最近、本気で始めた断捨離。
本箱の整理をしていて思わぬ昔の恥が出てきた。
どんなこと? 以下の通りの冷や汗もんです。
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40年も前のこと、
従業員90人弱で 一泊どまりの社内旅行。
夜は旅館の大舞台で 各部門は
隠れたる才能を発揮せよと 前もってのお達しあり。
わが部門は皆オロオロするばかり。
当然の事、課長秘書の私に押し付けて周りはニヤニヤ。
さ~て困った・・・・・・・ が
日ごろ上品ぶっているおばさんの
化けの皮を剥がそうとしている輩を喜ばせてやるか・・・と
シナリオを書いて部長秘書(20代のM子)を巻き込んだ。
さて当日、いよいよわが部門の番になった。
息をのむ静けさがビンビン伝わってくる。
以下がその時の様子である。
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(私)皆さまこんばんは。
多忙を極めていますわが部門を代表して
私たち秘書がご挨拶致します。
実は 私たちが秘書として雇われる前に 部長も 課長も
次のような関白宣言をしたというホントのような
ウソの話を歌います。
(二人)(^^♪お前を秘書に雇う前に 言っておきたいことがある
かなり厳しい話もするが 俺の本音を聞いておけ!
俺より先に帰ってはいけない。
俺より後に来てもいけない。
お茶は上手く作れ いつも綺麗でいろ。
出来る範囲でかまわないから。(^^♪
(^^♪忘れてくれるな 仕事もできない男に
課長・部長・務まる はずなど無いってことを。
お前にはお前にしか できないこともあるから
それ以外は口出しせずに
黙って俺について来い。(^^♪
(私)あれから何カ月経ったでしょう。
かつて口裂け女と呼ばれた私は今、
〇〇課の庭に咲くクチナシの白い花に変わりました。
(M子)私はあっという間にトシをとり
○○部の海辺に咲くハイミスカスの花になりました。
(二人)みんなみんなボスがいいからです。
(私)ところで・・・
いま私たちは恋をしてるんです。
私の恋人は さとる君。
(M子)私の恋人は しげる君。
(私)さとる君も しげる君も ず~とずっと年下です。
私は言いました。
「さとる君~ 人間はなぜトシをとるんでしょう。
10年も20年も若くなりたいわ」
(М子)「しげる君~・・・あなたの嫁さんになりた~い!」
(私)ところが 課長も部長もおっしゃるんです。
(二人)(^^♪お前ら嫁に行ってはいけない。(^^♪
俺より先に辞めてもいけない。
かなり厳しい話もするが
俺の本音を聞いておけ。
(男性の声)「やっと仕事を覚えた頃なのに
止められていくボスの気持ち 分かってんか~」
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終わった後
皆さんから良かったと言ってもらいましたが
しばらくは 「さとる君は元気?」
と尋ねられるハメになりました。
架空の話だっちゅうのに。