感動は命の肥し

曇りなき眼で、物事を見つめるなら必ずや真実を見極めることができる。覚醒の時を生きた記録として。

背中で演じる高倉健さん

2020-04-03 | 人物、映画、本、漫画、ドラマ

高倉健と定岡正二、高倉健とブルース・リー

沢田研二と佐藤健

梶芽衣子と浅野温子

似てる。

私の父は若いころ、アランドロンと呼ばれていた。

私の母は、都はるみに瓜二つだった。小さかったころ、都はるみのポスターを見て、母と勘違いした記憶がある。

職場のパン屋で昔働いていた日本語の上手なフィリピン人の女性は、八代亜紀を彷彿とさせ、30年来の同僚で、ニューヨークから通ってくる中国系の男性は、青島刑事の俳優さん、名前は何だったけ?織田裕二!に似ている。事務所のお姉さんは、由紀さおり、中国人の父親とドイツ系の母親を持つハーフの友人はアン・ルイス。

知人の旦那で、西田敏行に似ている人がいる。

知り合いのおばちゃんは、山田五十鈴に瓜二つだ。

職場の上司は寺内貫太郎一家の寺内貫太郎に似ている。

知人の旦那は、勝新太郎を思わせる。

私の祖母は、彫が深く、マザーテレサに似ていると私は思っていた。

そして私は、笑った顔が坂本九だとよく言われた。

世の中には似ている人がいるもんだ。

 

ところで冒頭の健さんだ。

自宅待機で家に閉じこもる日々、時間がありあまって仕方ない。そこで、今日は高倉健さんをしばし懐かしみ、色々と映像を検索した。

着流しも粋で、革ジャンも似合う、腹巻まで素敵になる。軍服になると言葉を失う。作業服が高級紳士服に見えてくる。何を着せても絵になる。着負けしない。高い服もボロの服も、健さんが着ると絵になるのだから不思議だ。幸せの黄色いハンカチでは、背中で見せる演技が映える。小さなバックを抱え、みつえの待つ丘の上の家に歩いて向かう後ろ姿。すらっとした長い脚、後ろ姿まで男前なのだから。こんなに絵になる俳優さん、いないよねと思う。姿かたちが良いからという理由からだけではない。流されず、自分を失わず、自信に溺れず、ストイックな生き方が男前なのです。

それから、素敵な俳優さんをもう一人、藤田まこと。

必殺仕事人、はぐれ刑事と、役どころなのでしょう。素敵です。日本のドラマや時代劇は、盛り上がるシーンでかける音楽がまた良いですね。仕事人の仕置きの場面でルルル、ルールールールールー、ルルル、ルールールールールールーと流れ始めると、砂の器、ゴッドファーザーや禁じられた遊び、太陽がいっぱいのシーンがダブル。すごい秀作です。

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。