感動は命の肥し

曇りなき眼で、物事を見つめるなら必ずや真実を見極めることができる。覚醒の時を生きた記録として。

白頭鷲、近くの木に泊まる

2021-03-31 | 野鳥 バードウォッチング

明日から4月、

3月最後の今日は、朝から雲が切れず、どんよりとした空が広がる。

春になり、世の中も少しづつ活気ついてくるような気がしている。家庭の中も然りだ。

主人が1年間の自宅滞在を終えて、今日からNYの事務所に出社することになった。主人の出勤が始まり、次男のワシントン駐在などで、しばらく続いた1日24時間を6人で過ごす環境にも、少しづつ変化が訪れていると言う事だ。気分が新たになる。

生活のリズムもかわる。

食後の時間を午後から雨になると言う予報に、せっかくなので公園に行こうと出かけたのだが、

普段、泊まる事のない人通りの結構ある公園の水際の木に、白頭鷲が泊った。

木の脇をジョギングする人達、犬を散歩させる人達が、携帯を引っ張り出して写真を撮る。

遠目にも、明らかに何かが泊っているとはっきりとわかる大きさ、白頭鷲。

公園の真ん中あたりには、ジョージワシントンブリッジに繋がる車道が通っている。その道の反対側からこの鷲を確認して、慌てて、木の側まで車を避けて道路を横切り近づいたわけだ。

泊っていた場所は、地面からそう高くなく、手を伸ばして届きはしないけれども、しかし、かなり低い位置だ。人が通りながら自分の方を見つめるのにも、あまりカマッテいないように伺える。多分、朝の魚とりの時間なのだろう。側に群がるのはハゴロモカラスで、なぜか、彼らは白頭鷲の取り巻きなのだ。大体、側にいたり、後ろから飛んでついて行ったりしているのは、このハゴロモカラスなのだ。

ハゴロモカラスが、側でうるさくしていても、人様が斜め下方からワイワイと視線を送っていても、白頭鷲、優雅なものである。

男前な顔をじっくりと観察できる距離に泊ってくれた彼(彼女?)。いつか、近くで出くわしたいと常々願っていた私の思いを知って、神様が、出会わせてくれたのかなーと、勝手に思ってありがたがっているのだ。

天気がもっとよければ、申し分ないのだけれど、そんな欲な気持ちもわいてこない。

ありがたや、ありがたや。



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