大大学院教授。。。は「安倍総理は加計・森友について

膿をすべて出し切ると以前おっしゃった。その心がけは良かったと思う」

。。。

中尾さんは。。。「私は膿を出し切ったというけど、

安倍さん自体が膿なんだろ?というふうに私はとっていますけどね」

。。。「安倍さん怒れないと言ってたでしょ。それは怒れないはずですよ。

自分で書いたものだもん」。。。

 

安倍総理の「辟易作戦」

 大方の人はモリカケに関する安倍総理の国会答弁を聞いていると辟易してくるでしょう。

平気でごまかし答弁を繰り返し、隣の麻生大臣とにやにやと笑いあっている姿、

まさに質問者の後ろにいる国民を馬鹿にしているとしか思えません。

 

 なぜ平気でこうしたごまかし答弁を繰り返すのかを考えると、

これは安倍総理の「辟易作戦」ではないかと思えてきました。

つまりテレビ中継を見ている人が安倍総理の答弁に「辟易」してスイッチを切る。

そうさせるための高度で悪質な作戦なのではないでしょうか。

 

。。。「そんな質問をしているから野党は支持率が上がらないのだ」といった

質問とは関係のない逆襲で時間を稼ぎ、居直り続け、

そして今のモリカケ答弁になっています。

 

 私が、初めて予算委員会で質問した自民党総理は竹下総理でした。

地価の高騰についての議論をし、その後土地基本法などについて

いろいろと相談するようになりました。

 

与野党に分かれていましたが、大変勉強になりました。

残念ながら今の安倍総理に質問する若手議員にとって、

安倍総理から学ぶのは答弁のごまかし方だけではないでしょうか。

 

 安倍総理の「辟易作戦」にごまかされないで、
 
安倍忖度政治の真実に迫っていきましょう。

地に落ちたのは安倍首相の信用なのか、国民のモラルなのか

2018-05-25 20:08:31 | 日記

籠池夫妻が釈放された。

森友加計問題を幕引きしようとしている安倍政権は

このまま逃げ切るだろうか。

 

一連の書類の開示で、安倍首相の信用は、

地に落ちたようにうるるも、自民は逃げ切る安倍政権を

サポートする姿勢は変わらない。

 

国民全体のモラルの低下があるのではないか。

民主主義の根底にある国民の知る真実を

私たちは主張しつづけなければならないと思う。

 

ーーーーーーーーーーー 以下参照記事 ーーーーーーーーーーー

麻生大臣、森友文書廃棄で謝罪 辞任と昭恵氏関与は否定

2018年5月25日11時30分 財務省森友学園との交渉記録を意図的に廃棄していた問題について、麻生太郎財務相は25日の閣議後会見で謝罪し、「関与した職員に対する処分を行う」と明言した。麻生氏の辞任を求める声が高まっているが、「一連の問題にきちんと対応することをもって引き続き職責を果たしていきたい」と否定した。

 麻生氏は「国会答弁が事実と異なっていた。極めてゆゆしきことで深くおわび申し上げる」と謝罪。当時の理財局長だった佐川宣寿・前国税庁長官の関与など詳しい経緯を調査したうえで、関わった職員を処分する考えを示した。

 交渉記録には、安倍晋三首相の妻、昭恵氏付の政府職員が学園側への優遇措置について照会したメモも含まれていた。しかし、麻生氏は「安倍昭恵という人の影響を受けて、それに対応して安くするとか高くするとかという意味での関連は全くなかった」と昭恵氏の関与を否定した。学園側が昭恵氏の写真を財務省に示したとされる際の記録がなかった点についても、「別に不思議に感じなかった」と話した。再調査については「今の段階で考えていない。今回出した資料が答えだ」と述べた。

 

 

 

http://blogos.com/article/299367/

 

昭恵夫人が関与していた動かぬ証拠。

昭恵夫人が関与していた動かぬ証拠。
昭恵夫人に対する私信の中身を、夫人の指示なく谷さえこ氏が財務省に照会出来るわけもなく。

私や妻が関わっていたら、総理も国会議員もやめる

やめてもらいましょう!

