バスターミナルなブログ

全国のバスターミナルやバス旅の紹介(※ブログ内のデータは原則として撮影時のものです)

・2階建てバスになったJR四国バス「ドリーム阿南・徳島号」

2024年10月13日 | 気の向くままに、、


JR四国バスのスカニアが、関東でも見られるようになりました。

2024年10月4日の阿南・徳島発より、阿南駅・徳島駅~バスタ新宿・東京駅・東京ディズニーランド間を結ぶ「ドリーム阿南・徳島号」のうち、JR四国バスが担当する便の車両が、ハイデッカーから2階建てバス、スカニア、インターシティDD(アストロメガ)に変わりました。

同社のスカニアは、3列・4列の2クラス制を採用していますが、現在の時点では、価格差はない模様です。(予約サイトによっては、割引運賃設定の有無で差を付けていました)



乗務員さんは、これまで同様の2人体制。

JR四国バスのスカニアには、乗務員さん用の仮眠室を設置しているので、これを活用しているものと思われます。ちなみに、共同運行事業者のJRバス関東は、徳島バスに運行を委託しており、こちらも乗務員さん2人体制で運行しています。



今回、撮影して驚いたのが、高知支店のスカニアが「ドリーム阿南・徳島号」運用に入ることがあること。

てっきり徳島支店に転属した699-0952号車で来るものと想定していましたが、やってきたのは高知支店の699-0953号車でした。0953号車が0952号車の予備車になっているのか、それとも高知支店持ちの運用があるのかはわかりませんが、20周年記念ボディプリントを施工した0951号車の上京にも期待がかかります。

699-0953 高知230あ・953
 

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・JRバス関東 D670-24501号車の車内

2024年10月12日 | 気の向くままに、、


バスタ新宿にいたところ、JRバス関東2024年式のスカニア(グラン仕様)を見つけたので、ディズニーまで乗車してみました。

車内の様子を紹介します。



まずは、2階席の様子です。

これまでと同様に、1-2配列で独立3列シートが並んでいます。シートが新タイプになりました。



こちらが、その新シートです。

フットレスト、レッグレスト付きのリクライニングシートで、座席両側のひじ掛けは下に降ろす事が可能です。

背面をリクライニングさせると、同時に座面が前と上方向へ若干動きました。



リクライニングの押しボタン位置が斬新です。

リクライニングボタンは、座席の下側にあります。たいていのリクライニングボタンは、ひじ掛けや座面の横に付いていたり、レバー式を引くタイプだったりしますが、このシートは座席の下側です。このボタンを下から上方向に押せば、リクライニングが出来ます。

初めてだとわかりにくいので、夜行バスならば消灯前に一度試すのがオススメです。座席の列によって、ボタンの位置が座席の右側だったり、左側だったりと差はありますが、もし着席した状態でリクライニングボタンが見つからなかったら、腕を伸ばして座席下の端部にあるボタンを、上に引き上げながらシートを倒すとおぼえて下さい。



読書灯と、点灯スイッチは上部です。



続いて、背面です。

前座席の背面には、降車押しボタンと、充電用USBポート(タイプA)を設置しています。前に座席のない最前列は、前面壁面にあります。

手すりの下部はフック形状になっており、軽い物をかけることが出来ます。



背面下部には網ポケット。

その下はフットレストで、パタンと降ろして、靴を脱いで使用します。



最後に、1階席は4列シートです。

ドア側2列4席、運転手さん側3列6席の計10席仕様。こちらもUSBポートは背面でした。



今回、採用された新シートについて、何か情報がないかと、ネットで調べてみました。

その結果、たどり着いたのがKiel社の「AVANCE X」というシートです。その中でもLUXURYタイプによく似ています。推測ですが、このシートをベースに、グランドリームの仕様に合わせていったのかもしれません。

なかなか興味深い仕様の新車でした。

D670-24501号車 足立200か・223
 

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内宮前

2024年10月08日 | 東海


三重県伊勢市に位置する、内宮前です。三重交通が発着します。



日本を代表する神社「伊勢神宮」

江戸時代から「一生に一度はお伊勢参り」と言われるほど、数ある神社の中でも特別な存在です。伊勢神宮を大きく分類すると、外宮と内宮に分けられます。外宮には天照大御神のお食事を司る「豊受大御神」、内宮には日本人の総氏神ともいえる「天照大御神」を祀っています。しきたりについて触れると、外宮、内宮の順にお参りするのが習わし。その内宮の最寄り停留所が、三重交通の内宮前です。



