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アメフ内田正人監督・日大常務理事と、天下り危機管理部の秘密

2018-05-19 15:07:53 | 日記

日大アメリカンフットボール部内田正人監督の対応が、

あまりに安倍政権と似ていると感じ、

日大に新設された危機管理部も含めて検索してみた。

 

2016年の日大の新学部設置は、88年の薬学部以来で、

世田谷区の「三軒茶屋」に新校舎を置き、

大学のホームページに

『〈時代に求められている危機管理のエキスパートをいち早く養成し、社会に送り出します〉とあり、
地震や津波などの自然災害時の避難や救出活動を学ぶ「災害マネジメント」、

戦争やテロ、環境問題などについて学ぶ「グローバルセキュリティー」
 
など4つの研究分野を予定している。

卒業後の進路は公務員や企業のコンプライアンス担当が想定。』と。。。

カリキュラムを見る限り、既存の「法学部」や「国際関係学部」でも対応できそうだが、
他学部にない大きな特徴は、

教授陣に警察や公安関係のOBが目立つことだ。

教員紹介のプロフィルをみると、

山梨、栃木、埼玉の各県警本部長を歴任した金山泰介氏、
元埼玉県警本部長の茂田忠良氏、
元内閣情報調査室 内閣参事官の吉富望氏、
元公安調査庁調査 第二部第二課長や
東北公安調査局長 安部川元伸氏……

など大物ばかり。

日大に開設目的や警察OBが多い理由などを記者が電話で問うと、

「いつ記事にするのか」
「(取材は)どういう趣旨なのか」と記者に逆質問し、
「質問内容をメールしてください。ただし、今日は担当者が不在です」と回答したという。


殺人タックルを指示したと言われている内田監督は

高校時代は日大系列の高校でブラスバンド部に所属。

アメフは大学からで練習など、専門的なことはコーチ任せだそうだ。

 

昨年、あるコーチが選手に暴行した際、

20人前後の部員が退部する騒ぎがあり、

 内田監督は暴行したコーチをかばい、部員を切り捨て

『スポーツ推薦で入ったんだろう。部を辞めるなら退学しろ』と迫ったそうだ。

 

日大アメフト部OBの話では、

内田監督は、理事長の側近ともいわれ、やりたい放題だったという。

 

反則行為を行った学生は、主力プレヤーだったが、

内田監督から干されている状態で、

『(反則を)やるなら(試合に)出してやる』と監督から言われた」

と周囲に話していたという。

 

http://www.nihon-u.ac.jp/about_nu/board/executive_director/

常務理事の紹介

2017.9.10
内田常務理事

 内田 正人(人事〈含む男女共同参画〉担当)

 

内田氏は、大学のホームページでも常務理事で紹介されているが、

大学のナンバーツーとして人事を采配する立場で、

学内でも絶対的権力を持っているという。

 

田中理事長は、日大相撲部出身で、

日本オリンピック委員会(JOC)や日本相撲連盟の要職も務めるなど、

「日大体育会のドン」として君臨してきた。

 

田中理事長の写真をめぐっては一時期、キナ臭い噂が流れたこともある。

米国のニュースサイトに、田中理事長と司忍(篠田建市)6代目山口組組長とのツーショット写真が掲載されたのだ。

写真の真偽は不明だが、検索サイトで田中理事長の名前を入力すると、

国内最大の指定暴力団トップが表示されるという異常な事態になっている。

 

OBの話では、大学と裏社会が関係を持つようになった背景に、60年代の日大紛争があると話す。


 「日大は学校のボディーガードとして在学生を雇っていたが、そのなかにはヤクザの息子もいた。

当時、ヤクザの息子が行くのは国士館か日大と言われており、その時の腐れ縁が今も続いているのだろう」。

 

今回の日大生の危険なタックルは

一監督の暴君問題にとどまらず、

危機管理という名で、独裁国家をつくり

 

危機管理学部に公安OBを天下りさせ、

公安的ノウハウで、言論を封じ込み、

裏社会と通じて賭博収入を得ようとする

安倍政権の危険な匂いを感じさす。

 

加計学園だけが補助金指定大学40校のうち

2校も選ばれていたことに

加計ありきの声が上がっていた。

 

加計学園に文科省が5年間補助金支給へ、系列2大学が奇跡的な確率で ...

https://buzzap.jp/news/20170711-kake-mext/
 
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Jul 11, 2017 - 加計学園に文科省が5年間補助金支給へ、系列2大学が奇跡的な確率で「私立大学研究ブランディング事業」に選定 ... 第1弾で選定された大学は40校、うち2校加計学園それでは文科省が公表した(PDFファイル)2016年度の選定状況 ...  
 

