コブリのひげをひっぱりながら…

ある日 上肢局所性ジストニア と診断され
 とうとう愚痴り相手の猫もいなくなった
  元小動物臨床獣医師の独り言

腰痛をおして出掛けた先は・・・?

2024年05月27日 | 日記

万一にも 動けなくなるような事態にならぬよう

腰痛対策のコルセットを付けたままなので

気温が さほど上がらず 且つ 

ワタシのジストニアは 歩きながら傘をちゃんとさすのが辛いので 

雨も降らない日

っという条件で 出掛けたのが

上野恩賜公園の 全国大陶器市 じゃなくて

 

大哺乳類展3 という 国立科学博物館の特別展~♫

3回目の御題は 「分類と系統・・・」

ヒトのみが対象である医師と違い

獣医師は 最初から 「比較解剖学」 と 

冠に 「比較」 という文言が乗っている解剖学を学ぶ

つまり 身近で言えば 犬と猫では 見た目に何処が違うのか

牛や馬では どうか っと 解剖学のみならず 他の科目でも 常に

国が我々に求める動物種

牛・馬・めん羊・山羊・豚 「めん羊とは所謂ひつじ」 +鶏 「にわとり」  

の  種類間の違いを学び 記憶しないと 

国家試験に通らない つまり 獣医師免許をもらえない・・・

 

{他に関連する動物種として (あひる・うずら+水牛・鹿・いのしし

+きじ・だちょう・ほろほろ鳥・七面鳥) があるが 

これらに関しては 当時は学ばなかった}

 

同時に 在学6年間の後半の3年間で

他でもない「獣医解剖学研究室」に入室したからには

規定の講義以外に 身近でも 豚と猪では・・・?

身近でなくとも キリンや象は・・・? 

なんてな種別での違いに関心をもって

なんにでも 首を突っ込むような姿勢でいないと

不思議な事に 論文にまとまりがなくなり 書き直したりして

「学位」 がもらえず 卒業単位不足となり

国試の 「受験資格」 さえ 得られない・・・

(あくまで ワタシが在籍した当時の獣医解剖学研究室に限ってのハナシ)

さて 生物の分類は ピラミッド部分と その下の右向き矢印の説明が

コチラなんかが分かりやすい かと思うが (矢印以下の部分は不要) 

基本的には

「門綱目科属種(もん・こう・もく・か・ぞく・しゅ)」 という分け方をしている

従来は 比較分類は外見上の相違 

つまり 形態学的な違いで分けていた っが

近年の分子生物学的手法 

つまり DNA解析などを用いた方法での分類法が進んだ事もあり

ハナシが随分と変わってきている

例えば 一見 ネズミやモグラに分類されそうな ツパイ だが

 

最小の サル目(霊長類) と分類された根拠は 

前足の親指が

 

こんな風に 「モノにつかまる事が出来る」 形をしていたからで

 

ネズミのように 「つかまる事ができない」 前足と違うから

っと されてきた (何処かで読んだ) っが

近年では ツパイ目 として 分類上は 

脊椎動物門・哺乳綱・ツパイ目・ツパイ科 なる 独立した1目となっている

因みに ヒトは 上でも紹介したが 哺乳綱 以降は

霊長目(サル目)・ヒト科・ヒト属・ヒト種」 と分類されている 

ここまでで 画像は ワタシの手+ツパイ だけ

そして 文章が長く 内容は フツーの方には混乱を招く専門用語ばかり・・・

頭痛がしてきた方には 明日から と言わず

今日からしばらくは ネタは 頭痛の日々になりますので

ご容赦~♫ って ここまで読ませておいてかいっ!

さて 週明け 月曜日

午前中から降雨 気温は夏日以下

なんか ここんトコ 週明けは いつも雨・・・?

どうぞ みなさまにはたのしいことがたくさんありますように!

そして 毎日笑顔がありますように!

雨と 強い みなみ風 緩まずに

見つけましょう

イイことみっつ!

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