白生地に画像のように「青判」が押されていればB反です。
赤判が押されていればA反という事になります。
ところが一、二ヶ所の難がある場合はAB反と言われ、
下の画像のように糸印がしてあります。
難と言っても、この生地の場合は小さな点です。
白生地に画像のように「青判」が押されていればB反です。
赤判が押されていればA反という事になります。
ところが一、二ヶ所の難がある場合はAB反と言われ、
下の画像のように糸印がしてあります。
難と言っても、この生地の場合は小さな点です。
バッグの紐に使用される方は、たまにおられますが、
商品的価値はほとんどありません。
頼まれて一つ作ったのを見て、欲しいと希望される方がおられましたので作っています。
端縫いが丁寧にされていないと、ゆのしをかけた時に生地に歪みが出ます。
洗張りの最終工程は、端縫いを解いてアイロンで歪みなど直すのですが、
歪みが少なければ仕事が捗りますので、丁寧な端縫いが大事という事になります。
当然のことですが、上手な洗張り屋に仕事を頼めば、仕立屋さんも助かります。
今回は羽織で説明します。
羽織の解きが出来たら、端縫いをします。
印のところがずれないように気を付けながら、
ロックミシンで直線部分は縫っていきます。
次に、肩空きのところを始末します。
3ミリから5ミリぐらいの間隔で纏っていきます。
纏り終わりは下のようになります。
身頃とマチ、袖口の関係でぴったり合わないことが、
多いのでここも纏って処理します。
私は金加工に使うことが多いですが、
木工用のボンドを使えは、染色用の防染剤にもなります。
セロハンの先のカットの仕方で、線を太くすることも出来ます。
少し物が古いだけによく汚れていますが、
良い綴れの名古屋帯ですので、洗っています。
かなりきれいにはなりましたが、キハツでは限界があります。