NPO法人こころthe士業通信

特定非営利活動法人こころthe士業の公式ブログ。
活動実績や今後の予定等をお知らせしてゆきます。

第129回定期勉強会 - 開催報告

2022年06月26日 22時08分10秒 | 活動記録
第129回定期勉強会
2022年6月26日(日)
なか区民活動センター・研修室1

<午前の部(10:00〜12:00)>
テーマ
「働き方改革とSDGsの取り組み(士業として知っておきたいSDGsの知識)」
講師
大西浩氏(1級ファイナンシャルプランニング技能士CFP・特定社会保険労務士)

メディアなどでSDGsについての記事を見かけない日はないほど、我々に身近なテーマになりつつありますが、最近の企業・個人のSDGsへの対応動向等を講師にご紹介いただく企画となりました。一般社団法人イマココラボが提唱する「2030 SDGsゲーム」の公認ファシリテーターとしても活動されている講師に、我々社労士にとって身近なゴール(=目標)である「働き方改革」を中心に、SDGsに取り組む顧客企業に対しどの様な支援ができるか、具体例を示しながら専門的な講演を行っていただきました。



<午後の部(13:00〜15:00)>
テーマ
「事業継続計画(BCP)策定のための実務」
講師
惠島美王子氏(ガーディアン社会保険労務士事務所代表・特定社会保険労務士)

2011年の東日本大震災を契機として「BCP」の必要性が大きく認識されるようになりつつあります。大地震、集中豪雨等の不測の事態に見舞われた場合、事業の維持を図ることはもちろん、従業員やその家族を守りつつ、お客様からの信頼を維持するなど、やるべきことは多くあります。緊急事態で的確に判断し行動するためには、緊急時に行うべき行動等をあらかじめ整理し取り決めておく「事業継続計画(BCP)」の策定・運用が有効であります。危機管理とBCPの専門メディア『リスク対策com』にて連載を執筆されている講師に、専門家ならではの視点で、必要最低限のBCPについてワーク形式で学ぶ機会となりました。



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当日の15:30~16:30(通常は「午後の部2」の時間帯)は、当NPO法人の通常総会を開催いたしました。2021年度の事業報告・決算と、2022年度の事業計画・予算の審議を行い、原案通り可決されました。

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今後の定期勉強会の予定は、当NPOのウェブサイトにてお知らせしています。
「勉強会・セミナー」のページからお申し込みください。

なお、各会場の定員につきまして、新型コロナ感染症の対策のため、座席数を減らして開催する可能性があります。
会場により定員は異なりますが、基本的に先着順となることと、感染症の状況を踏まえて、開催予定の変更の可能性がある点もご了承頂いた上で、お申し込みください。
(開催中止となった際は、受講料は頂きません。)
http://55634.org/

第128回定期勉強会 - 開催報告

2022年06月05日 21時05分15秒 | 活動記録
第128回定期勉強会
2022年5月22日(日)
なか区民活動センター・研修室1

<午前の部(10:00〜12:00)>
テーマ
「社会保険適用拡大」従業員へどう説明すべきか?(座談会)
講師
石井義貴氏(社会保険労務士・AFP)

2022年10月より社会保険の適用が拡大されますが、短時間で勤務する従業員を多く抱える事業主にとっては、労働者個々の働き方の見直しと、社会保険料の負担増の双方への対応が必要です。今回の講座では、参加者がそれぞれの意見を出し合い、従業員への説明方法の工夫方法を考えると共に、事業主に対して、想定される質問への対応の検討など、ディスカッションを交えて検討する機会となりました。

<午後の部1(13:00〜15:00)>
テーマ
「外国人労働者問題と社会保険労務士の役割 ~カンボジア人労働者と相談会を実施して~」
「脱退一時金の請求(代行請求手続き)について」
講師
及川太助氏(特定社会保険労務士)

日本の人口が減少しつつあるなか、外国人労働者は、これからの日本経済にとって必要不可欠な存在であることは言うまでもありませんが、就労環境の改善や、社会保険の適切な運用(さらに帰国後の脱退一時金の請求手続きへの一連の流れ)など、様々な問題を抱えています。社労士として開業以来、これらの問題に取り組まれている講師に、実際に労働者本人からヒアリングを行うと共に、大使館や支援団体のスタッフとの協議の場から得られた情報など、とても貴重な内容の講義をお伺いいたしました。





<午後の部2(15:30〜16:30)>
テーマ
「正しい質問が欲しければ、正しい質問をしろ」とはお客さんには言えないのだよね
講師
白石清裕氏(社会保険労務士、NPO法人こころthe士業代表理事)

社会保険労務士にとって、開業であれば顧問先はもちろんスポットでの業務依頼や、勤務であれば所属先の手続き業務など、様々な案件に日々携わります。なかでも、事業主は多忙な中で業務にあたるため、スピーディーに仕事を処理することが評価される傾向にあります。ケーススタディー形式として、我々社労士が依頼ごとへの対応(回答)をどうすべきか、そのプロセスを参加者で考える内容となりました。



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今後の定期勉強会の予定は、当NPOのウェブサイトにてお知らせしています。
「勉強会・セミナー」のページからお申し込みください。

なお、各会場の定員につきまして、新型コロナ感染症の対策のため、座席数を減らして開催する可能性があります。
会場により定員は異なりますが、基本的に先着順となることと、感染症の状況を踏まえて、開催予定の変更の可能性がある点もご了承頂いた上で、お申し込みください。
(開催中止となった際は、受講料は頂きません。)
http://55634.org/