バスターミナルには「乗合自動車 内宮前驛」と表記した建物があります。

ここにはかつて、三重交通の鉄道「神都線」内宮前駅がありました。「神都線」は、国鉄や近鉄が発着する伊勢市駅、宇治山田駅から内宮への参拝者を輸送する役割を担っていましたが、1961年に廃止。その後、バス路線化されて、現在の内宮前駅跡地はバスターミナルとして活用しています。



駅舎の中に入ってみましょう。

建屋の中には、待合所、それから乗車券類を発売する窓口があります。壁には「乗車券購入後のバス乗車にご協力下さい」との掲示がありました。観光地だけに降車時の混雑緩和を目的としたものと思われます。



売店、お土産物売り場。

手荷物の一時預かりも行っています。大きな荷物は、ここで預けてお参りするのが良さそうです。



内宮前時刻表(2024年4月現在)

内宮前を発着する路線は、伊勢鳥羽を周遊する「CANばす」、商業リゾート「VISON(ビィソン)」への特急バス、外宮内宮線特急バス「神都ライナー」、一般路線バスなどがあります。観光地だけに、鉄道駅やリゾート地、他の観光地など、ランドマークを結ぶ路線が多いのが特徴です。

内宮は朝5時から参拝出来ますが、意外にも三重交通でさえも、夜行バスの発着はありません。習わしのとおり、伊勢市駅前で降りて「外宮を参拝してから、内宮に来て下さいね」ということなのでしょうか???



のりばの前には、サイネージタイプの出発案内がありました。

バスロケ連動で、出発時刻だけではなく、バスの車種や現在位置も表示されます。



のりばは1番~3番の3バース。

国道23号線沿いに縦列で並びます。



1番のりば。

「CANばす」鳥羽水族館・ミキモト真珠島行き。



2番のりば。

外宮内宮線 特急バス「神都ライナー」 伊勢市駅前・外宮行き。



ここで案内図から、位置関係をみてみます。

現在地と書いてあるのが内宮前のバスターミナル。国道に並行して、古くからの町並み「おはらい町通り」があります。横を流れる五十鈴川を宇治橋で渡ると、そこが内宮の敷地です。

ちなみに、内宮前の交差点は、国道の終点でもあります。この先には進めません。



そのため、内宮前を出発したバスは、駐車場の入り口をぐるりと回って国道に戻り、それぞれの目的地へと向かいます。



五十鈴川にかかる、宇治橋。

内宮への入口です。



「おはらい町通り」

内宮を参拝する人々で賑わっています。「おかげ横丁」も含め、飲食店や土産物店、旅館が軒を連ねます。



伊勢を代表する銘菓「赤福」の本店があるのも、こちらです。

私は「赤福餅」と「ほうじ茶」で、旅の疲れを癒しました。夏は「赤福氷」、冬は「赤福ぜんざい」も人気があります。



鉄道の駅がない内宮は、バスが大活躍。

「一生に一度」とは言わず、何度でも訪れたい場所です。今日も多くの観光客であふれる内宮前でした。



<撮影2024年4月>
 

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・秋北バスの新車 いすゞガーラHD 1700号車

2024年09月30日 | 気の向くままに、、


検査標章6月。秋北バスの新車、いすゞガーラHD、1700号車です。



秋北バス「ジュピター号」に新車が登場。夏より運行を開始しています。



仕様は、独立3列シート、トイレ付とみられます。

図柄入り秋田ナンバーを選択しました。

秋田230あ1700
 

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・見かけなくなった JRバス関東 東京支店のエアロキング

2024年09月28日 | 気の向くままに、、
2024年式スカニアが稼働を開始したこともあってか、最近はJRバス関東、東京支店のエアロキングを見かけなくなりました。

JRバステック籍のエアロキング2台(08503・08504)は「御殿場プレミアムアウトレット線」で活躍しているものの、JRバス関東籍のエアロキングは、東京駅でカメラを構えても、「ばすここ」で検索しても、7月頃から(私は)見つけられなくなりました。その頃、稼働を確認していた東京支店のエアロキングは以下の2台です。



D654-09501 江東200か・199



D654-09503 足立200か2153

どちらも、4列シートのエコドリ仕様。「青春エコドリーム」の運用に入っていました。

現在も東京支店の予備車として待機しているのか、新城支店で予備車になっているのか、はたまた籍が抜けているのかどうかはわかりませんが、その後の動向が気になる2台です。
 

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