「世界の祭り⑱」インド「ディワーリー」 ~写真と短歌で綴る世界文化紀行
日本全国各地には、伝統的なお祭りが数多くありますが、世界にも様々なお祭りが催されています。なかにはびっくりするような、おもしろいお祭りも!メジャーなものからユニークなものまで、世界のお祭りを季節ごとにご紹介します。イベントやお祭りの日程に合わせて海外旅行の計画を立ててみるのも良いかもしれません。一度は体験してみたい世界の楽しいお祭りをぜひチェックしてみてください。
インド「ディワーリー」
「お祭りは 光輝き ハッピーディ 悪に対する 罪滅ぼしも」
ヒンドゥー教の新年を祝うお祭りです。インド暦の第7番目の月の初めに行われ、現代の暦ではだいたい10月末から11月の初めごろ、全5日間にわたって行われます。ディーワーリーは別名「光のフェスティバル」とも呼ばれ、空港やショッピングセンターなどインド中のいたるところがライトアップされます。新年の日には家族で集まり、ロウソクに火を灯し、ヒンドゥー教の女神ラクシュミーに祈りを捧げます。ディーワーリーの期間中はインド中がお祝いムードで、「ハッピーディーワーリー!」と声を掛け合います。街のあちこちで爆竹も投げ合っているので、巻き込まれないよう気をつけましょう。
ディワリは、「光の列」を意味する「Deepavali」に由来する。闇に対する光の勝利、無知に対する知識の勝利を象徴するために、伝統的な粘土で作られたオイルランプの列を家の外で灯します。日程はヒンズー教の太陰暦に基づいており、通常は10月下旬から11月上旬に行われます。ディワリはヒンズー教徒にとって主要な宗教的祝祭だが、シーク教徒、ジャイナ教徒、仏教徒も祝う。ディワリの起源に関する物語は地域によって異なります。これらの物語の根底にはすべて、悪に対する善の勝利というテーマがあります。南インドでは、ディワリはクリシュナ神が女性を幽閉し、臣民を苦しめたとされる悪魔ナラカを滅ぼした勝利を祝うのです。北インドでは、ラーマ神とその妻シータ、弟ラクシュマナが14年間の森での追放生活から凱旋したことを祝福します。
参照
https://dokodemodoors.com/column/festival
https://www.travelwith.jp/area/europe/topics/post-11720/