鐘ケ坂バス停…鐘ケ坂公園…明治のトンネル…鬼の架け橋…金山…大山宮公民館バス停
約7キロ 4時間 景色と春の妖精を訪ねたゆっくり登山をたのしみました
鐘ケ坂から見上げる 鬼の架け橋
丹波市と篠山市をつなぐ交通の難所だった鐘ヶ坂峠は、
明治、昭和、平成にそれぞれ新しいトンネルが建設された珍しい所です
登山口に向っていると 「昭和のトンネル」(鐘ヶ坂トンネル・455m)が
次は「明治のトンネル」(鐘ヶ坂隧道・268m)
レンガ積み工法のトンネルとしては日本最古「土木学会選奨土木遺産」
≪「平成のトンネル」(新鐘ヶ坂トンネル・1012m)は国道176バイパス工事の一環として着工、2005年に完成≫
道幅が狭くて崩れやすい登山道、倒木もあるけれど 小滝など見ながら進んでいくと春を告げる
黄色のかわいい花のミツマタの小さな群生です
鬼の架け橋
絶妙のバランスで大岩が重なっています
架け橋の下から山裾に鐘が坂峠の車道が見え、「あそこが 架け橋を見上げたところだな」
と見て、足下は切り立っていて足がすくみすぐ後ずさり
麓は寒かったけれど 陽ざしが暖かくて 山の景色、寒緋桜、馬酔木の花に囲まれて
まったりした昼食タイムをおえ、少し上ると標高540m、金山の山頂
明智光秀が城を構えたとされる金山城址は
360度見渡せる築城にうってつけの場所です。黒井城址が望めました
丹波市春日方面
下山後は 土筆、ノビル、フキノトウなどの山菜を見ながら たまに摘む人もいるゆっくり歩き
最後の楽しみはスプリングエフェメラル
気温が下がって寒いせいか 閉じた花が多かった
赤いミツマタは珍しい!
帰りのバスの連絡が悪い上に渋滞で待ち時間が長く、冷えを感じたところ
バス停近くで買った石焼き芋が ほっかほっか とろりと甘くておいしい!!
体も温まりました。
可憐な春の妖精たちに出会え、長い道中も 会話が弾んだ楽しい山行でした