【第18回 財務省「森友文書」改ざん問題野党合同ヒアリング資料】

 

これだけウソを並べる政権が戦後あったか

加計新文書でわかる安倍首相のウソ

政治・社会 2018.5.25 #社説 #安倍晋三愛媛県と安倍首相 どっちが本当なのか

ウソをつきまくる安倍政権のひどさに怒りを忘れてはならない。

学校法人・加計学園の獣医学部新設をめぐって愛媛県が5月21日、

新たな記録文書を国会(参院)に提出した。

その加計新文書の中から

「加計学園の加計孝太郎理事長が、安倍晋三首相と2015年2月25日に面会し、学部の新設計画を説明した」

「安倍首相はそういう新しい獣医大学の考えはいいねなどと語った」との記載が見つかったのである。

安倍首相はこれまで国会で

「私の地位を利用して何かを成し遂げようとしたことは一度もない」

「獣医学部新設に関して相談や依頼があったことは一切ない」と答弁し、

さらに加計学園の獣医学部新設の計画を知ったのは「国家戦略特区諮問会議で

加計学園が学部設置の事業者に決まった2017年1月20日だ」とも説明していた。

 

加計新文書と安倍首相の答弁は大きく食い違う。どっちが本当なのだろうか。

2018年5月22日、記者団の取材に応じる愛媛県の中村時広知事。
 
加計学園問題をめぐり、愛媛県が国会に提出した同学園の加計孝太郎理事長が
安倍晋三首相と面談したとする文書で、首相は加計氏に
「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」と述べたとされている。(写真=時事通信フォト)

真実を語るチャンスを逃すな

加計新文書の内容に対し、安倍首相は22日、首相官邸で記者団に

「ご指摘の日に加計孝太郎理事長と会ったことはございません。

念のために昨日、官邸の記録を調べたところ、確認できませんでした」

ときっぱりと答え、否定していた。

記者団とのやり取りは、テレビでも放映されたので見た方も多いと思うが、

あそこまで明確に否定できる自信はどこから生まれるのだろうかと思う。

口調ははっきりしていたものの、表情はどこかうつろだった。

政治家がウソをつくのはいまに始まったことではない。

沙鴎一歩が現役の事件記者のころだから30年以上も前の話になる。

リクルート事件でリクルートコスモス社の未公開株の譲渡を受けたと思われる政治家を

一人ずつ夜討ち朝駆けしながら取材したことがあった。

最初はどの政治家も「知らない」と全面否定していた。

しかし二度、三度と自宅や議員宿舎に足を運ぶうちに

「調べてみたら秘書が譲渡を受けていたことが分かったよ」

と秘書のせいにしながらも、譲渡の事実を認め出したのである。

安倍首相も政治家だ。最初はウソでもいいだろう。

しかしこのままでは、本当のことを話すチャンスを逃してしまう危険性がある。

まして日本の国を背負って立つ現役の首相だ。政治家がどうあるべきかはよくご存じのはずだ。

何かやましいことでもあるのではないか

安倍首相は加計学園の計画を知ったのは「2017年1月20日だ」と繰り返す。

加計理事長と古くからの親友である以上、加計理事長から

何らかの便宜を期待されても不思議ではない。

逆に便宜を期待されない方がおかしいともいえる。

ただ何らかの便宜を頼まれたとしてもそれをきっぱりと断っていれば問題はない。

それなのに行政の文書(加計新文書)と大きく矛盾してまでも、

最初の答弁にこだわって変えようとしない。

 

もし最初の答弁が違っていたのだとしたら「私の勘違いでした」で済むはずだし、

国民も野党もそれで納得するだろう。

安倍首相がかたくなに「2017年1月20日」を主張すればするほど、

何かやましいところでもあるのはないかと勘ぐってしまうのだ。問題はそこにある。

安倍首相だけではない。

国会から参考人招致を受けた柳瀬唯夫元首相秘書官(現経済産業審議官)も、

証人喚問された佐川宣寿前国税庁長官も、

新たな公的文書が次々と出てきて最初の答弁がウソだったことが暴露されている。

 