平成28年度 私立大学補助金リスト

を見れば、日本大学の特別補助金の額も

東海大学につぎ、大きい。

 

2016年に新設された日大の危機管理部に、

『安倍総理のご意向』があったのか、

気になるところだ。

 

ーーーーーーーーーーーー 以下参考記事 ーーーーーーーーーーーーーーー


【悪質タックル問題】日本大学・内田正人監督に

絶対的権力 常務理事で発言権絶大か

2018年05月18日 19時31分 アサ芸プラス大学アメフトの試合で起こった傷害事件。

加害者側の日本大学の「指導者と選手の乖離」という回答に被害者側が不満を隠さず、収束に向かう様子は微塵もない。

選手に反則を指示したとされる日大の内田正人監督が見解や謝罪を発表することなく姿をくらましていることが、ますます被害者側を刺激している様相だ。

「あの選手の反則は『ラフィング・ザ・パサー』。投げ終えたQB(クォーター・バック)にヒットする行為で、15ヤードの罰則が与えられます。投げるかどうか瀬戸際の攻防なので、この反則自体は特別珍しいものとは言えませんが、QBが投げた3秒後にタックルするなんて、世界中のどのアメフトのビデオを見てもありえません。これは間違いなく大事になると思いました。タックルした選手は大学の日本代表にも選ばれる実力者。よもやルールを知らないなんてことがあるはずがない。加害者である選手が、もし監督からのプレッシャーで精神的に追い詰められてあんな愚行に及んでしまったのなら、退部、退学、ともすれば自死することもありえます。被害を受けた選手はもちろんですが、加害者の選手もケアしなければならないでしょう」(現役の大学アメフト部監督)

 また、内田監督の権力はアメフトに限ったことではないという。

内田監督に選手として見込まれれば、厳しいことにも耐えられるうえに上下関係もしっかりしている、「内田監督のお墨付き」ということで

大手企業に就職できる。逆に途中で投げ出したり見放されたりすれば、やはり就職の際に悪評を吹聴されかねない。

 さらに、内田監督は日大の常務理事で人事を担当する要職に就いており、発言権は絶大。

大学の中でも内田監督に意見できる人間はいなかったようだ。


 

blogos.com/article/298168/

日大アメフト部“殺人タックル”監督いまだ雲隠れ… 

コーチも危険行為を念押し 選手は責任感じ退部意向 

2018.5.17

 今月6日に行われた関西学院大学と日本大学の

アメリカンフットボールの定期戦で、

日大の選手が、パスを投げ終え無防備な状態の関学大のクオーターバック(QB)に

「殺人タックル」をした悪質行為への批判が止まらない。

 

責任者の内田正人監督(62)が試合後に

公の場で経緯の説明をしていないことから、

矢面に立たされた形の日大選手は責任を感じ

退部の意向を示しているという。

 日大アメフト部に抗議文を送付していた関学大アメフト部は15日、

日大側から回答を受け取ったと明らかにした。。。

日大の選手が「殺人タックル」に至った経緯を詳しく報じたのが

アメフト専門のデジタル雑誌「ハドルマガジン」。

 

 15日の記事で複数の関係者からの取材の結果として、

「試合に出場したかったら、1プレー目で相手のQBを壊してこい」と

試合前日に内田監督が指示していたと明らかにした。

 

当日にも同様の指示を受けたほか、

別のコーチも「やらないというのはないからな」と念押ししたという。

 

 事情を知る関係者によると、タックルした選手は

今年は出場機会が減っていた。また家庭の事情で約1週間、練習を休んでいたという。

 

日大は厳しい指導で知られ、チーム内の競争も激しい。

当該選手が「精神的に追い込まれていた」ことも一因だと関係者は指摘する。

 

内田監督は試合後に「選手も必死。あれくらいやらないと勝てない」とコメント。

責任を認めているように伺えるが、

問題が大きくなってからは公の場に姿を現し経緯を説明していない。

 

一方で、日刊スポーツによると、選手は責任を感じて、

「部をやめたい」と漏らしているという。

 

アマチュアスポーツに詳しい浅見隆行弁護士は

「プレーの中ではなく、プレーが終わった後の行為で、普通なら傷害罪。

もし日大側から謝罪も何もなければ、

民事、刑事で責任を追及する展開になってもおかしくない」と指摘する。

 

関学大アメフト部は、負傷した選手が「第2・第3腰椎棘間靱帯損傷」と診断されたと発表し、

「後遺症の可能性は極めて低いと認識している。

運動はしていないが、日常生活は問題ない」と説明した。

 

内田監督は、リーグ戦開幕前の8月末まで

現場指導を自粛すると申し入れたというが、

これだけで済まされる事態ではなくなっている。

 

日大が新設「危機管理学部」 教授陣に名を連ねる大物官僚たち|日刊 ...

