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NPO法人こころthe士業通信

特定非営利活動法人こころthe士業の公式ブログ。
活動実績や今後の予定等をお知らせしてゆきます。

第124回定期勉強会 - 開催報告

2021年09月26日 19時38分48秒 | 活動記録
第124回定期勉強会
2021年6月13日(日)
なか区民活動センター・研修室

<午前の部(10:00〜12:00)>
テーマ
「働き方改革時代と大不平等・自己責任時代との関係」
講師
田中俊和氏(特定社会保険労務士・年金アドバイザー)

コロナ禍において、生活や経済に影響が生じている昨今、働き方改革においても、テレワークの強化など様々な施策を打ち出して、この難局を切り抜けようとしています。
年金を始めとする社会保障制度に精通されている講師に、これらの改革自体の限界性を認識した上で、我々はどういう問題意識をもって対処していくべきか、社労士に求められる対応力について講義を行って頂きました。



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<午後の部(13:00〜15:00)>
テーマ
「新時代の働き方「自分のやりたいことで価値提供していく」とは?」
講師
森田珠里氏(パーソナルコーチ)

事業経営においての従業員の「動機付け」を考察するにあたり、昇給、昇格をモチベーションとして働く時代から、自己実現の場を仕事に求める時代に変わりつつあります。その中で、従業員本人が「自分が本当にやりたいことで貢献し、お金をいただく方法を理解、実践している」人はまだ多くはありません。100人単位での企業の部署のマネジメント経験を持ち、コーチングにも携わられている講師に「自分が本当にやりたいことの見つけ方、それを仕事でどう実現していくか」をテーマに講義を行って頂くとともに、受講者同士のディスカッションなど織り交ぜた内容となりました、



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今後の定期勉強会の予定は、当NPOのウェブサイトにてお知らせしています。
「勉強会・セミナー」のページからお申し込みください。

なお、各会場の定員につきまして、新型コロナ感染症の対策のため、座席数を減らして開催する可能性があります。
会場により定員は異なりますが、基本的に先着順となることと、感染症の状況を踏まえて、開催予定の変更の可能性がある点もご了承頂いた上で、お申し込みください。
(開催中止となった際は、受講料は頂きません。)
http://55634.org/

第123回定期勉強会 - 開催報告

2021年04月17日 18時49分17秒 | 活動記録
第123回定期勉強会
2021年4月17日(土)
なか区民活動センター・研修室1

<午前の部(10:00〜12:30)>
テーマ
「建設業と社労士」〜初歩の初歩〜
講師
関口英樹氏(関口総合法務事務所代表、社会保険労務士・行政書士)

建設業と一口にあげても、新築工事はもちろん、リフォームなど内装工事や特殊な土木作業など様々な分野にスペシャリストが分かれております。また、社労士として顧問先を広げていくことを考える上で、裾野が広い建設業は「やりがい」が大きい分野であると言えます。
しかしながら、労働保険番号が3つある、独自の助成金、下請・孫請け等特殊な契約形態、労働法令が未整備など課題も多く、労務・社保関係の特殊性が大きい建設業と社労士がどう関わるべきか、講師のご経験を基に講義を行って頂きました。



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<午後の部(13:00〜15:00)>
テーマ
「最高裁判決を振り返ってパート有期法の勘所を検討しよう!」
講師
平手貴之氏(社会保険労務士事務所HT研究所代表、特定社会保険労務士・ワークショップデザイナー)

パート有期法(パートタイム・有期雇用労働法)が、2021年4月から中小企業にも適用とされました、
<参考リンク:政府広報>https://www.gov-online.go.jp/useful/article/202004/2.html
すでに大企業は2020年より適用が始まっていますが、均衡待遇・均等待遇ともに数値的な基準がなく、未だ手探り的な状態が続いています。今回の講義では、まずは講師にパート有期法のポイントを紹介して頂いた上で、労契法20条にまつわる最高裁判決を振り返る機会を設けました。そして、労働者・事業主双方からの相談対応への勘所について、モデルケースを用意して、グループワークにより問題点と対応方法を検討する場としました。



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今後の定期勉強会の予定は、当NPOのウェブサイトにてお知らせしています。
「勉強会・セミナー」のページからお申し込みください。

なお、各会場の定員につきまして、新型コロナ感染症の対策のため、座席数を減らして開催する可能性があります。
会場により定員は異なりますが、基本的に先着順となることと、感染症の状況を踏まえて、開催予定の変更の可能性がある点もご了承頂いた上で、お申し込みください。
(開催中止となった際は、受講料は頂きません。)
http://55634.org/

第122回定期勉強会 - 開催報告

2021年03月21日 22時29分14秒 | 活動記録
第122回定期勉強会
2021年3月21日(日)
横浜市社会福祉センター・9F小会議室

<午前の部(10:00〜12:00)>
テーマ
「役割等級に基づく賃金制度の考え方」
〜同一労働同一賃金に沿った賃金制度作りとは〜
講師
米田徹氏(特定社会保険労務士・中小企業診断士)

どの会社・事業経営にとっても、人事賃金制度や評価制度には悩みが尽きないものですが、「同一労働同一賃金」が叫ばれる中、日本の企業風土にあった仕事基準の賃金の決め方が求められています。今回は、最新の現状分析に基づいた、担当職務の「役割・貢献度」に応じた賃金の決定方式をご紹介頂き、職務分析・評価の活用、非正規社員の賃金制度の構築方法についても講義頂きました。



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<午後の部(13:00〜16:30)>
「事務指定講習(通信指導課程)」対策講座

