バスの内装日記

本内容につきましてバス会社に問い合わせるのはご遠慮ください。特定車、社用車は取材の対象外とします。

京王バス 61808

2022-02-24 23:26:42 | 京王バス
 
京王バス 61808 2TG-RU1ASDA改 京王バスに1台しかないリフト付き貸切バスです。改良型リフトを設置しておりますが操作は難しく椅子を取り外しリフトをセッティングしてから昇降させるため出し入れすると30分はかかるので貸切での使用時のみ使用できます。ホームページにもリフト車の案内は書かれておらずこの車両を知っている人はごく僅かでしょう。一応LED方向幕がついており高速増発にも使用できますがドライバーさん曰く今回のような特段なことがない限りは貸切増発はリフトなしのLED付き貸し切り車 61707-61709、61711.61712を使用するとのことで今回は帰省ラッシュがひどく永福町の36,38,42人乗りの路線車を飯田、駒ヶ根、長野、諏訪岡谷などに回し身延、一部の甲府を増発の出にくい東名系統、名古屋に使用される世田谷の36,42人乗り車で代走した末車両が足りず松本線の新宿午前発松本午後発の2号車、はほぼすべて貸し切り車での運行でした。やむを得ない対応かもしれませんね、、
ちなみにこの61808は貸切専用塗装最後の車両でもあります。会社の方針で2019年から普通の京王塗装になってしまいました、、シートは健在です!








座席はベージュをベースにし風車、雑居ビル、マンションなどがカラフルにデザインされており端は赤いモケットです。京王の大型バスに塗装されている赤をイメージしたのでしょうか?クッションはスプリング仕様になっているほかテーブル「最前列は小さめ」、足置き「一部席にはなし」という設置がされています。最前列は眺望はいいですが足置きがないのが弱点です。またAB側については冷蔵庫、給湯器、収納スペースの3つの役割のあるボックスの前に小さなテーブルを付けたような感じです。CD側も眺望がよくお勧めです。またリフト付近の取り外せる座席は肘置きの形状が少し異なり補助席がないのが特徴的なほかリクライニングが少し浅くレバーが小さめ、コンセントがないなど少し設備に見劣りがありますがテーブルと足置きはついているみたいでまた当然ながらリフトのドア部分と後ろ横の窓開閉は不可です。カーテンは窓割に合わせて座席ごとに設置されていました。トイレは小さめですが清潔で快適です。