CSI : サイバー2 #14 「狙われたランナー」

「狙われたランナー / Fit-and-Run」

(HPより)

サウスカロライナ州でジョギング中のアリソン・レズニックが遺体となって発

見される。彼女のスマートウォッチからは大量のマルウェアが見つかり、体内

からは麻酔薬のプロポフォールが検出される。間もなく第一容疑者として夫の

ディランが逮捕される。ルーターなどのログによると妻が行方不明となった時

間帯、彼は3時間もスマートフォンの電源を切っていた。夫への容疑がますま

す深まるが、事件は意外な展開を見せる。

(以下、私的感想です)

ディランは犯行時刻に元カノに会っていたと言う。だが浮気はしておらず、妻

の話をしていたと自供。その頃、今度は男性がジョギング中に車に撥ね飛ばさ

れて注射を打たれる。その男は「ごめんなさい・・」と呟く。FBIではアリソ

ンのスマートウォッチのGPS履歴から長時間の固定場所が判明。イライジャ達

SWAT軍団が突入すると手術台のような場所で男性が寝かされていた。ラッセル

は死体だと思って触るとガバっと起き上がってラッセルは腰を抜かす。その男

性ロンのよると夜のジョギング中にいきなり車に撥ね飛ばされ注射をされ意識

を失い、目が覚めたらここだったと言う。ロンを発見した場所は手術台や道具

が一式揃ってあり氷まである。慌てて逃げたようでそのまま残してあった。ラ

ッセルは犯人が健康な臓器を狙ってランナーを襲ったが、アリソンは何らかの

事情で臓器を使えなかったのでは推測する。ダニエルの調べでアリソンとロン

が同じマラソン大会に出場していたのが判明。犯人はこの出場者の端末にウィ

ルスを感染させてそこからターゲットを選んでいるのだ。そしてマラソン参加

者のデータから次の被害者を絞り込む。カレン・カーターという女性と断定。

端末の位置情報から追跡し車を停車させるがカレンは乗っておらず、彼女のス

マートウォッチだけが残っていた。犯人は追跡に感づいているのだ。その頃、

犯人のキースは妻が臓器提供が必要な重い病を患っているのに苦しんでいた。

何も知らない妻サラをよそにその父親リチャードと共に臓器を得る為に他人を

襲っているのだ。過去2人は夜に襲われたのに今回の被害者カレンは白昼堂々

と車に轢かれた。死期の近い身内の為に急いだのだ。臓器提供アプリに不正ア

クセスした件があったがこれは失敗。時間がないので臓器提供を待つのを止め

て健康な人を拉致して臓器を奪おうとしているのだ。アルゴリズムから犯人は

腎臓を探しているのがわかる。臓器移植ネットワークに登録している患者から

腎臓を希望し、その他血液型や住んでいる州等の条件から更に絞り込むとサラ

という女性が浮上。サラの夫はプログラマーで父親は外科医なのだ。何処で手

術をしているのか？。カレンのスニーカーはブルートゥース搭載なのでそこか

ら場所を特定する。手術中の部屋へ突入しキースもリチャードもまとめて逮捕

する。キースは「妻が助かる為だから仕方なかった」とほざく。リチャードも

反省の様子は微塵もなく、エイヴリーが「アリソンも人の娘。親がいるのよ」

と説得してもアホ親リチャードは「他人なんてどうでもいい。自分の娘が助か

ればいい」とほざく始末。事件解決後、ラッセルとエイヴリーは卓球の試合を

（録画で）TV観戦して大盛り上がり。

(今回は・・・)

自分の娘が助かれば他人は死んでも平気というとんでない医者リチャードを演

じたのはAlna Dale。「NCIS」の上官トム・モロー役でお馴染みですね。他

には「LOST」でも印象的な役柄でした。では、また