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/162171
 
約6万6000人の学生を抱える日本最大のマンモス大学「日大」が来春、
新学部を開設する。その名もズバリ「危機管理学部」だ。
新学部なのにはやりの「カタカナ」名を付けないところが“バンカラ校風”の日大らしいが、
「危機管理学部」と言われて講義内容がパッと思い浮かぶ人はまずいないだろう。一体、どんな学部なのか。

 日大の新学部設置は88年の薬学部以来。世田谷区の「三軒茶屋」に新校舎を置き、
入学定員は300人を予定。大学のホームページには
〈時代に求められている危機管理のエキスパートをいち早く養成し、社会に送り出します〉とあり、
地震や津波などの自然災害時の避難や救出活動を学ぶ「災害マネジメント」、
戦争やテロ、環境問題などについて学ぶ「グローバルセキュリティー」など
4つの研究分野を予定している。

卒業後の進路は公務員や企業のコンプライアンス担当が想定されているようだ。

 カリキュラムを見る限り、既存の「法学部」や「国際関係学部」でも対応できそうだが、
他学部にない大きな特徴があった。
教授陣に警察や公安関係のOBが目立つことだ。

それも、教員紹介のプロフィルをみると、
山梨、栃木、埼玉の各県警本部長を歴任した金山泰介氏、
元埼玉県警本部長の茂田忠良氏、
元内閣情報調査室内閣参事官の吉富望氏、
元公安調査庁調査第二部第二課長や
東北公安調査局長を務めた安部川元伸氏……など大物ばかり。

 そのスジの関係者はキャンパスに近寄りがたいだろう。
まさか教授に逆らった学生に尾行が付き、
友人関係や私生活が洗いざらい調べられる――なんてコトはないだろうが、
想像するだけでもシャレにならない。

 日大に開設目的や警察OBが多い理由などを電話で問うと、
「いつ記事にするのか」「(取材は)どういう趣旨なのか」と記者に逆質問し、
最後は「質問内容をメールしてください。ただし、今日は担当者が不在です」(広報課)と回答。
さすが、しっかりした危機管理の対応というのか……。

 まっ、いずれにしても、この新学部では、
学内に潜入した私服警官と学生が「大学の自治」をめぐって衝突した「東大ポポロ事件」のような
騒ぎが起きる可能性はまず、ない。
 
 

問われているのは日大の危機管理能力ではないのか~

報道が事実なら内田正人監督は懲戒解雇処分が相当 

 

さてアメフト反則行為で大揺れの日本大学なのですが、

2年前新設された危機管理学部の存在すら

NHK全国放送のニュースであげつらう様に

馬鹿にされて取り上げられる始末でございます。

日本大学危機管理学部

f:id:kibashiri:20180518103349p:image

https://www.nihon-u.ac.jp/risk_management/

 

 学部長は「「オールハザード・アプローチ」の視点で、

多様な危機を理論と実践の両面から追究」するとあいさつをしています。

学部長からのメッセージ

「オールハザード・アプローチ」の視点で、

多様な危機を理論と実践の両面から追究します。

 「災害マネジメント」、「パブリックセキュリティ」、「グローバルセキュリティ」、「情報セキュリティ」の4領域を置く危機管理学部は、「オールハザード・アプローチ」の視点で社会の安全を脅かすあらゆるリスクを研究対象とします。法学と危機管理を融合した危機管理学のカリキュラムを、研究者教員と日本の危機管理の最前線で活躍してきた法務省、国土交通省、警察庁などの官公庁出身の実務家教員が連携して展開します。理論と実践のバランスがとれた教育プログラムで、総合的な危機管理能力を養成するのが特長です。高い志をもって学び、将来、社会のさまざまな分野で危機管理をリードする人材となってくれることを願っています。