毎年恒例の、社労士試験合格者を対象とした講座が、本年も開催されました。社労士としての開業・登録に必要な「事務指定講習」を、どのように取り組むのか、手探り状態の受講者への手助けとなるよう、毎回工夫を凝らして企画しています。
今回は、会場内の三密を避けるため、グループワークを行わない内容としました。会議スタイルで椅子の間隔を広くとって着席し、進行役が各事例の解説と参考書式の提示を行い、参加者からの質疑応答と、先輩社労士のアドバイスを織り交ぜる形式で進行しました。
また、登録や開業に至るプロセスや、都道府県会や支部の活動内容の紹介など、情報提供も盛り込んだ内容となりました。



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今後の定期勉強会の予定は、当NPOのウェブサイトにてお知らせしています。
「勉強会・セミナー」のページからお申し込みください。

なお、各会場の定員につきまして、従来よりも少なく抑えて(座席数を減らして)開催しております。
会場により定員は異なりますが、基本的に先着順となることと、感染症の状況を踏まえて、開催予定の変更の可能性がある点をご了承頂いた上で、お申し込みください。
(開催中止となった際は、受講料は頂きません。)
http://55634.org/

第121回定期勉強会 - 開催報告

2020年12月12日 20時51分26秒 | 活動記録
第121回定期勉強会
2020年12月12日(土)
横浜市なか区民活動センター・研修室1

<午前の部(10:00〜12:30)>
テーマ
「2020年 年金制度改正のポイント」(得をする人はだれだ)
講師
高橋茂氏(企業年金協議会・特別会員、特定社会保険労務士)

老後の生活設計に重要な老齢年金はもちろん、障害や遺族など年金制度の改正は毎年のように行われており、専門的な立場はもちろん、一般的な知識としても必要不可欠なものになりつつあります。今年の改正目的は「より多くの人がより長く多様な形で働く社会へと変化する中で、長期化する経済基盤の充実を図る事」とされており、長く企業年金の実務に携わられている講師に、「企業年金・個人年金の見直し」を中心にお話し頂きました。

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<午後の部(13:30〜16:00)>
テーマ
「2030SDGsゲーム」体験と社労士としてのSDGs
講師
大西浩氏(1級ファイナンシャルプランニング技能士(CFP認定者)、2030SDGsゲーム公認ファシリテーター、社会保険労務士)

2015年9月に国連の持続可能な開発サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)について、最近はESG投資等経済的影響やコロナの影響等今までのやり方に対する危機感からか、CMなどでもその言葉は多く耳にする様になってきたと思います。
今回の勉強会では講師自らが「2030SDGsゲーム」の体験を通して感じた気付きをもとに、社会保険労務士としてSDGsにどのように取り組んでいったら良いか、受講者と考える場を設けました。



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今後の定期勉強会の予定は、当NPOのウェブサイトにてお知らせしています。
「勉強会・セミナー」のページからお申し込みください。

なお、各会場の定員につきまして、従来よりも少なく抑えて(座席数を減らして)開催しております。
会場により定員は異なりますが、基本的に先着順となることと、感染症の状況を踏まえて、開催予定の変更の可能性がある点をご了承頂いた上で、お申し込みください。
(開催中止となった際は、受講料は頂きません。)
http://55634.org/

第120回定期勉強会 - 開催報告

2020年10月31日 21時45分35秒 | 活動記録
第120回定期勉強会
2020年10月31日(土)
横浜市社会福祉センター・8F大会議室

<午前の部(10:00〜12:30)>
テーマ
「元警察官社会保険労務士からみた従業員の不祥事故防止対策について」
〜悪魔のささやきに負けない!落とし穴に絶対に落ちない!ために
講師
及川太助氏(特定社会保険労務士、及川社会保険労務士事務所代表)

警察官として勤務された経歴をお持ちの講師に、数多くの事件捜査に従事された事はもちろん、組織の不祥事故防止に取り組まれたご経験について、ご講演頂きました。
公務員と民間という形態こそ異なりますが、一度不祥事が刑事事件として明るみになると、社会的に大きなマイナスイメージを持たれてしまいます。また、職場内の他の従業員に与える影響も大きいことなどを踏まえると、今日では不祥事防止の取り組みは必要不可欠であり、社労士が組織のリスク管理を考える上でも参考となる内容でした。



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<午後の部(13:30〜16:00)>
テーマ
「コロナ禍で働き方が変わる!
 快適な職場環境にしていくために、社労士としてアドバイスすることを一緒に考えよう」
講師
堀内れい子氏(特定社会保険労務士・キャリアコンサルタント・CDA、堀内れい子社会保険労務士事務所代表)

新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言が出されてから、半年以上経過しました。しかし、未だに収束の見通しが立たない中、「コロナ禍で社員をどのように働かせたらよいか?」など、社労士のもとに質問が寄せられている現状が続いています。また、テレワークの問題点や就業規則などとの関連など、時間が経つにつれてクローズアップされてきた事柄も多々あります。不安を抱える経営者や従業員が、どうすれば気持ちよく働ける環境を作れるのか、社労士としてどのようなアドバイスが有益であるか、グループワークを通して参加者で議論を行いました。



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今後の定期勉強会の予定は、当NPOのウェブサイトにてお知らせしています。
「勉強会・セミナー」のページからお申し込みください。

なお、各会場の定員につきまして、従来よりも少なく抑えて(座席数を減らして)開催しております。
会場により定員は異なりますが、基本的に先着順となることと、感染症の状況を踏まえて、開催予定の変更の可能性がある点をご了承頂いた上で、お申し込みください。
(開催中止となった際は、受講料は頂きません。)
http://55634.org/