生活習慣病と食生活 糖質制限とHbA1c 抗糖化(アンチグリケーション)

大豆は低糖質で高蛋白質だから健康的ダイエットに。血糖値に優しいので糖尿病対策に。

糖尿病発症のメカニズム:釜池先生

2008-12-07 10:36:40 | 糖尿病
血管の中のブドウ糖濃度は一定範囲に保たれています。(70~99に改正)
■下がり過ぎるとブドウ糖を栄養源としている赤血球が死亡します。
すると人も死亡します。
よって下がらないように幾つもの機能があり、血糖値は下がり過ぎるということはないのです。
■一方、上がり過ぎると血管の内皮が障害を受け、脳血管障害や心筋梗塞の要因になります。よって、インシュリンが放出されて血糖値が上がり過ぎないようにコントロールします。
■しかし、図を見てください。上がり過ぎをコントロールする機能は膵臓がつくるホルモンのインシュリン一つだけなのです。

■ですから、朝ごはんを食べると血糖値が上昇しますのでインシュリンを出すように膵臓が働きます。また、10時にお菓子を食べると膵臓が働きます。昼に御飯を食べて膵臓が働きます。3時におやつを食べて膵臓が働きます。夕食で・・・寝る前のつまみ食いで・・・。と膵臓が毎日使われます。
■これを30年40年50年と繰り返すことにより膵臓が疲弊し、インシュリンが出なくなったり効かなくなった状態が糖尿病なのです。

■糖質を食べると血糖値が上昇するのです。
■蛋白質や脂肪を食べても血糖値は上昇しません。
糖質を制限すると膵臓の疲弊が軽減されます。糖尿病に進行するのを防ぎます。

糖質を抑えた食品やゼロの食品が発売され始めたのはこの理論に沿ったものなのです。