https://www.nihon-u.ac.jp/risk_management/commercial/message.html

 しかしなあ、アメフット部監督にして日本大学人事担当理事の要職にもおわせられる内田正人監督のこたびの対応は、

リスクマネージメント(危機管理)というよりもリスク無視というか、

完全に雲隠れモードとは、最低の対応と申してもいいでしょうね、

軽くEscapism(現実逃避)が入っているのかもしれません。

 さてまず理由のいかんにかかわらず実行犯である反則行為を犯した選手の責任はありましょう。

 その上で、このような行為を指示したのか黙認したのかは問わず、

退場になるまで繰り返した反則行為を放置した監督(コーチ陣も全員)の責任は

極めて重大でありましょう。

 そして一番は、大学理事でもある内田正人監督が謝罪もせず

公式の場から逃げ回っているこの状態を、

指をくわえてなずすべもなく放置していた日本大学の組織としての

リスクマネジメント能力の低さであります。

 危機を放置して責任者が謝罪もせず逃げ回っている、

そしてそのような無責任行為を大学組織が黙認している、

理事という要職にある実力者に忖度しているのかわかりませんが、

これでは関学側が激怒するのもやむを得ません。

 監督の「相手を壊して来い」との指示(もしくは檄(げき)?)を

忠実に実行したであろう選手が矢面に立っている今、

責任者ならばまず自らの首を差し出す覚悟を見せなければなりません。

 これですね、対応を誤ると監督・コーチ全員退陣どころか

伝統ある日大アメフト部休部あるいは廃部もあり得ると見ています。

 逃げ回った内田正人監督の謝罪および会見、

あわせて日本大学学長の公式会見と内田監督の理事および監督の懲戒解雇、

その他関係者の処分、アメフット部の処分を、速やかに行うべきです。

 今問われているのは日本大学の危機管理能力ではないでしょうか。

 報道が事実なら内田正人監督は懲戒解雇処分が相当だと考えます。

ーーーーーーー

『 日大のアメリカンフットボール部にも、不協和音が出始めているという。

「昨年、あるコーチが選手に暴行。

20人前後の部員が退部する騒ぎがあった。

その時も、内田監督は暴行したコーチをかばい、部員を切り捨て

『スポーツ推薦で入ったんだろう。部を辞めるなら退学しろ』と迫ったそうです。


内田監督は高校時代は日大系列の高校でブラスバンド部に所属。

アメリカンフットボールは大学からで専門的なことはコーチ任せなんです。

だが、理事長の側近ともいわれ、やりたい放題でした」(日大アメフト部OB)



 先の日大現役選手は内田監督への“クーデター計画”をこう明かす。

「もう内田監督には我慢ならない。何か、行動を起こしたい。

集団で辞めたり、何らかの形で法的な手段に出るか、大きな動きがあると思います」

 内田監督は近日中に関学に謝罪に出向くとされているが、関学側は態度を硬化させている。

「決定的に信頼関係が損なわれている。完全に崩壊している」(関学側)

<当日のミーティングにおける弊部監督が選手に対して発した発言も、

規則に違反し貴部選手を負傷させる意図は全くなく、

選手全員に「厳しさ」を求め、士気を上げるために行ったものでした>

と日大側は釈明しているが、日大のディフェンスの選手は異を唱えているという。



「『監督の言う通りにしたのに、自分のせいにされてすごいショック』とふさぎこんでいる。

部を辞めたいとも言っている」(前出の現役選手)

 日大はこの春、他の大学との試合を予定していたが、相手側が「危険」として、7試合がキャンセルになったという。

どういう形で「決着」がつくのだろうか?(AERA dot.編集部) 』



関学大は謝罪要求 日大アメフト内田監督に“余罪”ゾロゾロ

「非常に悪質。同じ指導者として到底、受け入れることができない」――。

 関西学院大アメフト部の鳥内秀晃監督(59)が怒りをあらわにした。

 17日、関学大アメフト部が日大の選手による悪質な反則行為で選手が重傷を負った問題について会見。日大の内田正人監督(62=丸写真)による被害選手、保護者への直接謝罪などを求めた。

 鳥内監督は大学日本一を決める昨年12月の甲子園ボウルで対戦した際、日大側に悪質な行為はなかったとし、「なぜ彼がやったのか、その真相を究明してほしい」と険しい表情で話した。

 問題の悪質なタックルは日大・内田監督の指示とされる。日大広報部は完全否定しているものの、新事実が明らかになった。

 アメフト専門誌「HUDDLE」(電子版)は17日、「日大蛮行プレーは監督とコーチの指示 複数関係者が証言」と題する記事を掲載。それによれば、内田監督は6日の関学との定期戦の前日に当該選手に対し「試合に出場したかったら、1プレー目で相手のQBを壊してこい」と指示。試合開始直前にも同監督から再度、同様の指示を受け、さらにコーチからも「やらないというのはないからな」と念を押されたという衝撃の内容だ。

