メキシコマシコの雄。頭の紅色が鮮やか。ピロピロチッツチッツと近頃よくなく。
2羽の雄と1羽の雌。
メキシコマシコは、このあたりでは定住組。家に餌場がある家には、必ずと言っていいくらい彼らがやってくるらしい。
スズメよりも気持ち小ぶりで、頭から首、ボディーにかけてのラインが美しく、雀とははっきりと違って見える。
ムナフヒメドリと言う和名のつく、アメリカツリースパロー。
頭に茶色の冠があって、胸元は無地でラインが入らず、胸の中央に濃いスポットがある。
目の後ろに茶色のラインが入るが、目の前にはつながっていない。くちばしの上下で色が違い、上が黒っぽく下が黄色い。
正面から見ると頭が小さく見える、つまり、西洋人っぽい頭の形をしている鳥なわけだ。頭が左右に広くない。
少しもジッとしてなくて、雪の上を歩き回る。地面の上よりも雪の上が好きなのかも。
普段は寒いカナダやツンドラに暮らし、この辺りには冬に下りてきて、暖かくなるといなくなる。
こんなに小さい体なのに、長い距離を渡ってくるわけだ。
自然の環境を受け入れて、寒くなれば南に下り、暖かくなればまた帰って行く。
毎日餌を求めて飛び回り、一生懸命生きている。
鳥たちのけなげさには、頭がさがる。
2月は、鳥に餌を与える月間みたいなことを新聞で目にした。今月は、野鳥に餌を与えようと言う月間と言う事なのか、知らなかった。一番餌に窮する時期なのだろうか?
バードセラピーなるものもあると言う。’
コロナで疲れた心を、鳥が癒してくれるのは間違いない。