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安倍政権による「隠蔽の構造」

2018-05-08 01:08:01 | 日記

松井大阪府知事は、幕引きに入った。

 

【森友学園問題】「違法な配慮なし」松井府知事 「森友」小学校認可の資料 ...

https://www.sankei.com/west/news/.../wst1805070040-n1.html -
 
8 hours ago - 学校法人「森友学園」への国有地売却問題で大阪府教育庁は7日、
学園が同府豊中市で計画した小学校の設置認可申請に関連し、
府職員が財務省近畿財務局、学園側とやりとりした際の記録など
161ページを府情報公開条例に基づき公開 ...

 

はたして、森加計問題は

このまま幕引きとなるのだろうか。

 

安倍首相のマスコミ操作は勢いを増し、

隠蔽、改ざんの事実は忘れ去られ、

真相究明の国民の声は官邸には届かない。

 

今日は、青木理氏の本の記事を紹介したい。

 

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『情報隠蔽国家』は、安倍政権による「隠蔽の構造」を暴き、

警察権力と政権中枢が結びつく恐るべき社会に警鐘を鳴らす。

著書に『日本の公安警察』『国策捜査』などがある著者の青木理さんからのメッセージを!

*  *  *
〈すべての事象に共通するのは、政権の都合や行政の自己保身を優先するあまり、

客観的な事実すら隠蔽し、時にねじ曲げて恥じない為政者たちの姿である〉

(第1章「日米同盟の暗部と葬り去られた国家機密」から)

 本書が世に出て以降の現在進行形の事態、暴かれつつある事実の数々は、

まさに「情報隠蔽国家」というタイトルをダイレクトに体現しているようだ。



「安倍政権の特徴は、官邸中枢を占める人脈を

経済産業省人脈と警察人脈で固めているところ。

特に警備・公安警察の人脈が政権のど真ん中に突き刺さっているのは、

政治への警察の位相がものすごく上がっていることを意味します」

 青木さんは1990年代、共同通信記者時代に公安警察の暗躍を追い続け、

『日本の公安警察』を上梓した。

以降、特定秘密保護法、改正通信傍受法、共謀罪法などが次々と成立し、

「安全・安心」のための監視カメラの増加など、治安当局の権限は増すばかりだ。

 

「共謀罪と公安警察と前川スキャンダル」の章でも、

官邸と結びついた公安警察の一部門が

政治家や官僚などの「身辺調査」に動き回る衝撃的な実態が描かれている。

〈従順に屈服する者は優遇して褒美を与える一方、

従わない者は容赦なく切り捨て、踏みつけ、果ては個人攻撃を加える。

現政権の薄暗い横暴と独善は一種の恐怖政治であり、

民主主義とは最も遠い地平にある〉

。。。


「 政治の劣化に言論で対峙するのはジャーナリズムの役割である。

〈私たちはまさに暗闇の中に立たされていないか〉という青木さんの警鐘は、

読後ますます深刻に響く。

試されているのは一人一人が事実を見極める力だ。(ライター・田沢竜次)」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー  以下参照記事 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

さすらいのジャーナリスト、安倍政権の「隠蔽の構造」暴く情報隠蔽国家

青木理 著

『情報隠蔽国家』は、安倍政権による「隠蔽の構造」を暴き、警察権力と政権中枢が結びつく恐るべき社会に警鐘を鳴らす時評コラム、ルポ、インタビューだ。著書に『日本の公安警察』『国策捜査』などがある著者の青木理さんに、同著に寄せる思いを聞いた。

*  *  *
〈すべての事象に共通するのは、政権の都合や行政の自己保身を優先するあまり、客観的な事実すら隠蔽し、時にねじ曲げて恥じない為政者たちの姿である〉(第1章「日米同盟の暗部と葬り去られた国家機密」から)

 本書が世に出て以降の現在進行形の事態、暴かれつつある事実の数々は、まさに「情報隠蔽国家」というタイトルをダイレクトに体現しているようだ。本書は「サンデー毎日」誌上で発表したルポや連載コラムをベースに、加筆・修正や書き下ろしを加えた「さすらいのジャーナリスト」(TBSラジオから)青木理さんの時評&インタビュー、状況への発言などを一冊にまとめたもので、出るべくして出た必読の書といえる。

「安倍政権の特徴は、官邸中枢を占める人脈を経済産業省人脈と警察人脈で固めているところ。特に警備・公安警察の人脈が政権のど真ん中に突き刺さっているのは、政治への警察の位相がものすごく上がっていることを意味します」

 青木さんは1990年代、共同通信記者時代に公安警察の暗躍を追い続け、『日本の公安警察』を上梓した。以降、特定秘密保護法、改正通信傍受法、共謀罪法などが次々と成立し、「安全・安心」のための監視カメラの増加など、治安当局の権限は増すばかりだ。「共謀罪と公安警察と前川スキャンダル」の章でも、官邸と結びついた公安警察の一部門が政治家や官僚などの「身辺調査」に動き回る衝撃的な実態が描かれている。

〈従順に屈服する者は優遇して褒美を与える一方、従わない者は容赦なく切り捨て、踏みつけ、果ては個人攻撃を加える。現政権の薄暗い横暴と独善は一種の恐怖政治であり、民主主義とは最も遠い地平にある〉との指摘は、本書に収められた現役自衛官や元・公安調査官の実名告発、北海道警の組織犯罪にも通底する。

「治安維持に法律が必要だというのであれば、どこかで歯止めをかけるシステムを確立しておかないとまずい。本来そうした議論をするのが政権の側であるはずです。何の歯止めもなく警察に武器を与えている今の政治はすごく劣化していると思いますよ」

 政治の劣化に言論で対峙するのはジャーナリズムの役割である。〈私たちはまさに暗闇の中に立たされていないか〉という青木さんの警鐘は、読後ますます深刻に響く。試されているのは一人一人が事実を見極める力だ。本書はそのための一助となり得るだろう。(ライター・田沢竜次)