 指導者としてあるまじき言動だが、ここにきて内田監督の“余罪”が雨後のたけのこのように出てきている。

同監督の指導を受けた日大アメフトOBによれば、

不甲斐ないプレーをした選手に対し、ハーフタイム中に手を上げるのは日常茶飯事。

下級生部員がミスを繰り返すと「おまえの指導が悪いからだ」と上級生部員に殴るよう命じるなど、

陰湿なパワハラ、暴力指導が日常的に行われていたという。

■大学はなぜ庇うのか

 当の内田監督は問題発覚後、公の場には一切、姿を見せず、メディアからの取材に逃げ回っている。

関学大の会見を受けて17日夜、内田監督が近日中に負傷した選手や保護者、関学大アメフット部を訪れて謝罪すると明らかにしたものの、

内田監督は謝罪会見は開いていない。

 関学大からの抗議文の回答書には「指導と選手の受け取り方に乖離が起きていたことが問題の本質」と、

あたかも選手の暴走であるかのような言い分に徹する始末だ。

 関学大の鳥内監督が「日大の中でも地位の高いところにおられる方なので、会見して一言謝るものなのでは」と話した通り、

内田監督は大学の幹部に他ならない。

同大の保健体育事務局長や人事部長などを兼務。

昨年9月からは常務理事を務めており、田中英寿理事長の側近の一人でもある。

 大学トップの覚えがめでたいことから、組織ぐるみで内田監督を庇っているのだとすれば、
日大は最高学府を返上した方がいい。
 
2018年05月17日 16:46

【日大の闇】悪質タックル問題の元凶は、日大・田中理事長体制

関学は日大に再回答を要求

 今日午後、関西学院大学が日本大学アメリカンフットボール部との試合(6日)で発生した「悪質タックル問題」について会見を開いた。
 関学大は、日大の回答書について「具体的な事実・経緯などチームとしての見解が記されていない」と指摘し、24日までに再回答を求めている。悪質タックルについて「監督は指示していない」とする日大側の見解については疑問を呈し、「(内田監督の言動は)『厳しさ』を求め、士気を上げるために行った、という範疇を逸脱している」と突き放した。

 「日大の声明にはあきれ果てた。ずっとフェニックスを応援してきたが、いったん廃部したほうがよいのではないか」。
 日大出身で、政官界に幅広い人脈を持つ大物OBがそう吐き捨てた。OBが憤るのには理由がある。今回の日大の対応が、大学理事会を牛耳る田中英壽理事長の恐怖政治と表裏一体とみているからだ。

元凶は、裏社会とのつながりが噂される田中理事長体制

学校法人日本大学の理事長に体育会出身者が就くのは、田中理事長で3人目。1940年代に4代の理事長や会頭・会長を務めた古田重二良氏(柔道部出身)が最初の体育会出身理事長で、8代にはボクシング部出身の柴田勝治氏(日本アマチュアボクシング連盟会長、日本オリンピック委員会委員長など)が就任した。その後、3代続けて学術畑出身の理事長が続いた後、2008年に12代理事長に就任したのが現在の田中理事長だ。

 田中理事長は69年に日大を卒業して、同大学に入職。保健体育事務局長や校友会会長を経て常務、理事長と階段をのぼってきた。日大相撲部の現役時代は学生横綱、社会人ではアマチュア横綱にもなり、日本オリンピック委員会(JOC)や日本相撲連盟の要職も務めるなど、「日大体育会のドン」として君臨してきた。
 日大HPに掲載された写真でわかる通りのコワモテで知られるが、田中理事長の写真をめぐっては一時期、キナ臭い噂が流れたこともある。米国のニュースサイトに、田中理事長と司忍(篠田建市)6代目山口組組長とのツーショット写真が掲載されたのだ。写真の真偽は不明だが、検索サイトで田中理事長の名前を入力すると、国内最大の指定暴力団トップが表示されるという異常な事態になっている。

 大学関連の工事業者から金銭を受け取っていたと報道されたこともあり、本来なら学校法人の理事長として適格性が問われる「はず」だ。しかし、田中理事長の座が揺らぐことがないのは、体育会特有の暴力性と押し出しの強さで理事会を牛耳っているからだ。実際、日大の理事長選は怪文書が飛び交うキナ臭いものになっているという。
 その側近中の側近といわれるのがアメフト部監督の内田正人氏。アメフト部は日大体育会のなかでは新興勢力だが、篠竹幹夫監督のもとで黄金時代を築いたことで学内権力を握るようになった。

 冒頭の日大OBは、大学と裏社会が関係を持つようになった背景に、60年代の日大紛争があると話す。
 「日大は学校のボディーガードとして在学生を雇っていたが、そのなかにはヤクザの息子もいた。当時、ヤクザの息子が行くのは国士館か日大と言われており、その時の腐れ縁が今も続いているのだろう」。

 全国の日大OBは、誇りでもあった日大フェニックスの今後について、健全なかたちで「復活」することを固唾を飲んで見守っている。