LIFE IS GOOD! うろうろ人生旅日記

20代はいろんな国を歩き30代はサラリーマン。40で早期退職に手を挙げた。現在訪問69か国+1。只今バンコクで生活中。

ようやくシリア入国

2009年11月23日 | 中東日記
11/22 Amman-Damascus
7時起床。7時半タクシーでBorders&Residency Departmentへ行き入国スタンプの写し換えをしてもらう。古いパスポートに押されている12日の最初の入国日ではなくイスラエルから戻った18日で記載された。とりあえずこれでしなくてはいけない前準備が完結。たった1つのイスラエルのはんこで随分面倒くさいはめになった。。

宿に戻り荷物をまとめ、やたらお世話してくれたルアイ、日本人パッカーに別れを告げまずムジャンマ・シャマーリーへ。シリア国境近くの町ラムサまでは声をかけてくれた3人の女性のセルビスに同乗しでむかう。ラムサからはシリアビザを持ってない客を長い時間待つのは嫌だという親父の言い値に折れる形でセルビスの貸切。

ヨルダン側国境の免税店でドライバー連中は両手いっぱいにたばこを仕入れ、トランクの底や窓の枠をドライバーで外して隠している姿が滑稽であった。

ヨルダン側の出国は古いパスポートも提出させられたうえで問題なく出国。シリア入国はかなり緊張。入国拒否されると新しく航空券を買ってヨルダンを出る羽目になる。。普通新しいパスポート持ってきたら誰だってイスラエル行ってきた奴だって思うはず。新しいパスポートを出すと「古いのは?」と言われ「アンマンで無くした」と平静を装いながら答える。心配なのはずっと出国まで付き添っているドライバーである。奴はヨルダン側で古いパスポートを見ている。英語は殆ど通じない。。余計なこと言わなきゃいいけどと祈るような気持ち。俺悪いこと何にもしてないのになんでこんなにドキドキしなくちゃいかんの・・。

さて12時、24USドル分のVISA代を払って無事シリア・ダラーに入国。運ちゃんはつたない英語で「イスラエルのはんこがあったんだろ、知ってたよ」と笑ってた。そんなお前が心配の種だったんだよ!!でもほんとよかった。

ダラーからはバスでダマスカスへ。チケット売り場ではダラーの病院で医者をしているという英語ぺらぺらの男がいろいろ世話してくれた。皆世話好きで優しい。彼の隣の席で一通りお喋りしたあとは、あまり寝てないのと精神的にほっとしたのか爆睡。午後2時半前ダマスカス郊外にあるガラージュ・ソーマリーエ到着。ここからはタクシーで旧市街へ走り3時過ぎには宿にチェックイン。

ここは「古代都市ダマスカス」として町自体が世界遺産である。旧市街は715年に建てられた歴史あるウマイヤド・モスク、巨大なスーク、スパイスの香り、石が持つ重厚な町の雰囲気が歩くだけで楽しい気分にしてくれる。買うものは何も無いけど。。今日のごはんはパン3個。町は変わっても食うものは変わらない。。





シリアの女性は美人が多い。キャサリン・ゼタ・ジョーンズばりである。ヨルダンよりも垢抜けている感じ。同じ宿の客にもびっくりするぐらいの美人がいた。

夕方ちょっと寝た後、夜スークを散歩。10時だというのにまだかなりの人が出ていた。至るところがライトアップされていて本当に美しい町である。たどり着けてよかった。。



夜の部屋は激寒。吐く息が白い。。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