“平和”のために始める66歳からのブログ

年寄りだからと言ってこのまま黙って見過ごしていて良いのか?66歳の男が過去を振り返り今を考えるブログに挑戦!

銀行の横暴

2009年04月03日 11時33分17秒 | これで良いのか!
私のプロフィールにも書いたのだが、私は地元の商業高校を卒業し1961年にNHK豊橋放送局に入った。そこでは庶務・経理の担当で、その後1992年に東京のNHK広報室に転勤するまで約30年間事務職として過ごした。
その間富山放送局で管理職になるまでの28年間(同期と比べて大分遅い=この事はまた別の機会に書く)日常の仕事で結構銀行の窓口に出向いた。若い頃は、美人の多い銀行の窓口に行くのが楽しみだったし、当時の銀行の対応はそれはそれは丁寧で親切・優しさの見本であった。当然、正確無比で絶大な信頼があった。
定年退職後の今、私は先輩の誘いもあり週三日都内で事務の仕事を手伝っている。その中で、20年ぶりに最近はまた銀行の窓口を訪ねるようになった。そこで今経験していることは、銀行の対応の余りの様変わりようである。一言で言えば、酷い!酷すぎるのである。若い今の人々はこんなもんだと思っているかもしれないが、これが今の世の中の寂しさ、冷たさ、薄情さ、不親切さの象徴だと古い人間の私は痛感している。具体的な例を挙げればきりがないのだが、例えば銀行振込等をする場合、振込依頼書を書くのだが、その振込依頼人の名前を書く欄に「カタカナ」欄がある。そこへ一文字ずつカタカナを記入する場合、例えば「日本」のように当たり前に読めるような字でも小さな枠に全部手書きしなければならず、年寄りには大変苦痛な作業となる。その上、振込件数が何件もあると、その用紙毎に同じものを何回も書かされるのである。一字書き違えても訂正印が必要と言うし、「口で言うからそちらで書いて」というと、必ず本人が書かなければと仰る。極めつけは、たまたま銀行側が見落として、そのまま帰ってきてしまうと、後から事務所に電話が入って「訂正印を持って本人が再度出向いてください」と、のたまう。こんな例は枚挙にいとまがない。コンピュータへの入力システム上そうなっているから・・・と言うが、システムを直せば良いことである。お金の面で酷いのは言われて久しいがやたらと手数料を支払わせる。ATMでは、自分のお金を引き出すのにも手数料を取る。振込の場合は一件210円から840円もの金額を払わせる。先ほどの振込などを行った場合、相手の口座が見あたらないとか○○駅前支店を○○駅支店と書いたために戻ってきた場合、銀行名まで違うと最初の手数料、組戻し手数料と更に改めて訂正した振り込みのための手数料として、例えば3万円を振り込む場合、最大2,310円も取られるのである。
逆に今は私たちが普通預金にいくらお金を預けておいても付与される利息はホンの雀の涙ほどでしかない。先のバブルの時以来、銀行はどれだけ我々の税金で助けられてきたのか!合理化合理化でどれだけお客さんに迷惑や不便をかけているのか!本当に頭取から窓口担当者まで、もっと真剣にお客さまのことを考えて欲しい。取り分け年寄りの立場に立ってやって欲しいものである。



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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ブログ開設おめでとうございます。\(^o^)/ (みぃさん)
2009-04-04 09:33:36
遅くなりましたが、ジックリ読ませていただきました。最近はネットBKで振り込む事が多く、手数料も無料です。店舗を構えた銀行も、お客様第一でサービスを向上しないと・・・
これからも、時々訪問させていただきます。
でも66歳になったなんて、その事にビックリです!
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