安倍首相も後を追うことになるのではないか。

初の米朝首脳会談も近いし、北朝鮮は日本や米国に揺さぶりをかけてきている。

そんな重要な時期に内閣総辞職ではどうしようもない。

安倍首相にはそうなる前にうまく動いてほしい。それが政治家だろう。

 

安倍首相の答弁がウソと強調したい朝日

持論を交え、安倍首相や安倍政権を批判したが、

新聞の社説(5月23日付)も読売新聞を除く全国紙すべてが、

今回の加計新文書を社説のテーマに取り上げて安倍首相を厳しく批判している。

その筆頭は朝日新聞である。

 

「安倍首相の国会答弁の信憑性にかかわる重大事態だ」と書き出し、

「首相はこれまで、学部新設を知ったのは、正式に決まった17年1月だと繰り返してきた。

県の文書が事実なら、その2年前から知っていたというにとどまらない。

『加計氏と獣医学部の話をしたことはない』という説明も偽りだったことになる」と指摘する。

朝日は安倍首相の答弁や説明がウソだと強調したいのである。

 

2人でこっそりと会ったのかもしれない

朝日社説は「官邸への出入りの記録は残っていないという。

新聞が報じる首相の動静も、記者が確認できたものに限られる。

気づかれずに会う手段はある。会っていない根拠の提示は全く不十分だ」とも指摘する。

 

加計理事長と安倍首相は古くからの親友だ。

朝日社説の指摘のように2人でこっそり会うことはいくらだって可能だ。

さらに朝日社説はこうも書く。

「首相も学園もともに、面会の事実を否定しているが、

リスクを冒して虚偽のやりとりを書き留める動機が県職員にあるとは思えない」


「県の文書の中には、首相との面会に先立ち、学園関係者が、

当時、官房副長官だった加藤勝信厚生労働相と会った記録もあった。

加藤氏はこの面会を認めており、文書の正しさの一端を示したとも言えよう」

 

こうした朝日社説の指摘も理解できる。

後半で朝日社説は「一連の文書からは、競合する新潟市などに対抗するため、

学園が政権への働きかけを強め、首相と加計氏の面会後に

計画が加速化したという流れが見て取れる」と書いているが、

これが加計学園問題の大きな流れだったのだろう。

 

日経までが「異例の状況だ」と指摘する

一般紙と違って経済ネタを重視する日経新聞までが

「加計関係者を招致し解明を」(見出し)と社説で訴えている。

社説の後半では次のよう指摘している。

「文書の記載がどの程度正確なのかは分からない。

しかし獣医学部新設のため国家戦略特区に認定する過程で、

文部科学省や愛媛県から首相と加計氏の関係に触れる資料が次々と見つかるのは異例の状況だ。

一方で誘致先の同県今治市の記録も明らかにしてほしい」

文科省や愛媛県から首相と加計氏の関係にまつわる資料が

次々と見つかっているのは間違いのない事実である。

この事実に対し、安倍首相はどう思っているのだろうか。何も考えていないのかもしれない。

それゆえ首相は加計理事長との関係について

「私の地位を利用して何かを成し遂げようとしたことは一度もない」

「計画を知ったのは17年1月20日」などと国会で繰り返し答弁できるのだろう。

国民が怒りを爆発させるときだ

日経社説は最後にこう主張する。

「加計問題が国会で取り上げられてすでに1年以上たつが、

特区認定が公平だったのかどうかの疑念は晴れていない。

与野党は当事者に事実を確かめ、行政のゆがみを正していく責任がある」

なぜ、1年以上も国会で審議されたというのに疑惑が晴れないのか。

それは安倍政権が虚偽の答弁を繰り返しているからだ。

 

国会でウソをいうことは、国民にウソをつくことである。

安倍政権は安倍首相をはじめ閣僚みなが、国民を愚弄している。

怒り心頭に発す。いまこそ、国民が怒りを爆発させるときだ。

これだけウソを並べ立てる政権も珍しい。戦後、こんな政権があっただろうか。

 
(写真=時事通信フォト)