ウォールストリートVSラディット投資家、ワ―ゲーム。
水曜日の朝から、長男がうるさい。ゲームストップの株価急騰の事でだ。
今、と言うか今日、アメリカはこの話題でネットの世界が沸き上がっている。らしいのである。
この月曜日から、買いが殺到し、20ドルそこそこだった株が300ドル台にまでなっていると言う話を、長男が熱く語っている横から、次男が、ワシントン州の友人もゲームストップどうなってんだよ、と話してるんだと言うではないか。スポーツ番組のコメンテーターも口にしてたよ、誰もが今この話題で持ち切りだよ。
ラディットと言うエイリアンの顔のイラストで知られる、コミュニティーを作るアップがあるが、その中に、個人などが集まる株売買のフォーラムがあって、そこで、ゲームストップの株価が下がる事を見越してのウォールストリートのマネーロンダリング的クリミナルな奴らを困らせてやろうと言う呼びかけをした人たちがいたらしく、「今すぐゲームストップの株を買え。」と言う事を呼び掛けたそうで、急激な買いが殺到して起こった事なんだよとは、長男の説明。
あまりもの急騰に、株の取り引きを中止するかもしれないと言ってる、と言ってる矢先、いくつかの銀行?かな、取引を止めたと言う事らしい。
夕飯を食べながら彼がラディットにあげられた、ゲームストップ株価急騰を示すグラフを見せてくれた、その数分後、
ラディットのフォーラムにはアクセスできなくなった。
卑怯だよね、個人は助けないのに、証券会社や銀行が危うくなると政府は助けるんだよね、エンロンの時の401Kが消滅してしまった時だって、リーマンショックの時だって、個人は泣き寝入りだ、アンフェアだよ、との言い分。
私は、株はやらないので、詳しいことはわからないが…。
ゲームストップは業績が低迷しているゲーム専門店で、一時はいたるところにあって、その昔は、小中学生だった子供たちを連れて、ゼルダだ何だとよく買いに行っていたものだが、今はどこも閉店して違う店が入っている状態。
ベッドアンドバスの株や、ノキアの株も同じような動きを見せていると言うような事も言っている。グローバル化されたソーシャルネットワークの世界の力なのか。悪事は長く続かないようになっているのか。
とにかく、今日のアメリカは、ゲームストップの株価急騰の話題で沸いているのである。