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安倍晋三氏の暴走を止めるのは誰?

2018-05-15 10:57:49 | 日記

昨日の国会で、加計学園の獣医学部新設に際し、

競争相手だった京都産業大学が、応募を断念するよう

担当大臣から説得されていたことが明らかになった。

 

また、柳瀬秘書官は学園関係者と首相官邸で

2015年4月2日を含め3回面会し、

学校選抜は、加計ありきで進められてきたわけだが、

 

首相は国会答弁で、

 

「行政の公正、公平が保たれなければならないことは大前提ではあるが、

秘書官として現場の声や生の情報に耳を傾けることが必要と考えることもあるだろう」

 

と3回の面談を擁護した。

 

首相本人が柳瀬氏に指示したのだから、

柳瀬氏の面談を、擁護するのは当然の流れだが、

 

今問題になっているのは、

安倍さんがいう”大前提”の、

”行政の公正・公平”が、保たれなかったことだ。

 

安倍首相が、秘書官に、「現場の声や生の情報に耳を傾ける」ではなく、

加計学園だけが特区の恩恵を得るように「指南したこと」

「どうすれば特区の学校として選ばれるかを加計だけに教えたこと」である。

 

「現場の声や生の情報に耳を傾ける」のではなく、

ズルの仕方を教えるために面談していることが問題となっているのに、

まったく、論点をずらした答弁だ。

 

15年4月2日の面会について「あったんだろうと思う」としつつ、

「この面会が全く影響を与えていないということは

政府の国家戦略特区ワーキンググループの八田達夫座長をはじめ、

皆さん明確に言っている」と主張した。

 

過去1年間、柳瀬氏に「あったことは記憶にない」と言わせてきながら、

愛媛県の書類と名刺が動かぬ証拠となった今、

柳瀬氏に面会するように指示したことを、認めるしかないのだろう。

 

しかしまた、いつもの小学生がする言い訳が始まる。

「みんな持っているからお母さん買ってよ!」

「みんなって、誰?。。。」

 

それと同じ論争で、「皆さん明確に言っている」

「皆さんって誰?」

 

政府の国家戦略特区ワーキンググループは、安倍総理の

太鼓持ちのイエスマン集団であり、

嘘をマコトにするために作られた組織であり、

「皆さん」は「安倍晋三さん」の分身であり、安倍晋三ひとりだ。

 

首相の「膿を出し切る」はリップサービスでしかない。

安倍さんは、真相解明などしたら、自分が辞任しなければならないことを

一番よく知っているから、嘘とごまかしに終始するのだ。

 

藤原豊・地方創生推進室次長の

「要請の内容は総理官邸から聞いており」という記録にあるように、

 

安倍さんが「加計学園をえこひいきしてね」と部下に指示したことを

いいかげん、素直に認めて、安倍首相は、即刻、辞任すべきだ。

 

権力を私物化し、

国民をバカにするのを、

いい加減にやめてほしい。

 

1日3億円もかかる国会で

言い逃れと、嘘の答弁を繰り返し、

税金を浪費するのは、もうやめよう!

 

安倍晋三氏の暴走を止めるのは、

私たち有権者であり、

世論の声でしかない。

 

ーーーーーーーーーーーーーー 以下参考記事 ーーーーーーーーーーーーーーー

 

