LIFE IS GOOD! うろうろ人生旅日記

20代はいろんな国を歩き30代はサラリーマン。40で早期退職に手を挙げた。現在訪問69か国+1。只今バンコクで生活中。

初カンボジアはデコボコ道に疲労する。

2000年04月02日 | その他アジア日記
THAILAND-CAMBODIA
4月2日 (日)バンコク-シエムリアップ (NEAK ANGKOR VILLA)

5時半起床。何度か夜目がさめたものの結構よく眠れた。エアコンもそれなりに効いてくれた。シャワーを浴びて6時過ぎチェックアウト。朝食付だが早すぎるということでありつけずバスのピックアップを待つ。

6時半、バスに乗り込み他の客を拾うため他の宿を回る。客は9人。全員国境へ向かうようだ。座席はそれなりにスペースもありエアコンもばっちりで快適に走った。

11時30分、国境の町アランヤプラテート到着。カンボジアからの山のように高く詰まれた荷物を運ぶ何十人もの男たちでごった返していた。車から下りるや否や汗が一気に流れ出す。35度はあるだろう。そこには発展途上国特有の空気が流れていた。

訳のわからないバッジをつけたどうにもう胡散臭いガイド役を演じる奴らが現れこれからVISAをとる俺らのパスポート等を集めだす。基本的にこういうやつらをまったく信用しない私は自分で取ると突っぱねたが他の外人度もが皆渡してしまい孤立してしまったので結局任せることにした。問題なくVISA(1000B)は取れタイを出国し、カンボジア入国手続きに入る。

やたら高慢に見える係員に難なくスタンプをもらいバシニティチェックでいわれなき50Bをとられ次のピックアップトラックの待つ場所へ歩いていく。車が何台かあったのですぐ出られるのかと思いきや、この暑い中3時頃まで待たされいらいらする。

荷物を荷台に敷き詰めその上に腰を降ろし足を外に投げ出す格好で皆座った。2台に座りたくない何人かは200Bを余計に払い車内に座った。

車は砂埃を派手に巻き上げ走り出す。この一時が永遠に忘れられない素晴らしい想い出を作ってくれている。そう思える楽しいトラックの荷台であった。山はほとんどなくのどかな田舎の風景が延々と続く。道はでこぼこだが舗装されていてかなりのスピードも出て、この分だと6時間もかからないんじゃないの、とてもいいアトラクションだな、などとのんきな事を言っていた。このままずっと楽しい気分でシエムリアップまでいけると信じていた。この時までは。

4時半過ぎ、トラックを乗り換える。荷物をマット代わりに敷き詰めるのだがレイアウトが悪くうまく座れなくなってしまった。荷台の壁が高いので皆内向きに座った。道は走り出してすぐに地雷が爆発しまくったんじゃないか?と思われるようなでこぼこ道に。たまに穴があいているようならまだしも絶えず、ずーっと終わりなきでこぼこ道で苦しいものになった。けつは何度もビテイコツ割をくらい腕はジャンピングトラックを握り締めるのに疲れ悲鳴をあげる。狭い荷台に9人も座らされているものだから体の向きを変えることもできず地獄を見る羽目になった。赤土によどんだ水溜りから水は飛んでくるは、日が沈むと暗闇から虫は飛んでくるはで泣けてくる。

午後9時半息もタエダエでシエムリアップ到着。そのままFRESH AIR GUESTHOUSEとか言う所に連れて行かれたがエアコン付の部屋がなかったので移動することにする。あーだ、こーだ言ってくる馬鹿なバイタクの奴らに殺意を抱くも、ここがどこか分からず暗闇の中やみくもに動くわけにも行かないし、とにかく体が疲れきっていたので、どーでもえーから早くエアコン付の部屋で横になりたかったので奴らの言い値で(US$1)ガイドブックにかかれていたチェンラーゲストハウスというところに向かった。

そこのばあさんに値段交渉。ガイドブックに書かれてある6ドルのエアコン付シングルがいいというと15ドルだという。死にそうに疲れているにもかかわらずいきなり戦闘モード突入。「本に書かれているのは嘘か!」日本人客で食っている宿なので悪いうわさが立つことをやばいと考えるババーはアーデモナイ、コーデモナイと言い訳三昧。こっちはこっちで疲れて苛立っているので「分かった、分かった、じゃーとにかくこの本に書かれているのは嘘だってことだな!」といきり立つ。実は部屋は満室であった。それをはよ言えよ!金の話はえーから。

隣のゲストハウスにババーにつれられ移動。1泊13ドルのエアコン部屋を取る。このときすでにいくらでも値段はよかったのだが念のため、「この本に書かれてるのは嘘なんやな、結局」と3回ぐらい言っておいた。やれやれ。半田はエアコン無しがいいといったが聞き入れられない。部屋は広くて快適。エアコンの効きもまあまあ。

すぐに水シャワー。泥と汗にまみれた体を洗い生き返る。髪は針金みたいになっていてなかなか泡立たなかった。ここの宿は飯が食えないので隣のチェンラーで肉野菜炒めながら日記をちょっとつけた。この部屋のテレビはNHK衛星が入る。なんと我広島カープは巨人に開幕2連勝していた。今日は負けていたようだったが。赤い水の出る短パンを洗濯してお休み。


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