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ぱぱノ再起動。

「イタイ」という表現方法。

2006年01月25日 02時33分49秒 | 痛いっつうの!
「イタイ」という言いまわしについてのちょっとした考察。

ここで言う<イタイ>とは人体に物理的に加えられた衝撃もしくは
体調不良からくる<痛い>ではない。

所謂、他人を指して評する場合に使う<イタイ>である。

たとえば「あのコちょっとイタくない?」性格や言動、服装などを
さして使われている。
使用方法に関しては、この場であえて細かく説明するまでもない。
では、いったいいつ頃から、誰によって使われ始めたのだろうか?

私は、現在33歳である。軽く記憶を遡ってみると大学、高校あたり
ではすでに使われ、会話の中にすでに登場している。では中学、小学
生当時ではどうだったのだろうか?中学生当時になるとなんとなく使
用していた感は薄く、小学生では、ほぼ記憶にない。
と、すると中学校入学あたりが一つの境ではないかと思う。

では、この<イタイ>という表現方法は我々にどのように伝達された
のだろうか?そこで、この当時の生活を振り返ってみる。単純に並べ
て見れば以下のようになる。
起床→学校→帰宅→(遊ぶ・学習・食事・入浴など)→睡眠
となる。一日の中で特に長いのが学校であるが、当然ここもその候補
に挙がるが、それ以上の出どこである。学校以外ではどうか?と考え
れば、その次に健全な状態(色々な意味)で該当するのが自宅である。
その中ででもとりわけ、居間もしくは自室だが、問題は何をしている
か?となれば単純にTV(ラジオ)か勉強、長電話ぐらいである。

このぐらいの年代の情報源といえば、携帯もネットもまだまだ一般化
されていない時代、当然TVかラジオ。
この当時、学校から帰れば、まず「夕ニャン」という風潮。ご他聞に
漏れず私もその口である。そして深夜は「オールナイトニッポン」を
深夜3時まで聴くというのが日課であった。
では、単純な話「誰」が使っていたのか?である。
ここまでの流れで行けば、<夕ニャン>のMC関係ではないだろうか。
という推論が浮かぶ。
・片岡鶴太郎
・吉田照美
・とんねるず
・三宅裕司
・そのほかのMCさんたち

先の漫才ブームのお笑い芸人から、とんねるずといった新世代に加え
ラジオパーソナリティー、劇団主催、アイドル豊富な人材が採用され
当時の中高生を虜にしていたと言っても良いだろう。かく言う私もこ
の当時、父がCXに出入りがあったのをいい事にカレンダー、ポスター
を手に入れては貼っていた。
なんとなく話がそれた・・・。
これらのMCのなかで特に印象に残るのが、やはり初期の片岡鶴太郎氏
とんねるずだが、やはりこの二組もこの<イタイ>を多用していたの
ではないだろうか?
当時、これだけの影響力のある番組であれば、世に広められる可能性
は高い。

また、これとは別に発見された(?)この年代近辺の<菊池桃子>の
デビュー曲「青春のいじわる」である。歌詞中に
「素直になれない二人の若さが痛いね」
と謡われている。作詞は<秋元康>である。
秋元氏といえば、この次期業界を席巻し売れ線といえば彼というぐらい
多くの番組やアイドルに関わっている。
その中作品には<おニャン子クラブ><とんねるず>の番組、楽曲も
含まれる。

ここまでの線を辿って行くと最終的に秋元氏に辿り着く。
ということでこの表現法の元を開発したのは<秋元康>ではないだろう
か?という推論にたどり着くのである。

あくまでも自称<秋元康>研究家の私の推論ではあるが。
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