きもの天国ブログ

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染め難のお話

2019-09-03 16:45:21 | 日記

 

私が業界に入ったのが、昭和40年ごろです。

糸目の下からはみ出した状態(→)を「潜る」と言うのですが、

手仕事だから当たり前で、「染め難」だと言う様なことはありませんでした。

 

これが染め難として扱われだしてから、

きものの高級化へ進んでいったような気がします。

彩色される人も、何反も一遍に染めることが難しくなりましたね。

難を分からなくする方法として金加工があるのですが、

この時代は販売をする方が先でした。



 

 


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