加計疑惑で京産大に獣医学部応募を断念するよう

担当大臣が説得? 同席の自民党議員を直撃

 安倍晋三首相 (c)朝日新聞社

 またもや新文書の存在が明らかになった。

 加計学園の獣医学部新設問題などをめぐり14日、衆参予算委員会で集中審議が開かれた。

 議場が騒然としたのは、午後に開かれた参院での田村智子議員(共産党)の質疑だ。



 田村氏は、国家戦略特区による獣医学部新設で加計学園のライバルだった

京都産業大の計画について、2016年10月24日、

京都府の副知事が当時の担当大臣だった山本幸三・前地方創生相と

面会していた事実を明らかにした。



 だが、その面会は事実上のゼロ回答だったという。田村氏によると、

副知事が獣医学部新設の陳情をしたことに対して山本氏は、

「経過もあり、1校しか認められない。難しい状況なので理解してほしい」と求めたという。

田村氏は、面会の内容が記されたメモが残っていると説明している。

。。。

 これまで明らかになった経緯では、

国家戦略特区で獣医学部の新設を「1校限り」と政府が決めたのは2016年12月22日。

田村氏の指摘では、その2カ月も前に「1校限り」の方針がすでに決まっており

京都府に「断念するよう説得していたことになる」(田村氏)。

。。。

山本氏と副知事の面会記録は存在しないという。

両氏の主張は平行線だ。この面会には京都府選出の西田昌司参院議員(自民党)も同席。

同事務所スタッフは、面会のあった日に自身のブログに

<本日、西田さんと京都府副知事さんと共に、京都産業大学獣医学部設置構想に向けて、

山本幸三国家戦略特区担当大臣に要望に行ってきました>と投稿。

副知事の陳情に同行していたことを明らかにしていた。


 AERA dot.編集部は西田議員を直撃した。

「山本大臣に陳情した時、渋い反応だった。

その後、加計学園に決まり、国会で問題化した。

その理由を山本大臣に直接、聞いたところ、

獣医師会が2校は無理だと言っていることがわかった。


加計疑惑がその後も騒がれ、このままだと”加計ありき”と疑われるので、

京産大にもチャレンジしてもらった方がいいと私が安倍首相に進言した。

すると、首相は獣医学部の新設について『2校でも3校でもどんどん認めていく』と発言。

京産大にも改めて応募を促したが、同年(2017年)7月に京産大が記者会見し、応募を断念したことを発表した。

その理由を尋ねると、準備不足で教員が集められていない、とのことだった。京産大、京都府も納得してのことだった」

 

安倍首相、柳瀬氏を擁護 加計学園側と面会「問題ない」

2018年5月14日23時26分

 政府の国家戦略特区による学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設をめぐり、

安倍晋三首相は14日の衆参両院の予算委員会で、

特区担当だった柳瀬唯夫・元首相秘書官(現・経済産業審議官)が学園関係者と面会したことについて

「問題ない」と述べた。首相は自らの関与を否定し、新設が決まった過程の正当性を改めて強調した。

 柳瀬氏は学園関係者と首相官邸で2015年4月2日を含め3回面会したとしている。

 

これに対し、首相は

「行政の公正、公平が保たれなければならないことは大前提ではあるが、

秘書官として現場の声や生の情報に耳を傾けることが必要と考えることもあるだろう」と擁護した。

 

 首相は、15年4月2日の面会については「あったんだろうと思う」としつつ、

「この面会が全く影響を与えていないということは

(政府の国家戦略特区ワーキンググループの)八田(達夫)座長をはじめ、皆さん明確に言っている」と主張した。

 
 

首相答弁、遠い加計解明 愛媛文書との矛盾、残ったまま

2018年5月15日08時39分

 加計(かけ)学園の獣医学部新設に安倍晋三首相の関与はあったのか――。

当時の首相秘書官が学園関係者と面会していたことが明らかになり、

14日の衆参両院の予算委員会では首相への追及が強まった。

だが、首相ら政府側の答弁は真相解明に後ろ向きな姿勢に終始。

 

愛媛県が作成した文書との矛盾は残ったままだ。

 この日の審議では、愛媛県職員が作成した文書について野党が説明を求めたのに対し、

政府側は内容を相次いで否定した。

 文書には、内閣府の藤原豊・地方創生推進室次長(当時)の発言として、

「要請の内容は総理官邸から聞いており」と記載されている。

この点について、共産党の宮本徹衆院議員は

「官邸の誰からどのような要請の内容を伝えられたのか」とただした。。。。