過日BSNHK放送でオーロラ特集をやっていました。オーロラは9月から3月が一番のピークと言われています。オーロラは美しく神秘的な見た目からか“一生で一度は見てみたい景色”の筆頭として上げられている自然現象のひとつ。発生する場所が限られている上に天候にも大きく左右されるためか、オーロラ鑑賞はとても難易度が高いものとされています。現地ビジターセンターの概算では、冬のイエローナイフに3日間滞在すると9割以上の確率でオーロラに遭遇できるといいます。
「奇跡のダブルオーロラ」
口語短歌
「奇跡的 ダブルオーロラは 湖面に映り 神秘的まで 荘厳感が」
オーロラとは北極圏などの”極地”と言われる地域で見ることができる、地上からおよそ100kmから500km上空に発生する発光現象のことです。特に極地の中でもはっきりとオーロラを見ることができるのは北半球の60度から70度の範囲と言われています。このオーロラの出現頻度が高い範囲は別名「オーロラベルト」と呼ばれており、カナダのイエローナイフやアラスカなどが有名です。湖面に映るダブルオーロラは、湖が凍る前の8月、9月だけの限定のものです。
「発光現象は高度100キロ以上と、雲よりはるかに高い位置で起こる」
口語短歌
「晴天日 太陽からの 吹く風が 極北の空 輝かせるも」
イエローナイフは特にオーロラが頻繁に発生するエリアの中心に位置します。また、冬場は晴天が多くて空気が乾燥することも好条件。発光現象は高度100キロ以上と、雲よりはるかに高い位置で起こるため、曇るとオーロラが見られません。イエローナイフが平らな土地で、オーロラが山に隠れる心配がないことも観賞には有利です。イエローナイフでは四季折々のオーロラの色が楽しめます。
「赤いコロナは珍しく、10年に1~2度の遭遇率」
口語短歌
「降り注ぐ 天空からの オーロラに 茫然自失 眩しすぎるも」
オーロラの出現には基本の形があります。写真のカーテン状に加え、天空から線となって降り注ぐコロナ、そして渦巻き状、1本の筋、の計4タイプになります。特に赤いコロナは珍しく、10年に1~2度の遭遇率とか言われています。
「季節によって色も形も違う」
口語短歌
「オーロラの 色に違いが あることに 不思議な現象 壮観な眺め」
●Winter
●Spring
●Summer
●Autumn
オーロラの色に違いがあることは、科学的には明らかになっていません。しかし撮影すると確かに違うそうです。濃い紫色は春特有の色、経験的に黄色や橙色は、太陽風が強い時に現れる傾向だといいます。湖面に映るダブルオーロラは、湖が凍る前の8月、9月だけの限定モノ。秋は波形が少ない比較的シンプルな形が多い、冬は出現率がもっとも高く壮観な眺めです。
参照
https://crea.bunshun.jp/articles/-/14404
「2021年軽井沢レイクガーデンに咲いた薔薇たち」
「トラディスカント」2021年8月7日撮影
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