LIFE IS GOOD! うろうろ人生旅日記

20代はいろんな国を歩き30代はサラリーマン。40で早期退職に手を挙げた。現在訪問69か国+1。只今バンコクで生活中。

ようやくシンガポール到着

1998年02月16日 | その他アジア日記
2月16日 (月) INDONESIA-SINGAPORE
-バタン島-シンガポール (LEE BOARDING HOUSE)

5時間ほど待っても結局直らず、怒りを通り越して途方にくれ、島にコーラでも買いに行こうと上陸。コーラはなかったが水を買って船に戻った。すると代わりの船が到着していた。船に乗り込むと安堵感からすぐに眠ってしまった。

夜11時半頃出た船は夜中2時半に目を覚ますと停まっていてようやくバタンかと思うと違うといわれまた逆上。いつまで停船しているのかもわからず、船内はエアコンも切れて蒸し風呂状態なので桟橋で雑魚寝。騒がしさに目を覚まし4時過ぎまた乗り込み出発。

朝6時半、12時間以上も遅れてバタン到着。これだけ遅れてもインドネシア人は文句ひとつなし。それはそうだ。時間のとらえ方が違う。14日の朝からここまで丸2日かかった。距離にすると全然ないのだが、ここはインドネシア。

シンガポールへのチケット(S$18)を買いコーヒーをすすりイミグレを抜け7時半スピードボート出発。だんだん近づいてくる高層ビル群に嬉しさを隠せず8時10分あっという間に到着。ようやく予定していたすべての国を訪れることができた。

シンガポールは美しい町である。整備されすぎているような気もするが久々の都会は気持ちいい。船の着いたワールドトレードセンター横のマクドナルドで朝食(エッグソーセージマフィンセットS$5)。バスに乗ってSelegie STで降りBencoolen STで宿を探していると宿屋の親父に道端でつかまりそのままチェックイン。愛知一宮の学生君とシェア(一部屋S$35)。2日ぶりの、それもエアコン付の部屋はかなり嬉しい。すぐシャワーを浴びどろどろな体を洗った。

学生君がカンタスへ航空券の払い戻しをするついでにメインストリートであるオーチャード通りをうろつく。高島屋デパートの中のレストランで日本食の誘惑に負け9ドルもするカツカレーを食ってしまった。最初は久々でうまい!と思ったがだんだん大学の学食のカレーの味にそっくりなことに気づいてしまいがっくりしてしまった。ここはお買い物好きな人には確かにいいところだがそうでないものにとっては何もすることがない街である。

3時頃強い雨が降った。シンガポールの女性はほとんどが中国系であるが、とてもあか抜けている。インド人もインドのインド人よりはまし。物価はかなり高く他の東南アジアの国々を寄せ付けない。特にタバコが高く国産品は無し。輸入品が一箱5ドル以上もする。

オーチャードの店をのぞきながら6時頃宿に戻ってくる。夕食はZhujiaoCenter(大衆食堂)で辛くてまずいシーフードナシゴレン(S$3)学生君のシーフードミーゴレンも同じ味でまずかった。さて日本人観光客であるが、数はそれほど見かけなかったもののいまだにシンガポールはブランド物が安いなどと勘違いしているようなやからがいる。とにかく苦労してついたシンガポールは何もかもが高く貧乏人には冷たい街でその点では香港とまったく一緒。しかし香港よりは清潔感があり整備されている。ここはほっとシャワーが嬉しい。寝る前もまた浴びた。今夜は3枚はがきを書いた。

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